【福島原発震災(21)】放射能測定器を福島へ
放射能測定器を福島市飯野町に届けました。そのときのレポートです。
福島市飯野町に放射能測定器を届けました。
福島へ行く途中のサービスエリアで測定した結果を付けます。
自分で測定してみると、福島原発に近づくに従ってじわじわと上がって行くのが実感でき、確実にバックグラウンドが上がっていることに恐怖を感じました。
また、途中の阿武隈で空間線量とは別に、生垣や芝の植え込み、立木の葉を測定すると、一挙に3倍近くに跳ね上がりました。雨により土壌や植物は確実に汚染されています。
各地の測定結果(2011.3.25)
時刻 測定場所 測定値(μSV/h)
8:29 港北PA(東京) 0.257~0.239
9:58 東北道蓮田SA 0.173~0.149
10:45 佐野SA 0.329~0.305
11:22 上河内SA 0.281~0.221
11:49 矢板北PA 0.676~0.634(西方向)
0.724~0.624(東方向)
12:48 阿武隈 1.882~1.880
★生垣、芝、立木の葉など 5.130
13:35 安達太良SA 2.669~2.488
測定器を渡した飯野町は極めて高い線量が検出された飯館村のすぐ隣です。屋外は雨が降っていたので測定はしませんでした。屋内では1.8程度でした。
*********
3月26日21時現在の千葉県船橋市では
屋外 毎時0.35マイクロシーベルト
屋内 毎時0.15マイクロシーベルト
程度です。通常が0.03程度ですから屋内で5倍、屋外で10倍程度です。
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