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2011/05/10

【福島原発震災(80)】福島原発震災連続集会 第一回報告

   中手聖一さん( 子供たちを放射能から守る福島ネットワーク代表 )の訴え

「福島の子どもたちの被ばく問題の『現場』は東京です」!

200人参加で「福島の子供たちを放射能から守る」ため活発な意見交換


4月30日、東京の全水道会館で福島原発震災連続集会(第1回)「福島の子どもたちを放射能から守れ!」が"フクロウの会"と"プルトニウムなんていらないよ!東京"の2団体の主催で行われました。会場は200人の参加者であふれかえりました。

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事故直後からの活動の経緯説明をする青木一政さん(福島老朽原発を考える会・放射能測定プロジェクト)。
3月に立ち上げた放射線測定プロジェクトから、現在「20mSv問題」とも言われる子供たちへの被ばくの強要反対する対政府交渉まで。福島県と首都圏、そして全国が一つになって取り組んでいる運動についてお話しいただきました。

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中手聖一さん(子供たちを放射能から守る福島ネットワーク代表)から福島市の状況について講演をいただきました。下の写真は放射線管理区域を示す法律で決められたステッカー。福島の子供たちは今、法律上このステッカーが張られていなければならない地域にいます。

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「直ちにではなく、将来の放射能被害は知られつつある、でも忘れないでほしい、子供たちの体はまさに今、被害を受けている、傷付けられているのです。
「子供たちに被ばくを強要している張本人は東京にいます。文科省、原子力安全委員会です。まさにこの問題の『現場』はここ東京なんです。」
中手さんは現地の切実な思いを力強く講演くださり、参加者一同、改めて身につまされると同時に、現在の運動の重要性をかみしめました。

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阪上武さん(福島老朽原発を考える会代表)から、現時点で運動の焦点となっている「20mSv問題」について解説と対政府交渉の経緯説明、そして5月2日の対政府交渉への参加呼びかけがありました。
対政府交渉には集会参加者も集い、交渉上でも原子力安全委員会と文科省の亀裂を明らかにするなど、一歩前進しました。
交渉の報告はこちら(報告1報告2)をご覧ください。

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