【120】喜多方市や大沼郡などでも定期監視が必要なレベル-ACROが分析
福島県内のより広い範囲、宮城県南部などの土壌分析結果がACROから報告されました。
データをみると汚染は一様ではなくバラツキがあります。よりきめ細かい分析を積み上げてゆく必要があります。
以下は、今回の結果についてのACROの解説です。
福島県と宮城県の土壌と牧草 (2011年5月5日ー2011年6月19日)
【解説】
全てのサンプルは福島原発事故の降下物によるセシウム134と137に汚染されている。その大部分は日本政府が決めた米の作付制限である5000Bq/kg以下である。
温室の サンプルは雨よけの場所から収集されたものであり汚染は少ない。
2か所での表面汚染はベラルーシでは定期的監視が必要な37,000Bq/m2を超えている。
牧草もセシウム134と137に汚染されているが放牧可能なレベルである。
ACROの報告書はこちらから
「rap110708ocj01_v3.pdf」をダウンロード
ACROのHP(日本語)はこちら
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