【福島原発震災(44)】原発震災からこどもたちを守れ!4・13院内セミナー
4月13日15時から、衆議院議員会館で「原発震災から子どもたちを守れ!~専門家・市民による独立放射能汚染調査報告と要請~」が開かれました。
会場には民主党、社民党の議員をはじめ200人以上が集まりました。
フクロウの会の阪上さんが福島県内の小学校の放射能測定結果や、県への入学式を遅らせるための申し入れなどを説明しました。
福島で放射能測定や子どもたちを被ばく被害から守るための活動をしている「原発震災復興・福島会議」 との連携についても説明。
汚染のひどい学校からの被害を低減するため、学童疎開の提言については参加者から質問も集中し関心の高さが示されました。
飯舘村での放射能測定結果を説明する今中哲二氏(京大原子炉実験所助教)。
汚染の状況について詳しい報告がありました。
長年にわたり飯舘村と共同でエコロジカルな村づくりを進めてきた糸長浩司氏(飯舘村後方支援チーム代表、日本大学生物資源科学部教授)。
避難と復興の提言のお話がありました。
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はじめまして。
私は、教育委員会に「子供達を守る立場から学校再開を判断して下さい」とお願いして参りました。
一度新学期が始まったとはいえ、何故、このような結果なのに、将来ある子供達が危険に晒され続けているのか、理解に苦しみます。
復興の直接の力になるのは、福島県民です。その希望となる子供達を守るため、国が動かないなら県独自の英断が望まれます。
昨日、原子力安全委員会の意見撤回の記事を見て、落胆し、懸命に調べてこちらのサイトにたどり着きました。
どうかどうか、この結果をより多くの地位ある方に提示して頂けますよう、宜しくお願いします。
投稿: 郡山市民 | 2011/04/15 06:49
はじめまして。
郡山市の放射線量の高い中学に、子ども2人を通わせており、毎朝子ども達を学校に送り出すことに不安を感じています。
郡山市については、県の発表していた放射線量は信頼できません。
学校に今後の対策を聞いても「学校は国と教育委員会の枠の中でのことなので…」「県のリスクアドバイザーが大丈夫と言っているので大丈夫」と安心できるような回答はなし。
教育委員会に問い合わせても、国の指針が出てこないので、方針が決まらないとのこと。担当者が、「自分も避難したいくらい」と言い出す始末。
国や東電は信用できないとしても、事故被害を受けた当事者である福島県も郡山市も学校すらも、自ら動いて子どもたちを守るという意識が低いことに、愕然としています。
ひとりで問い合わせをしても、ただのモンスターペアレントみたいになってしまうので、同じような不安を持つ、福島市、郡山市の保護者で集まって学校や教育委員会に、子ども達の将来にわたる安全の確保をお願いする運動はできないだろうか?と思っています。
福島会議さまの活動に、協力する方法は何かありますか?
投稿: mamecat | 2011/04/15 13:46
mamecat さま
投稿ありがとうございます。
原発震災復興・福島会議の連絡先はこちらです。
080-1678-5562中手まで
各地での測定や一緒に県や各市への申し入れなどができると思います。
投稿: 青木 一政 | 2011/04/15 18:36
昨日、市内の特に放射線量の高い小学校で説明会があったようです。どのような説明があったのか分かりませんが、テレビで保護者が、“放射線と上手く付き合って行きたい”とコメントされていました。
毎時4~5μSVというのは、計画避難の飯舘村と同様の放射線レベルなのです。
上手くなんて付き合えないこと、どうして説明してくれないのでしょう…。
後ほど、ご連絡させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: mamecat | 2011/04/16 00:03