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2011/04/12

【福島原発震災(43)】田畑はやはりチェルノブイリと同程度に汚染されている

 フクロウの会と市民団体「原発震災復興・福島会議」で共同で進めた土壌汚染結果がまとまった。それによると、飯舘村、川俣町などで放射性ヨウ素や放射性セシウムなどによる汚染が広がっている実態が改めて確認された。

 測定に協力したフランスの独立系測定機関ACROのDavid Boilley所長は以下のコメントをしている。

- (調査結果の中では)前田の汚染が最も高い。

- ヨウ素の汚染が高く避難したほうが良い.

- 長い期間で見ればセシウム137のもっとも厄介な問題だ.

- 土の1キログラムあたりのベクレル数で言えばほとんどの結果が日本政府が決めた5000ベクレルを超えている。米は作付できない。

- 土の平米当たりのベクレル数は(チェルノブイリ事故により)1991年にベラルーシで決められた値と比較できる。

そこでは185,000-555,000ベクレルで移住が許可され、555,000-1,480,000ベクレルで新住宅の権利が与えられた。今回調査の結果はほとんどがそれ以上の値である。

ACROの調査結果はこちらからダウンロードできます。

「rap110411ocjen.pdf」をダウンロード

ACROのウエブサイトはこちらです

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コメント

安価な化学線量計を使って住民参加の悉皆調査を行いたい。
従来信頼性の保障されているフリッケ線量計を簡易高感度比色計を用いることにより高感度化される。
高感度で安価であるが信頼性の不足している抱水クロラール化学線量計を信頼性のある測定器との相関を取りながら
相対値を測定すると費用を節約できる。
一時帰宅の許される人にすべて携行させる。
一時帰宅を希望する人は被曝の危険性を説明し納得した上でなるべく希望に沿わせて制限を少なくする。
日本で線量計を検定している機関を知らせてほしい。
日本で使われている線量計はどこで検定したか検定証明書を公表させる。
ちなみに大気汚染測定器は検定が成されていない。
高い湿度で測定できなかった原発2号機の線量葉化学線量系で測定できる。
蛍光ガラス線量計は信頼性が保障されている。これを用いた環境線量の測定実績をすべて公表させる。


海洋に放出された放射能の広域調査を継続して行う。

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