【9・10緊急開催】子ども・被災者支援法基本方針の学習会(福島)
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【福島】 子ども・被災者支援法 学習会~ここが問題--復興庁の「基本方針
案」 9月10日(火)14時~@アオウゼ(福島駅東口徒歩5分)
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/in-dcee.html
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避難した人も、とどまっている人も、それぞれの選択を大事にし、国が責任をもっ
て支援する--昨年6月に制定された「原発事故子ども・被災者支援法」に掲げ
られた理念です。分断を乗り越え、命と暮らしを守るための法律を!という、多
くの被災者の想いのこもった立法でした。
しかし、この法律は今大きな試練に直面しています。
8月30日、復興庁は、この子ども・被災者支援法の「基本方針案」を発表しまし
た。2週間という短いパブリック・コメント(一般からの意見聴取期間)も問題
です。支援対象地域は狭すぎ、支援内容は、ほとんどが既存の施策を貼り合わせ
ただけです。
この基本方針でいったい何が変わるのでしょうか?
支援法基本方針の学習会を企画しました。ぜひお誘いあわせの上、ご参加ください。
◆日時:2013年9月10日(火) 14:00~1600 夜の部18:30~20:30
◆場所:A・O・Z(アオウゼ) 大活動室
(〒960-8051福島市曽根田町1番18号 MAXふくしま4階)
◆内容: 原発事故子ども・被災者支援法の概要
復興庁の基本方針案の内容と問題点 …満田夏花/FoE Japan
意見交換
◆入場無料、申込不要
◆主催:FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
tel: 03-6907-7217 fax: 03-6907-7219
◆協力:福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(SAFLAN)
※基本方針案のダウンロードはこちらから
http://www.reconstruction.go.jp/topics/m13/08/20130830101245.html
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☆こちらのNHK報道で、問題のポイントが分かります。
被災者支援の基本方針案を批判 2013年8月30日 16時32分(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130830/k10014162771000.html
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★復興庁による支援法基本方針について
9月11日(水)福島にて説明会が開催さ
れます。15時から福島県文化センター 大ホールです。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat8/sub-cat8-1/20130904152914.html
(参加可能な被災者のみなさん、ぜひご参加ください。申込みが必要です。先着
順です)
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★ 【緊急署名】子ども・被災者支援法の基本方針案の見直しを!
各地で公聴会を!被災当事者との協議会を!(二次締切11日(水)午前9時)
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-d1e6.html
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東京緊急集会(9/8)
「原発事故子ども・被災者支援法」を守ろう-被害者の声を反映して実行を!
http://www.foejapan.org/energy/evt/130908.html
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京都集会 (9/9)
「原発事故子ども・被災者生活支援法」基本方針の撤回を求める緊急集会
http://www.foejapan.org/energy/evt/130909.html
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※「子ども・被災者支援法」基本方針案のパブリック・コメントの提出はこちらから
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=295130830&Mode=0
ぜひ、被災者の声をきちんとききとった上で、基本方針案を策定しなおし、再度
パブコメにかけるべきだという意見を提出して下さい!
OurPlanet TV- 支援法の基本方針~線量基準なく既存政策寄せ集め
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1638
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コメント
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オリンピックそれだけの金あるんだったら 第一原発と被災者を何とかしてほしい。
投稿: 福島県人 | 2013/09/08 21:30
NHKによれば、熱中症死者数:338人 搬送された人の数:53730人 この夏:2013年が最悪だそうです。
何やってんのかね。おバカ政府は!
この頃、毎年だけれども、来年はもっと増えるだろうね。
この秋も台風、大雨、もろもろ、この冬も又大荒れで大変だよ。
投稿: NHK調べ 熱中症 死者数:338人 搬送された人の数:53730人 この夏:2013年が最悪 | 2013/09/10 01:35
福島の方々はいつまでおバカさんの〇相 (菅<カン> or 菅<すが> or 〇部? )の”指示”を聞いているのでしょうか?
何のためですか?さっぱりわかりません!戻ったら如何ですか?
それとも、今の首〇に、その指示の理由をしっかりと聞いてみたらいかがですか?
ただし、何処かよその国でやったように、英語の演説がとても上手なようで、英語に騙されないように!
投稿: 戻ったら如何ですか? | 2013/09/10 01:55
(福島民友)
http://www.minyu-net.com/shasetsu/syasetu/130907s.html
子ども被災者支援/法の理念実現へ耳を傾けよ(9月7日付)
復興庁は、東京電力福島第1原発事故の被災者支援を進める「子ども・被災者支援法」の基本方針案をまとめた。県内での政府主催説明会や国民からの意見公募(パブリックコメント)を経て今月下旬か10月上旬にも閣議決定する考えだ。
地元で生活を続ける人、自主避難した人、帰還する人それぞれを支援するという同法の理念を実現するには、きめ細かな対応が求められる。それには、より多くの被災者の声に耳を傾ける必要がある。被災者の状況に応じた具体的な支援策を講じてもらいたい。
同法は、省庁ごとに取り組まれている支援施策の「全体計画」を作り被災者の健康への不安や生活の負担軽減を支援する目的で、超党派の議員立法により昨年6月に成立した。政府が基本方針を定めるとしていたのに先送りされてきた。7月には県内の被災者らが早期策定を求めて提訴する事態になったが、施行から1年2カ月を経てようやく復興庁が基本方針案を示した。
基本方針案は、県内の避難指示区域を除く浜通りと中通りの33市町村を支援対象地域に指定し、会津地方や県外については、施策ごとに準支援対象地域として設定する。
近隣県を含めた被災者の健康管理への支援や、子どもの就学援助、自然体験活動の実施、借り上げ住宅の期間延長、就労支援など広い分野の施策が盛り込まれている。
NPOなどの民間団体を活用した避難者の相談対応など新しい施策もあるが、各省庁の支援策をまとめただけにとどめてほしくない。子どもや妊婦の医療費減免や18歳以下の医療費無料化への継続的な財政措置などは、明記されていない。従来の法令では対応できない支援の新しい在り方も求められる。
これまで立法に携わった議員から政府に対し「意見公募で済ますな」と、被災者の声を直接聴く場を求める指摘が出されていたが、復興庁はその機会を設けず、意見公募の期限を今月13日とした。政府主催の説明会は11日に福島市で開くことが決まっているが、それ以外にどこで、何回開くかは「検討中」(復興庁)としている。
これでは、住んでいる地域や生活の状況、家族構成などさまざまな要因ごとに異なる被災者の不安や負担を解消することができるのか、疑問が残る。被災者の声や実情をすくい取る仕組みをつくり、基本方針に反映させてもらいたい。支援対象地域について放射線量の基準で線を引かず、市町村単位としたことに対しても丁寧な説明が求められる。
復興庁は基本方針案をまとめるまでに、関係省庁と協議した会議の議事録を作っていなかったことが判明した。反省すべきだ。透明性を確保し同法を十分に機能させてほしい。
投稿: 岡田 | 2013/09/10 10:45