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2011/04/19

【福島原発震災(49)】福島県内の学校の放射線被ばく安全基準について対政府交渉…21日11時参議院

4月21日(木)に福島県内の学校の放射線被ばく安全基準について、原子力安全委員会と文部科学省との交渉が行われる予定です。福島みずほ事務所にご尽力いただきました。国に物申す絶好の機会です。どなたでもご参加できます。福島からも是非ご参加ください。

4月21日(木)
集合 11:00 参議院議員会館ロビー
事前打合せ 11:15~12:30 
政府交渉  12:30~13:30
参議院議員会館  B107号室(78名の部屋)
安全委員会と文部科学省、両者の出席を求めています。

****************

「計画的避難区域」の年間被ばく線量20ミリシーベルトと、
福島県内の学校の放射線被ばく安全基準についての質問書


子どもの年間被ばく限度は20ミリシーベルトなのか

原子力安全委員会 御中
文部科学省 御中

 政府は、「計画的避難区域」について、年間被ばく線量を20ミリシーベルトと設定し、それ以下の場合は避難の必要なしとする見解を示している。
  今回、福島県内の学校の放射線被ばく安全基準について、内閣府原子力安全委員会は4月13日、年間の累積被ばく放射線量について「子どもは10ミリシーベ ルト程度に抑えるのが望ましい」との見解を示し、10ミリシーベルトを目安とするよう文部科学省に伝えたと報道されている。この経緯について原子力安全委 員の代谷誠治委員は記者会見で、「校庭で土壌から巻き上げられた放射性物質を吸い込み、内部被ばくする場合のあることを考慮すべきだ、少なくとも大人の半 分をめざすべきだ」と述べた。
 ところがその後、文部科学省は4月14日の参議院文教科学委員会で、「基準は20ミリシーベルト」と答弁した。また、4月15日の閣議後の会見で高木文部科学大臣は、「目標は20ミリシーベルト」と語り、子どもの年間被ばく限度も一般人と同等に扱うとしている。

(1)文部科学省は、子どもにも一般成人と同じ20ミリシーベルトの年間被ばく限度を適用するという見解なのか。そうであれば、その理由と根拠を示すこと。

(2)子どもの放射線にたいする感受性は成人よりも高く、より厳しい基準が必要である。文部科学省としては、子どもについて、どの程度考慮すべきと考えているのか。

(3)安全委員会は、「計画的避難区域」の年間被ばく限度20ミリシーベルトという見解を示している。
① この見解は、安全委員会としていつ発表したのか、その文章を示すこと。
② この見解の根拠を示すこと。
③「計画的避難区域」について、子どもの被ばく限度に関する設定はあるのか。

(4)安全委員会の代谷誠治委員は、「子ども10ミリシーベルト」について、個人的見解とも述べている。これは個人的見解なのか、安全委員会としての見解なのか。
 安全委員会としての見解であれば、この見解をどのように文部科学省に伝えたのか。文章があれば示すこと。

(5)文部科学省が示した、子ども20ミリシーベルトの被ばく限度は撤回し、少なくとも現行の1ミリシーベルトを維持するべきではないか。

2011年4月15日
 福島老朽原発を考える会
  東京都新宿区神楽坂2-19 銀鈴会館405 共同事務所AIR
  TEL/FAX 03-5225-7213
 グリーン・アクション
  京都市左京区田中関田町22-75-103
  TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952
 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
  大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階
  TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581

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コメント


週刊ビジネスによれば、東電社員が「福島と郡山が避難区域になれば、補償額が莫大になる。だから、20ミリシーベルトまで引き上げた。」とインタビューに答えている。こんなこと、許されない!

子どもはよく転びます。そして、擦り傷からも被曝します。手をついて、土がついたままの手を口に持っていきます。涙も拭います。そういうあらゆる場面を想定してください。また、子どもによっては、日頃から病院通いでたくさんレントゲンを撮っている場合もあります。年間1ミリシーベルトというのは、そういう全ての人をカバーしての設定ではないのでしょうか。

チェルノブイリの基準の4倍でいいわけがない!チェルノブイリだって、周辺住民はほとんど亡くなった!生きている人も、チェルノブイリネックレスと言い、甲状腺癌患者がほとんどだ!また同じ過ちを繰り返すな!歴史に学べ!政府も東電も身の保身に汲々となるな!

先日、外で子どもたちがかくれんぼをしていました。外で遊んじゃダメと言ったら、「おばあちゃんがいい、と言った。」とのことでした。義理の母に聞くと「お上が大丈夫っていうんだから、大丈夫だ。」と言います。恥ずかしい小さなことですが、こんな問題も起こっているのです。
私はその後、学校の先生に、子どもたちがかくれんぼをしていた場所の放射能を測ってもらいました。すると、なんと15マイクロシーベルトもありました。先生も「落ち葉がたまる場所は、放射能もたまる。」とのことでした。
もうこんな生活いやです。早く避難させてください。涙が止まりません。

(;ω;)(ノ_-。)ヾ(;□;)э

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