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2015/06/30

川内原発政府交渉<火山と高経年化>とりあえず報告

みなさまへ

昨日の政府交渉に参加されたみなさんお疲れ様でした。
火山と高経年化について、ざっと報告させていただきます。

市民側は70名が参加。鹿児島から杉原洋さん、松尾晴代さん、高木章
次さん、佐賀から石丸初美さん、永野浩二さん、関西からアイリーンさ
ん、小山英之さん、福島から人見やよいさん、森園かずえさん他、また
井野博満さん、海渡弁護士にもご参加いただきました。福島みずほ議員
にも同席いただきました。

**************************

火山については、先月認可された保安規定のうち、火山モニタリング
(監視)に係る内容が、規制委が並行して行っている火山活動のモニタ
リングに関する検討チームの検討内容に反していることについて、火山
監視の方法、兆候の把握と対処の断基準、核燃料搬出の方針の三点につ
いて聞きました。対応したのは、規制庁の斎藤氏と中桐氏でした。

中桐氏は形式論に終始し、当面の破局的噴火の可能性が十分に小さいこ
とを確認していると必ず前置きをつけて、九電の案が、火山ガイドや保
安規定の作成手順にしたがって作成されているのを確認したので認可し
ただけだと繰り返し述べていました。

こちらは、当面の噴火の可能性についても疑義があるが、今回は、それ
が十分に小さい場合でも、火山ガイドで実施が義務付けられている火山
モニタリングと対処方針について聞いている、とした上で、矛盾点を明
らかにしながら中身について一つ一つ聞きました。

兆候の把握と対処の判断基準については、九電が保安規定とその下位に
ぶら下がっている社内規定で示した内容が、専らドルイット論文に依拠
したものであり、これが火山モニタリング検討チームで噴火予知連会長
の藤井敏嗣氏から徹底的に批判されたことについて聞くと、斎藤氏は、
適合性審査の過程で当時の島崎委員の指摘で判断基準をより厳しくした
と回答、それは昨年5月の話で、その後、藤井氏により、ドルイット論
文を一般化して九州に適応するやり方がダメだとの指摘されたのではな
いかと言うと、他にも根拠があると、それは別の話でこの件については
九電は専らドルイット論文に依拠しているはずだと指摘すると、答えに
窮して黙ってしまいました。

すると横にいた中桐氏がマイクをとり、判断基準が学術的に正しいかど
うかを確認するのではなく、判断基準を示し対処する方針であることを
確認していると回答。開き直り発言に会場全体は唖然として、出せば何
でもいいのか、正しくなければ安全は守れないだろう、規制庁の仕事を
しなさい、といった声があがりました。

やりとりの中で、今回問題にした内容が、保安規定案ではなく、その下
位の社内規定文書に記載されていることについて、社内規定の中身は審
査しない旨の回答もあり、この点についても問題が残りました。

核燃料搬出の方針については、具体的な計画は兆候が出てからでよいと
している点について、核燃料搬出の余裕をもって予測ができるとした根
拠を何度も聞きましたが回答はなし。また、審査結果に「事前に燃料体
の貯蔵方法、輸送方法及び体制について検討を行うことを定めている」
とあることについて、どのような検討を行ったのかを聞くと、検討を行
う方針であることを確認したとの回答。では事前とはいつなのか、噴火
に備えてというのは今のことではと聞くと、何かしら兆候があるはずだ
と、それでは間に合わないのではないかと聞くと答えに窮するという状
況でした。

海渡弁護士からは、技術者から情報が寄せられ、火山灰評価に問題があ
るとの指摘がなされました。川内原発の火山灰の想定は15センチでそ
の想定そのものにも問題があるが、15センチでも非常用ディーゼル発
電機のフィルターに問題が生じるとの内容です。九電はアイスランドの
火山の観測値から火山灰の濃度を決めており、そこから、フィルターは
26時間もち、交換に必要な2時間を上回るから問題はないとの結論を
出しています。ところが、この評価に用いたアイスランドの火山の火山
灰は、川内原発と同じ距離で0.5センチにすぎないのに、そこでの火
山灰濃度をそのまま使っているのです。火山灰が30倍であり、そのま
ま濃度も30倍であるとすると、フィルターは0.9時間しかもたず、
交換が間に合わないということになります。この問題については、規制
庁内で再度検討するように要請しました。

