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2014/04/21

【調査報告】福島渡利の状況-高いレベルで横ばい状態

フクロウの会とFoEジャパンでは福島市渡利地域、大波地域の汚染状況を定期的に監視しています。

2014年3月29日に6回目の調査を行いました。フクロウカフェで報告した資料を

アップしますのでご覧ください。

「01.pdf」をダウンロード

 

「02.pdf」をダウンロード

 

調査のまとめ

 

●薬師町通学路は0.3μSv/h(1m高)。通学路わきの民家の雨水桝など局所的に高い場所がある;0.4(1m)、1.4(1cm)。

 

●薬師町用水路周辺では高いレベルで横ばい状態。0.9~3.4μ(1m)、1.5~17.5(1cm)。弁天山からの汚染土が雨水などにより供給されている。

 

●小倉寺稲荷山福泉寺周辺では高いレベルで横ばい状態;1.1(1m)、14.2(1cm)。山からの汚染土が雨水などにより供給されている。

 

●大波小学校バス待機場では中央部は0.3(1m)程度であるが端部では0.6(1m)

 

●空間線量率の高い場所の土壌汚染は7,420~188,000Bq/Kgであり、チェルノブイリでの避難基準では特別規制ゾーンから避難の権利ゾーンの汚染に相当する。

 

●渡利薬師町地域では住宅周辺の除染は終了し今後1年間程度かけて弁天山公園の除染を実施中。

 

●大波小学校では本年度の新入生はゼロとなり休校となった。

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コメント

福島市の困り果てた方の疑問:
「なぜ先生方はこのような声明を出しながら校庭で運動や部活をさせるのでしょうか?
先生方はどんな基準値を持って屋外活動をさせるのかが疑問です。
この疑問はどこに聞けば答えてくれるのでしょうか?言ってる事とやってる事が違います」

「なぜ先生方はこのような声明を出しながら校庭で運動や部活をさせるのでしょうか?」
それがこの時期、最も大切だからです。
「先生方はどんな基準値を持って屋外活動をさせるのかが疑問です。」
政府の示す基準です。ICRPの基準です。
こんな基準、実はどうでもよいのです。
一応、気をつけるべきは1000mSv以上では?

 「言ってる事とやってる事が違います」
そんな事はありません。
最も子どもの成長を大事にするなら、野外活動は不可欠です。
今の放射線レベルなど”おなら”みたいなものです。
いや、それ以下です。
日光を浴びて、野外活動をやって、人は免疫力を強くします。
そうでないと虚弱体質になり、とても長生きできません。

「この疑問はどこに聞けば答えてくれるのでしょうか?
自分で答えを出すことでは?
人に言われた通りやるのですか?
とんでもな人が一杯居ますので、自分でお決めになったらいかがでしょうか?

 参考までに、1960年代には無数の大気圏核実験が行われ、ソ連と中国から
ものすごい量のセシウムとストロンチウムが日本中にまきちらされたそうですよ。
我々の年代は、これらの放射能をたっぷり浴び、たっぷり食べました。
それだけでなく、子供幼児の時代に、発ガン物質であるDDTの白い粉をたっぷり、
頭からぶっかけられました(米軍の命令だとか)。

 これらで、世界最長寿命国を実現したのです。

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