June 2025
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »

2014/06/22

【6・19環境省交渉】環境省が除染基準0.23マイクロを変えることはないと明言

6月19日に「放射線被ばくと健康管理のあり方に関する市民・専門家委員会」主催で、除染目標/健康調査のあり方に関する政府交渉&集会が開かれました。

 

政府の除染基準については、6月15日福島市で開催された「除染に関する有識者との意見交換会」で環境省は、「毎時0.23マイクロシーベルトは除染の目標ではない」とし、年1ミリシーベルトという長期目標は維持しつつも、個人の被ばく量に着目して、除染の方針を見直すことを明らかにしています。

この問題に関して、今回の政府交渉に出席した環境省水・大気環境局の担当者は「除染基準の0.23マイクロシーベルト/hを変えることはない」と明言しました。この発言は極めて重要だと考えられます。

 

当日の交渉前に行われた情報共有でのプレゼン資料「除染基準に個人線量を使うことの問題点」を参考のためにアップいたします。

「除染基準に個人線量を使うことの問題点」をダウンロード

 

当日の情報共有、交渉の様子はこちらから見ることができます。

http://www.youtube.com/watch?v=viq9frHY3VQ

環境省の担当者の発言は1時間42分頃のところです。

 

6月15日の意見交換会の資料はこちらから見ることができます。

http://josen.env.go.jp/material/session_140615.html

 

6・19政府交渉・集会の全体はこちらをご覧ください。

http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/619-ff67.html

2014/06/20

【尿検査の新たな動き】6・15フクロウカフェの報告から

6月15日のフクロウカフェではチャイるのネット(放射能から子どもを守るあきる野ネットワーク)の辻淑子さんから「原発事故被災地子ども支援WEEKの取り組み」の報告がありました。

 

フクロウの会では事故直後から福島周辺の子どもたちの内部被ばくを減らすために尿検査のプロジェクトを進めています。

 

チャイのるネットのみなさんはこの尿検査を行うための資金ねん出のため、地域の商店に協力をお願いして設定期間中の売上の一部を寄付していただいたり、自分たちで街頭募金やイベントでの出店なども行いました。

 

原発事故被害の問題が「風化」されていく中で、その実態を身近な人々に知ってもらうことも重要な課題として進めています。

フクロウカフェでお話いただいた資料をチャイるのネットのご了解を得て掲載します。(ファイルが大きいため2つに分けて掲載します)。

 

「原発事故被災地子ども支援WEEKの取り組み」(その1)

「原発事故被災地子ども支援WEEKの取り組み」(その2

チャイるのネットは東京都あきる野市の母親を中心にしたグル―プです。
http://chirunonet.blog.fc2.com/

 

お問い合わせは:
akirunokodomo@yahoo.co.jp 
TEL&FAX:042-559-6941 または、090-9386-1275 (辻まで)

2014/06/16

【政府交渉&集会】6・19除染目標/健康調査のあり方に関する政府交渉&集会

5月15日、福島市で開催された「除染に関する有識者との意見交換会」で、環境
省は、「毎時0.23マイクロシーベルトは除染の目標ではない」とし、年1ミリシー
ベルトという長期目標は維持しつつも、個人の被ばく量に着目して、除染の方針
を見直すことを明らかにしました。

この考えに基づけば、空間線量率0.3~0.5マイクロシーベルト/時でも、年1ミ
リシーベルトが達成されることになりますが、実際には被ばく量の過小評価につ
ながるおそれがあります。

また、福島県で行われている健康調査では、疑いを含めて89人の子どもたちが甲
状腺癌と診断されています。手術が過剰診断ではないかという指摘に対して、福
島医大は、「リンパ節の転移など、深刻な症例のものしか手術していない」と説
明しています。

さらに健康調査の中では、詳細な健診が一部にとどまっており、JCOの事故で
は希望者に対して詳細な健診が行われていることに比べて、その差異が際立って
います。

このような状況を踏まえ、環境省との交渉(予定)および最新の状況を共有する
ための集会を開催します。ぜひご参加ください。
※なお、環境省との交渉は調整中です。

◆日時:6月19日(木)
15:30~16:15 集会…最新の情報を共有します

16:30~17:00 環境省との交渉①(除染について)
17:00~18:00 環境省との交渉②(健診について)

18:30~19:30 まとめ&講演
「JCO事故時および広島・長崎の被曝者援護法に基づく健診について」
講師:吉田由布子さん/ 「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク事務局長

◆場所:参議院議員会館のB103会議室
※15:15から通行証を配布します。

◆申込み先(部屋が小さいため、必ずお申込みください)
https://pro.form-mailer.jp/fms/fac1407360414

◆資料代:500円

◆主催:「放射線被ばくと健康管理のあり方に関する市民・専門家委員会」

◆連絡先:FoE Japan
国際環境NGO FoE Japan
〒171-0014 東京都豊島区池袋3-30-22-203
tel: 03-6907-7217 fax: 03-6907-7219
携帯:090-6142-1807

2014/06/03

【原子力規制委人事にノー緊急署名】締切6/5朝…原子力村の、原子力村による、原子力村のための人事は、もうたくさん!

