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2012/03/09

【206】ハウスダスト・木灰も注意が必要―尿検査で記者会見(続き)

福島・岩手・宮城県のハウスダストおよび灰の測定結果について

前回に引き続き、3月7日に記者会見した内容を紹介します。今回は「福島・岩手・宮城県のハウスダストおよび灰の測定結果について」の内容です。

ハウスダスト(家庭内の掃除機のごみパックから取り出した埃)については昨年11月にも実施しましたが、今回の結果も前回同様、大変高い値を示しました。

子どもは床に寝そべったり、跳ねまわったり、いろいろなものを口に入れたりします。大人と比べてはるかに埃を体内に取り込みやすい生活パターンをしています。

こまめな掃除が大事です。

また、今回初めて測定した木炭ストーブなどの灰はハウスダスト以上に高濃度に汚染されていました。灰を肥料として畑に撒くことは畑の汚染、野菜の汚染につながるので止めるべきです。

 

「ハウスダスト検査結果プレスリリース」をダウンロード

「ハウスダスト測定結果」をダウンロード

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プレスリリース

福島・岩手・宮城県のハウスダストおよび灰の測定結果について

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福島老朽原発を考える会(フクロウの会)はフランスの放射能測定機関ACROと連携して、福島県内および岩手・宮城・千葉各県のハウスダストおよび灰の放射能測定を行った。
 

 

1. 検査の目的
(1) 2011年12月のハウスダスト検査に引き続き、対象地域を更に広げて実態を把握する。
(2) 木炭ストーブの灰、炭焼き窯の灰などの汚染実態を把握する。

 

2. 検査対象

 

Photo_5

 

 

3. 検査方法
2011年12月~2012年2月に採取。ハウスダストは掃除機のゴミパックから埃を取りだして分析。
測定はフクロウ・ラボの測定器(AT1320A,ATOMTEX社製;ACROのゲルマニウム半導体測定器とクロスチェック検証済み)で実施した。
 

4. 検査結果データ
- 資料2「ハウスダスト測定結果」参照 -


 

5. 検査結果のまとめ
(1) 今回測定した福島県、宮城県、岩手県のハウスダストからは全てセシウムを検出した。セシウムレベルは161Bq/Kg~6,520Bq/Kgである。(参考:昨年10月に採取した関西の家の埃からはセシウムは検出されなかった)。
 

(2) ハウスダストは地域によりばらつきがあるが全般的に放射能レベルが1,000Bq/Kg以上あり大変高い値である。
 

(3) 木炭ストーブなどの木灰については4,730~9,970Bq/Kgでありハウスダストより更に一層セシウムが濃縮されている。
 

(4) 福島市内を走行していた車のエアクリーナの埃からは715Bq/Kgのセシウムを検出した。この車は福島市内では外気取り入れをしない状態で走行していたものである。
 

6. 分析
(1) ハウスダストは屋内の身近に常時存在している。特に子供は床に寝そべったり、跳ねまわったり、いろいろなものを口に入れたりするので、埃を体内に取り込む可能性がある。こまめな掃除が必要である。
 

(2) 灰についてはハウスダスト以上にセシウムが濃縮されている。灰を肥料として畑にまくことは野菜などの再汚染につながるため止めるべきである。

 

以上

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