【240】ぽかぽかプロジェクトイベント報告-第3回目おりがみ&理科の実験教室
今回は3回目。とはいえ「ぽかぽか第二期」では初めてのイベントでした。第二期に入って、ますます力の入っている「ぽかぽか」の一日を報告します。
今回は3回目になりますが、3度目の雨(吹雪)。週末は崩れることが多いようです。。。参加の皆さんも外遊びを心置きなくという気持ちがあることを思うと、残念でなりません。
イベントは「理科の実験教室&おりがみ」という内容で、前回まで同様、お子さんも大人の方もみんなでお楽しみいただけるものというつもりで準備をしました。何しろ子どもたちの年齢構成も年中さんから中学生まで幅広く、みんなに楽しんでもらうのはとっても大変です。それでも、今回は福島大学からボランティアの学生に入ってもらい、そしてそして、参加した小学4年生の女の子には子どもたちのまとめ役として、それはそれはお世話になりました。ありがとう!!
最後に取り組んだ、大人向けおりがみ(フジモトキューブ)はお馴染みの「鉄板ネタ」になっています。お父さんもお母さんも黙々と取り組んでいました。イベントの後半は、子どもたちの話し声が大人のおりがみ音(カサカサカサ、、、)のBGM?にのり、なんだかとっても面白い雰囲気でした。今回は短時間でフジモトキューブを完成できた方が多かったように思います。ご自宅でまた遊んでみて下さい。
夕食後は第二期に入ってからの定番、「交流会」を行いました。
今週は、政府が大飯原発の再稼働を「政治判断」したタイミングでもあり、参加した方々のいろいろな想いをよそに、日本全体の意識は福島から少なくとも離れがちになっている、そんな時期に重なりました。
参加された方からは、複雑な気持ち、不安な気持ち、いろいろお聞かせ頂きました。特に強い思いは、1年前余前の事故直後の情報がまったく閉ざされた状態での過ごし方への「悔しさ」であったろうともいます。だからこそ、「これ以上は」という気持ちで、週末は山形へ保養に出かける方、夏休みには中長期のイベントに参加される方、そんな情報交換をできたことはとても良いきっかけになったのではないかと思います。 実際、皆さん夏休みのイベントについて、それぞれ、かなり調べて実行されているのだなと言うことがとても良くわかりました。
主催グループでは福島市からも聞き役に駆けつけ(まさに仕事明けで...)、千葉県の房総からはボランティアでキャンプをしているベテランの方にもオブザーバで入ってもらったこともあり、話は大きくひろがって、大変な中でも希望の持てる交流会になったのではないかと期待しています。
「ぽかぽか」のできることにも限界がありますが、これからも元気よく、できることに取り組んでいきたいなと思います。
「ぽかぽか」は全国の方々のご支援によって支えられています。これからもご支援をよろしくお願いします。
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