**************************

高経年化については中桐氏が一人で対応しました。法令は30年目まで
に高経年化対策(高経年化技術評価と長期保全計画の策定)を義務付け
ています。長期保全計画を含む保安規定変更申請に対して規制委の審査
と認可が必要です。

しかし川内原発1号機は、高経年化対策に係る保安規定の審査が中途の
状態で昨年7月に30年を超えてしまいました。工事計画が確定してい
ないことが理由とされています。その上、今現在も終わっておらず、に
もかかわらず、再稼働させようとしています。主にこの二点について聞
きました。

30年目をまたいでしまったことについて、電気新聞では特例の猶予期
間などと報道されていることから、その手続きや条件について聞こうと
思っていましたが、中桐氏は、高経年化対策は30年目までに申請があ
れば問題なく、審査は30年またいでもいくらかかってもいいと回答し
ました。

井野博満さんからは、自分が保安院時代に高経年化意見聴取会の委員を
していた時に、とにかく30年前に認可しなければいけないとせかされ
たことを引き合いに出し、認識を質したのですが、それでも変わりませ
んでした。小山英之さんが指摘されていたように、法令規則に反する可
能性があり、改めて追及していきたいと思います。

また、今現在、高経年化に係る審査が終わっておらず、認可がない中で
再稼働が問題になっていることについては、法的には再稼働するしない
は関係ないと主張、昨年7月段階で、規制庁が30年を超えても審査は
続けるとした根拠に、冷温停止状態が続くことを挙げている点を指摘す
ると、事業者が早めに補正申請をだせば審査はする…と、答えになりま
せんでした。これは九電ではなく規制委・規制庁側の問題です。

原子力規制を監視する市民の会
阪上 武

2015/06/25

【川内原発・政府交渉】6・29火山監視・老朽化・防災について政府交渉やります!

みなさまへ<拡散希望>
川内原発に関する政府交渉のご案内です
どなたでもご参加いただけます。

*************************
川内原発(火山監視/老朽化/防災)に関する政府交渉
http://kiseikanshi.main.jp/2015/06/24/629kosyo/
 6月29日(月)13時~17時@参議院議員会館
*************************

川内原発の保安規定(火山監視)審査と老朽化問題及び防災(安定ヨウ
素剤配布問題等)について政府交渉を行いたいと思います。鹿児島、佐
賀、関西からも参加します!

口永良部などの噴火では火山噴火予測の困難さがますます明らかになっ
ています。川内原発の火山監視について、規制委側の検討会では、監視
方法も原子炉停止命令の判断基準も決められない状況にありながら、九
電の保安規定審査は、火山学者抜きで密室で粛々と進み、既存の観測だ
けで数十年前に予測ができる前提で審査を通してしまっています。ダブ
ルスタンダードの極みです。基準の見直しが先です。

老朽化問題(高経年化対策)では、川内原発は30年を超えており、高
経年化技術評価に対応した保全計画を立て、保安規定に反映させないと、
審査は終わらないはずなのに、途中でストップしたままになっているこ
とが判明しています。

原子力防災・避難計画についても、安定ヨウ素剤の配布問題と災害時の
孤立集落の問題を中心に交渉し、審査が終えられない、再稼働などでき
ない状態であることを明らかにしたいと思います。どなたでもご参加い
ただけます。予約は不要です。ぜひご参加ください。

◆川内原発審査及び防災に関する政府交渉
◆6月29日(月)13:00~16:50
◆参議院議員会館B109
◆スケジュール
 12:30~      参議院議員会館ロビーにて通行証配布
 13:00~14:20 事前集会
 14:30~15:20 火山監視について
 15:20~15:50 高経年化対策について
 16:00~16:50 原子力防災・避難計画について
◆資料代:500円
◆主催:川内原発30キロ圏住民ネットワーク/反原発・かごしまネット
/避難計画を考える緊急署名の会/玄海原発プルサーマルと全基をみん
なで止める裁判の会/グリーン・アクション/美浜・大飯・高浜原発に
反対する大阪の会/グリーンピース・ジャパン/国際環境NGO FoE
Japan/福島老朽原発を考える会/原子力規制を監視する市民の会
◆問合せ 阪上090-8116-7155

よろしくお願いいたします。

阪上 武

2015/06/13

報告&さらなるお願い)福島県に声を!~住宅支援を打ち切らないで!

みなさま(拡散希望! 重複の際はご容赦ください)

連日の要請行動、お疲れ様です。
遅くなりましたが、「沈黙のアピール」と「FoE Japan」による、6月10日の要請の報告をお送りします。
福島県内外の多くのみなさまのご参加および賛同ありがとうございました。アレンジしてくださった佐々木慶子さんに改めて御礼申し上げます。
また、避難者のみなさんから、たいへん切実なメッセージを預かり、読んでいて胸が痛みました。
FoE Japanがこの3週間あまりで集めた署名は、10,571筆、83団体となりました。ありがとうございました。

しかし状況は厳しいです。
福島県が国に要望している住宅支援対象は、去年までの「地震津波による被災者や原子力災害被災者」の記載は消え、「避難指示が継続している区域の避難者ら」と限定した記述に変わったとの情報も入ってきています。
これは自主的避難者の切捨てになるとともに、2017年3月には、ほとんどの避難区域が解除されるという方針が示されている中、実質的には避難者全体の切捨てとなります。

【お願い】
みなさん(とくに福島県民のみなさん、避難者のみなさん)、改めて、福島県に対して、電話やファックスで、「避難者の切捨てはしないで」との声をお願いします。
なるべく丁寧にお願いします。

電話の場合は、代表番号(Tel:024-521-111)にかけ、「秘書課につないでほしい」旨をいい、出た人に要望を伝えたあと、「県知事に伝えたい」などというといいかもしれません。
ファックスは下記に!
福島県総務課秘書課:FAX: 024-521-7900
福島県避難支援課:FAX: 024-523-4260

可能であれば、福島市・郡山市・いわき市などの自治体への電話がけやファックスもよろしくお願いいたします。(自治体に対しては、市民や避難者が要望するのがよいかもしれません。)

1.福島市への要請 対応者:福島市 市民部部長 など
<先方発言要旨>
・福島県からはまだ相談がきていない。それをまってから対応したい。
・福島市としては、今年から避難支援課を設置した。
・一斉に避難を打ち切るのではなく、避難者の実状に応じた対応をするべきだと考えている。

こちらからは、山形に避難して、帰還せざるをえなかった人や、京都に避難された方から、避難者のおかれた苦境について切々と訴えました。

2.庁舎前でアピール
このあと、県庁前でハンガーストライキを続けられているHsinkの坂本建さんを激励にいきました。
また、参加者一同も庁舎前で横断幕を広げました。脱原発かながわさんが撮影された写真を添付します。

3.福島県への要請 対応者
福島県 総務部 秘書課長、避難支援課課長 など

当方からは、佐々木慶子さんが、「沈黙のアピール」の要請書、FoE Japanから
署名および避難者からのメッセージ、蛇石郁子さんが「原発事故子ども・被災者
支援法推進自治体議連」「福島原発震災情報連絡センター」「原発事故被害者の
救済を求める全国運動先方発言要旨」から要請書を提出しました。

やりとりの中で、先方は、福島県として避難者の住宅支援の期限について、国に
どのような要望を出しているのか明らかにしませんでした。
こちらから、何度も、「住宅支援の期限については、国に延長する方向で要望しているんですか? 打ち切るという方向で要望しているのですか?」とたずねたのですが、「協議中」とのみ回答。

また、避難者の声を国に伝えてほしい、というこちらの要望に対しても、なかなかはっきりした答えがなかったのですが、こちらが粘りにねばって、ようやく「伝えます」との一言を引き出しました。

<片山かおるさんフェイスブックでアルバムと詳細な報告を書いてくださっています>

https://www.facebook.com/kaoru.katayama.7/media_set?set=a.695865987209651.1073742045.100003587671141&type=3&pnref=story

<Hsinkの坂本建さんが、住宅支援の継続を求め、塩と水だけのハンガーストラ
イキをなさっています。OurPlanet-TVのインタビュー>
「住宅支援の継続を」福島県庁前で避難者がハンスト

http://ourplanet-tv.org?q=node/1926
連日の要請の状況については、Hsinkのフェイスブックをご覧ください。
https://www.facebook.com/hinansienkanagawa?fref=ts

2015/06/08

福島県に声を!~住宅支援を打ち切らないで!(6月10日、対福島県要請)

みなさま(拡散希望! 重複の際はご容赦ください)

「沈黙のアピール」と「FoE Japan」の共同の呼びかけです。
原発事故避難者の住宅支援の継続を求め、福島県に対して要請行動を行います。
アレンジしてくださった、佐々木慶子さんに感謝いたします。
避難者のみなさん、支援者のみなさん、ぜひご参集ください!
-----------------------------------------
6・10「住宅打ち切り」反対の声をさらに届けよう!
~原発事故の避難者たちのいのち綱切らないで!~
http://www.foejapan.org/energy/action/150610.html
-----------------------------------------
Aパート: 対 福島市要請(実施調整中 予定~6/8中には確定)
県への要請に先立ち、福島市に要請を行うことを調整中です。

Bパート: 対 福島県要請(確定)
実施日:2015年6月10日(水) 
集合時間&場所:14:00  県庁西庁舎2F 県民広場
スタンディング・アピール:14:30から 
場所:西庁舎玄関前(鳴り物は使わず、静かにアピール)
要請時間:15:00~16:30 
要請場所:仮庁舎(西庁舎前の2階建て)2Fの角部屋
要請先:福島県知事
県側出席者:知事直轄秘書課課長、避難者支援課課長、産業廃棄物課課長
記者会見&場所:17:30から  県政記者室(予定)

※注意事項:福島県庁は、目下、改修中で通行に制約があります。とくに構内駐
車場では、一般車は駐車できません。道路を挟んだ北側のこれまでの駐車場に入
るのに時間がかかりますので、ご注意ください。
※幅広いみなさんのご参加をお待ちしております。
※避難者のみなさまには、「ハイロアクション」が旅費の補助をしてくださいま
す。事前に主催者までご連絡ください。
※6月9日まで、賛同団体と避難者のみなさんからのメッセージを募ります
<賛同団体はこちらから登録してください>
https://pro.form-mailer.jp/fms/f1b54a8378816
<避難者からのメッセージはこちらから>
https://pro.form-mailer.jp/fms/12fc83ee78817

<趣旨>
国・福島県はこのほど、3・11福島原発事故による「避難者への住宅支援の打
ち切り」の方針を打ち出そうとしています。6月の中旬には意思決定をするとみ
られています。

放射線被害を避けるため、やむなくふるさとを離れざるをえなかった避難者たち。
その多くは、借り上げ住宅を利用しています。
避難者たちにとって、住宅支援が絶たれることは、いのち綱を切られることを意味します。
避難者の苦悩に追い討ちをかける、住宅支援の打ち切り方針に、断固反対の声を届けましょう!
福島県が、県民を守る姿勢を示し、「住宅支援の打ち切り“ノー!”」を国に対
して明確に示すように、福島県に対してさらに声を届けませんか?
これまでのさまざまな訴えに加えて、波状要請を行いましょう。

主催は、「沈黙のアピール」と「FoE Japan」の共催で行います。
ぜひ、みなさん、ご参加ください!

※問い合わせ先
「沈黙のアピール」TEL:080-5563-4516(佐々木)
「FoE Japan」 TEL:090-6142-1807(満田)
E-mail:kanna.mitsuta@nifty.com

※「住宅支援を打ち切らないで!」署名、6月末まで継続しています。英語・フ
ランス語・ドイツ語(準備中)もあります。ぜひ海外に広めてください!
http://www.foejapan.org/energy/action/150517_jutaku.html

※Hsinkの坂本建さんが、住宅支援の継続を求め、塩と水だけのハンガーストラ
イキをなさっています。連日の要請の状況については、Hsinkのフェイスブック
をご覧ください。
https://www.facebook.com/hinansienkanagawa?fref=ts

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