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2013/06/20

【声明】危険な原発「新規制基準」の拙速な決定に抗議します

[拡散希望]
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2013 年6 月19 日
声 明
安全よりも再稼働を優先させる原子力規制委員会
危険な原発「新規制基準」の拙速な決定に抗議します
原子力規制を監視する市民の会

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本日、原子力規制委員会は、原発の新規制基準を決定しました。私たちは当初か
ら新規制基準策定にしっかりと時間をかけ、原発被災者や国民の声を反映させるべきことを
提言してきましたが、これらの提言はまったく無視されてしまいました。規制基準は、
検討のあり方からして問題でした。検討チームには、原発に対して慎重な意見をもつ専
門家は加わっておらず、意見は電力会社から聞くだけで、立地地域住民、福島原発事故
の被災者の意見を聞くことはしませんでした。
 

パブリック・コメントでは検討のあり方も含め、多くの意見が提出されました。外部
事象の事故想定などごく一部の意見が取り入れられましたが、ほとんどが無視されまし
た。
新規制基準には、福島原発事故の検証は未解明で、地震による影響ついて反映されて
いない、フィルタ・ベントを活用させ、格納容器の構造的欠陥に目をつぶる、可搬設備
を多用するなどの問題があります。
 

さらに、立地審査指針を取り込まず、放射性希ガスと放射性ヨウ素による周辺住民へ
の被ばく基準を外すことにより、大量の被ばくを容認していることは、安全性の大幅な
後退です。特に放射性希ガスはフィルタを素通りして大量に放出されます。
規制委員会は代わりに「セシウム137 で100 テラベクレル/100 万炉年」という安
全目標を打ち出していますが、セシウムに限定し、影響を小さくみせてごまかしていま
す。そもそもこの安全目標は、パブコメにすらかけられておらず、国民の理解も合意も
まったく得たものではありません。
 

また、加圧水型原子炉のフィルタ・ベントを含む特定安全施設について、5年の猶予
期間を設けていますが、これは再稼働を急ぐ電力会社への便宜供与にほかなりません。
原子炉の寿命についても40 年廃炉の方針が、いつの間にか20 年延長を認めるもの
となりました。
 

新規制基準適応の先取りともいえる大飯原発の評価会合では、基準地震動や基準津波
について、基本は福島事故前の想定で構わない、免震事務棟も防潮堤も必要ないと主張
する関電に対し、規制委員会側ははじめは抵抗して見せたものの、時間切れを理由にあ
っさりと認めてしまいました。電力会社が主導権を握り、まるで福島原発事故などなか
ったかのようです。
 

新規制基準は福島事故を踏まえておらず、いつまた大きな地震や津波が発生してもお
かしくない現在の状況で原発の安全性を担保するものではありません。
私たちは、社会的合意なきままの「新規制基準」の決定に抗議するとともに、これに
より、今後、再稼働のお墨付きを次々と与えるようなことがあってはならないと考えま
す。

 

http://goo.gl/0p7bu 

連絡先:原子力規制を監視する市民の会
東京都新宿区神楽坂2-19 銀鈴会館405号
090-8116-7155  阪上武

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コメント

6月23日(日)!!関西では、なかなか「ふくしま集団疎開裁判仙台高裁判決に見る被ばくの実態と闘いの方向」という演題、また、これに関しての井戸謙一氏の報告は、聞く機会がないように思います。ぜひ注目、参加しましょう。
京都生協の働く仲間の会

5月19日には、山本太郎さんが、京都で5月18日のデモ直後の講演を行い、ふくしま集団疎開裁判と新宿デモについて、教えてくれました。この40万人のフクシマなどの子らを守る問題は、全国、関西の人々にも、もちろん緊急、かつ、最重要課題の一つです。共にがんばりましょう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いのちが一番!大飯をとめて原発ゼロを求めるつどい

6月23日(日) 13時30分開場 14時開会参加費:500円

ピアザ淡海204号室 (大津市におの浜1丁目 びわ湖ホール隣 JR・京阪膳所駅徒歩10分 京阪石場駅下車徒歩5分) NO NUKES from shiga -脱原発・滋賀☆アクション-

報告1 

   井戸謙一さん(弁護士) 06年3月日本で初めて稼働中の原発である石川県志賀原発の運転差し止めを認める判決を下した元金沢地裁裁判長。

報告2 「原発は命と引きかえ~今こそ大飯停止を」

   斉藤征二さん(元敦賀原発下請け労働者)

原子力規制委員会は5月15日、福井県敦賀原発2号機の直下を走る断層について活断層と結論づける報告書をまとめ、このまま廃炉となる可能性が強まりました。また、規制委は29日、高速増殖炉「もんじゅ」の 約1万件の機器点検もれ問題で運転再開準備禁止命令を出すことを決定。原発推進機関である規制委さえ、活断層認定で科学的な判断を行い、「安全文化が劣化している」 と言わざるを得ませんでした。福島の現実と「カネより命」を求める声の成果です。人類の命を脅かす原発は廃炉しかないのです。

にもかかわらず、関西電力は、規制委員会ですら3連動地震や緊急時対策所での不備を指摘しているにもかかわらず、ろくな検証もせず大飯原発を新基準に適合していると主張し、5/27には高浜原発を7月に再稼動申請すると表明しています。こんなことは許してはなりません。今必要なことは、政府と電力会社に責任を取らせることであり、そのため地域でできることをやりきることです。政府・規制委に対して地域から自治体ごと「大飯停止、新安全基準撤回、大飯適用除外反対、5年猶予反対、避難者・被害者への完全補償を」の声をつきつけていくことが必要です。つどいでは、新規制基準7月施行(7/18)、参議院選公示(7/4)を前にして、元原発労働者・斉藤さんと福島集団疎開訴訟や大飯停止訴訟に取り組む井戸弁護士からの報告で、大飯停止を実現し他の原発再稼動を許さない運動を大きくしていくことを確認するとともに、7/4県庁アクション(デモ、大飯停止や避難者支援・疎開支援など網羅的要求をつくり、知事面会を求め関係部局へ網羅的に交渉することを予定)や7月に原子力規制庁へのびわ湖を抱える滋賀県からの要請行動などの行動案を練りたいと思います。ぜひ、ご参加を!!

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