【220】最新データをもとに尿検査パンフレット続編を発行しました
その後の調査結果を全て反映
パンフレット「続・子どもたちの尿検査から見えてきたもの」発行しました
フクロウの会では初版のパンフレットを発行後も子どもたちの尿検査を継続しています。初版のパンフレットは2011年9月末までの検査結果を反映したものでした。このたび、2012年2月中旬までの検査結果、初版発行時には得られなかった新たな知見を盛り込んで続編を発行しました。
子どもたちの未来を守ろう!
広がる子どもたちの内部被ばく - その低減のために
続・子どもたちの尿検査から見えてきたもの
2012年4月13日
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)発行
A4版 全28ページ カンパ500円
※入手ご希望の方には1部500円+送料実費でお送りします。
パンフレット(続編)希望と書いて、部数、送付先(郵便番号、住所)、氏名をこちらまでメールして下さい。代金は振り込み用紙を同封しますので受け取り後振り込んで下さい。
*********** 「はじめに」より ************
このパンフレットは昨年11月に発行した「福島の子どもたちの尿検査からみえてきたもの」の続編です。初版のパンフレットは昨年5月末と9月末の2回の尿検査結果をもとにしています。今回発行の続編ではその後、2012年2月までの検査も含めた合計6回、延べ66回の尿検査結果を反映しています。
このパンフレットでは、初版のパンフレット発行時点では判らなかった以下のような新たな事実を盛り込んでいます。
① 子どもたちの内部被ばくの地域的な広がり
・・・福島県内だけでなく、宮城県、岩手県、千葉県など広い範囲で子どもたちの尿からセシウムが検出されている。
② 子どもたちの内部被ばくレベルは自然に低下するわけではない
・・・事故後1年以上経過していますが、子どもたちの尿から検出されるセシウムのレベルは昨年夏ごろと比べて同程度かそれ以上の場合もある。
③ 検出される子どもたちの内部被ばくレベルは放置して良いレベルではない
・・・チェルノブイリ事故による内部被ばくの危険性を指摘する研究結果と比較しても健康影響が出るレベルである。
④ 生活パターンの改善などで予防ができる
・・・食生活の改善などにより体内のセシウム量は確実に減る。
================ 目次 ===============
1. はじめに
2. 広がる子どもたちの内部被ばく
[子どもたちのごく身近に存在するセシウム]
3. 内部被ばくは何をもたらすか-子どもたちの被ばくレベルと危険性
[尿中のセシウム量と体内のセシウム蓄積量の関係]
4. 実態を知ることから始まる予防活動
5. 被ばく低減・健康被害防止につながる健康管理調査が必要
6. あとがき
資料1:(1)尿検査結果の一覧表(2011.5~2011.7実施分)
(2)尿検査結果の一覧表(2011.9.29~2012.2.15実施分)
資料2:ハウスダストの検査結果一覧表
資料3:県民健康管理調査に関する要請書
資料4:福島県県民健康管理調査の概要(福島県資料)
初版「福島の子どもたちの尿検査から見えてきたもの」の紹介ページはこちらから。
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