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2011/12/17

【182】尿・ハウスダスト放射能測定>岩手県一関・千葉県柏市など広い範囲で汚染

 福島老朽原発を考える会(フクロウの会)はフランスの放射能測定機関ACROと連携して、福島県内および岩手県一関市の子どもの尿検査、ハウスダスト(家庭の掃除機のほこり)の放射能分析を行いました。

 5月下旬、7月下旬の尿検査に引き続き、尿検査の対象者、地域を更に広げて行ったものです。また、家庭の屋内のほこりの放射能分析をはじめて行いました。

 12月16日、フランスと同じタイミングで日仏同時記者会見を行いましたので紹介します。

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福島県および岩手県の子どもの尿検査およびハウスダストの

放射能検査について - 記者会見要旨とプレスリリース資料

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[尿検査]

今回の尿検査は、伊達市、白河市、郡山市、二本松市、福島市、岩手県一関市など広い範囲にわたって行いました。対象は20名の子どもです。

 

 その結果、20名中12名の子どもたちの尿からセシウムが検出されました。検出されたのは福島市、伊達市、郡山市、岩手県一関市在住の子どもたちです。福島市内だけでなく、より広い範囲での子どもの内部被ばくが起こっていることが確認されました。

 

 また検出された放射能レベルは5月末、7月末の結果と比べて減少していません。サンプル数が少ないので断定はできませんが増加している傾向もうかがえます。(下図参照)

 

Urine2011_1216r

 

 福島原発事故から6~7カ月経過した時点でこのように広い範囲で5月頃と同レベル以上のセシウムが検出されるということは、食品などからの体内に取り込んでいることは明らかです。食品などから放射能を取り込まない注意が必要です。

 また、国や各県など行政機関に対しては十分な検出精度での内部被ばく調査を要求します。

 

[ハウスダスト(掃除機のほこり)検査]

 今回初めて家庭のほこりの放射能測定を行いました。対象は伊達市、郡山市、二本松市、福島市、岩手県一関市、岩手県奥州市などです。比較のために千葉県柏市、大阪府吹田市についても行いました。

 

 その結果、大阪府の1件を除いて全ての家庭の埃からセシウムが検出されました。

 最高値は福島市渡利地区の19,500Bq/Kgでした。渡利地区は線量が高く住民の方からも国や県に対して避難勧奨地域に指定するよう強い要望がだされているところです。今回のホコリの検査からも、あらためてその実態が確認されたと言えます。

 またホットスポットと言われている岩手県一関市や千葉県柏市でも6,000Bq/Kgの高い値を示しました。

 

 ホコリは絶対量は少ないですが、屋内のごく身近に常時存在するという意味で注意が必要です。屋内の放射線レベルが上昇する原因にもなるのでこまめな掃除が重要です。ただうっかりして吸い込んだりしないよう注意が必要です。年末の大掃除等でも注意が必要です。

 

プレスリリース資料をダウンロード
検査結果一覧表(別紙1)をダウンロード 

7月末の尿検査についてはこちらをご覧ください。
5月末の尿検査についてはこちらをご覧ください。

5月末、7月末の検査結果と解説をまとめたパンフレットの紹介はこちらから。

測定を行ったフランスのACROはこちらから。

 

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福島原発震災」カテゴリの記事

コメント

大人も子どもも守るための放射線講座(1)です。


放射線は英語でradiationと呼ばれます。
要するに放射状に飛び出す線のことで、世の中にいっぱいあります。
radiationからラジオという言葉が生まれました。


つまり、電波も放射線です。
そして、熱線(赤外線)も放射線です。
そして、いわゆる光(可視光線)も放射線です。
さらに、紫外線も放射線です。
・・・
さらに、ガンマ線も放射線です。
・・・
これ等は、皆、電磁波の仲間です。
<今回は「粒子線」は除きます>


では、電磁波はどうやって出てくるのでしょうか?
電波は金属の中の電子がブルブル震える(振動と言います)と出てきます。
熱線(赤外線)は固体の原子や分子が一緒になってブルブル震えると出てきます。
光は原子の一番外側の電子がブルブル震えると出てきます。
紫外線は原子の中くらいの所を回っている電子がブルブル震えると出てきます。
X線は原子の一番奥の所を回っている電子がブルブル震えると出てきます。
ガンマ線は原子核の中の陽子がブルブル震えると出てきます。
・・・


それでは、出てきたこれ等の電磁波が物体や体に当たるとどうなるでしょうか?
今度は、概ね上と逆の過程が起こります。


つまり、電波は金属(アンテナ)に入ると中の電子をブルブル震わせます。そして、
電気回路に繋がっていてラジオが鳴ります。
大抵の電波は水でできた体を素通りです。でも短波長になるとほんの少し
(最近ちょっと問題になった)。
熱線(赤外線)が体に入ると原子や分子をブルブル震わせます。
その結果、その刺激で熱いと感じます。
光は瞳の原子の一番外側の電子がブルブル震わせ、
その結果視神経を刺激しますので見えます。
紫外線は体の分子の構成原子の一中くらいの所を回っている
電子をブルブル震わせます。
X線はも状況は同じです。
ガンマ線も状況は同じですが、X線と同じように原子の電子も振るわせます。


さて、これらのうちでどの放射線が人に危険でしょうか?


私が見るところ、まず一番親しみのある熱線(赤外線)ですね。
なぜなら、日常的に危険な現象や事故が一番起っているからです。
最近、増えてきた、熱中症、熱射病等とも深い関係があります。
熱線(赤外線)を強く浴びると、赤外線は表面、遠赤外線は中まで
急激に震えるので、強すぎると体の構成分子の結合が切れてずたずたになり、
やけどになります。 <電子レンジの原理です>
遠赤外線だと体全体が、そうなって、まずは人体の基礎機能が失われます。
光も結構危ないですよ。瞳はレーザに弱いことは知っているでしょう。他にもいろいろ。
紫外線は主に体の表面の分子をずたずたにします。
ですから殺菌採用があると同時に、日焼けをさせ、皮膚がんを引き起こします。
X線、ガンマ線はもういいでしょう。


いずれも危険性は全てその作用の強さと量さ関係します。

熱線(赤外線)などは、皆さんの知っているように、熱も絡んで、
体の局部的なやけどから、非常に強い時は、殆ど即死か重度の後遺症が残ります。
<熱湯、事故、火災、爆発、・・・>
DNAの破壊等というような ”のんびりしたレベルではない” のですよ。
もちろん、X線やガンマ線も、ものすごく強い場合には、体の局部的なやけどに
似た症状から、非常に強い時は、殆ど即死か重度の後遺症が残ります。


つまり、どの放射線も、皆、弱ければ全く何もなし、ものすごく強ければ、即死まで。


講座第1回 終わり

「東京都・埼玉県・千葉県・茨城県の小学生の尿からもセシウム137 が 0.3~0.7 ベクレル / kg が検出 されています。福島市の子供たちもすでにセシウム137 が 1.30 ベクレル / kg 、セシウム134が 1.13 ベクレル / kg 検出されています」とのこと。投稿: 子供たちに被曝の心配のない安全な環境を返せ! | 2011/08/15 15:00

うわ、大変だ。
誰か、手持ちの検出器で、至急、ご自分の子どもの尿のカリウム40が何百ベクレル/kgか何十ベクレル/kgまたは何ベクレル/kgか測って教えてくれませんか?ちょっと心配なので。

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