みなさま(重複失礼、拡散歓迎)

原子力規制委の人事案が政府から示され、国会で審議されようとしています。
なかでも問題なのは、田中知氏の人事案。
これを就任を認めてしまえば、原子力推進派はやりたい放題。

今だって問題だらけの形だけ審査をやっている原子力規制委員会ですが、「原子
力村の、原子力村による、原子力村のための」原子力規制と化してしまいます。

何よりも、政府は自らがつくった規制委の人事のルール(原子力事業者/関連団
体出身ではないこと、原子力事業者等からお金をもらっていないこと)を守るべ
きではないでしょうか?

ということで、以下のような緊急署名を始めました。
「こんな人事案は認められない!」「3・11を忘れるな!」という声を国会に
届けましょう!拡散お願いします。
--------------------------------------------------------
【緊急署名】 原子力規制委 原子力ムラ人事案にノー!
国会議員のみなさま
原子力規制委員会の人事案に反対をしてください!
署名フォーム1(PCのみ):
http://goo.gl/KvgRwo
署名フォーム2(携帯&PC)https://pro.form-mailer.jp/fms/0f88850f59845
--------------------------------------------------------
締切:6月5日(木)朝9時 
★この署名は、6月5日(木)午後に、主要な国会議員の事務所に提出予定です。
ぜひ、提出行動にもご参加ください。
提出行動集合 14:30に、参議院議員会館ロビー
★提出行動のあと、15:30から衆議院第二議員会館前で抗議行動を行います。こ
ちらもぜひ!
--------------------------------------------------------

 政府が国会に提示した原子力規制委員会の人事案に反対してください。
 とりわけ、田中知氏は「原子力ムラ」の中心人物であるばかりか二重の意味
で、原子力規制委員会の委員として欠格です。

1.2011年から2012年にかけて、「原子力産業協会」の役員を務めていた。
2.日立GEニュークリア・エナジーや東京電力の関連団体から献金や報酬を受
けていた。

2012年7月3日に内閣官房原子力安全規制組織等改革準備室が出した文書の「欠格
要件」に関する記載には、「就任前直近3年間に、原子力事業者及びその団体の
役員、従業者等であった者」とあり、政府の関連文書に列記された団体には「原
子力産業協会」が明記されています。

また、同文章には、「就任前直近3年間に、同一の原子力事業者等から、個人と
して、一定額以上の報酬等を受領していた者」としています。

今回の人事が強行されれば、「原子力ムラ」の公然たる復活であり、福島原発事
故がなかったかのような暴挙にほかなりません。
政府は自らが定めたルールを守るべきです。
国会議員には、一人ひとりの良識を発揮して、このとんでもない人事案に対して
反対することを求めます。

呼びかけ団体:
原子力規制を監視する市民の会
脱原発福島ネットワーク
原発いらない福島の女たち
ハイロアクション福島
福島原発30キロ圏ひとの会
反原発・かごしまネット
FoE Japan
福島老朽原発を考える会
核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団
核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会
グリーン・アクション
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会
柏崎刈羽原発反対地元三団体
原発からいのちとふるさとを守る県民の会

※問い合わせ先
原子力規制を監視する市民の会
TEL/03-5225-7213 FAX/03-5225-7214
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町3-12明成ビル302号

--------------------------------------------------------
★下記の通り、原子力規制委の人事案に反対する抗議行動を行います。ご参加く
ださい。

【明日!】・日時6月3日(火)18時30分~20時、
・場所:首相官邸前(国会議事堂前駅)、
・呼びかけ:原子力規制を監視する市民の会
http://goo.gl/SzHRiL

・日時:6月5日(木)15:30~16:30
・場所:衆議院第二議員会館前
・呼びかけ:原子力規制を監視する市民の会
--------------------------------------------------------

【関連情報】
[談話]田中知氏の原子力規制委員会委員への任命案について(原発ゼロの会)

http://genpatsuzero.sblo.jp/article/98410602.html

[社説]規制委人事案 撤回も視野に再検討を(5月31日、北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/542587.html

規制委員候補に電力側から報酬 田中教授、50万円超(5月27日、共同)
http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014052701002272.html

[書き起こし]規制委の「中立」基準 適用せず
(5月30日、東京新聞「こちら特報部」)

http://magicmemo.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/580-2044.html

« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »