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2016/04/27

【府交渉速報】川内原発の停止と高浜老朽原発の廃炉を求める政府交渉

みなさまへ(拡散希望)

昨日行われた、政府交渉の速報です。参加されたみなさんお疲れさまで
した。誤認等あればおしらせください。

阪上 武

 

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4月25日
川内原発の停止と高浜老朽原発の廃炉を求める政府交渉速報

http://kiseikanshi.main.jp/2016/04/26/kosyo-hokoku/
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参加者は市民側が、鹿児島、佐賀、福岡、大阪、京都を含む約50名、
相手方は、原子力規制庁のPWR担当及び地震・津波担当でした。福島
みずほ議員が参加されました。

 

<川内原発の停止を求めて署名提出>

交渉に先立ち、に九州から、今回の熊本地震に際して、川内原発の即時
停止を求める署名を提出しました。佐賀の石丸さんは、避難の困難さが
明らかになった、川内原発が稼働を続けていることが不安と恐怖をもた
らしているとし、命をおびやかし、ふるさとを奪う原発をこれ以上動か
してはいけないと訴えました。

 

<川内原発は繰り返しの揺れの影響を評価しているのか>

交渉ではまず、熊本地震について、繰り返し大きな地震が生じているこ
とから、基準地震動よりは小さくても繰り返しの揺れにより、疲労き裂
が進む可能性について、きちんと評価しているのかが問題になりました。

規制庁側は、基準地震動に対して、およそ弾性設計範囲内にあることを
確認している、大きな揺れを検知すれば自動停止する、と繰り返してい
ました。そうではなくて、比較的小さな揺れでも、繰り返しが多いと疲
労き裂が進むことがあり、今回の地震に際して評価を行っているのかと、
問い質しました。その場では判然とせず、確認の上、もし評価を行って
いないようであれば直ちに停止させるよう指導するよう求めました。

 

<高浜老朽原発の中性子によるひび割れの点検もせず>

高浜原発1・2号機の運転延長認可については、まず、IASCC(中
性子によるひび割れ)について議論しました。市民側は、対象となって
いるバッフルフォーマボルトの点検について、関電が通常行っている目
視確認では、IASCCによる損傷が確認できないことが明らかになっ
たことから、少なくとも超音波探傷検査を全本数で実施して損傷がない
ことを確認しない限りは、運転期間延長認可を認めるべきではないので
はないかと問い質しました。

超音波探傷試験は、20年以上まえに一度やったきりです。しかも高浜
2号機については、炉心の半周分しか実施していません。規制庁側は、
点検方法は、機械学会の検査規格に従うものだとの説明を繰り返しまし
た。しかし、機械学会の規格にしたがうと、超音波探傷検査は、半周だ
けやればよく、次の検査はあと10年程の間にやればよいことになりま
す。これでは、運転期間延長認可制度が要求する、劣化の現状把握がで
きないことになります。市民側は、検査の実施を認可の前提にすべきだ
とし、至急検討するよう求めました。

 

<高浜老朽原発の蒸気発生器の加振試験先送り>

続いて、蒸気発生器の減衰定数について、関電が、従来採用していた数
字をより緩い側に変更するに際して、規制庁が、実機での加振試験によ
る確認を先送りにして先に工事計画認可を通してしまい、運転期間延長
認可の期限に間に合わせようとしている問題について議論しました。

ます、市民側は、減衰定数の変更は、従来の規格に従った手法では、基
準地震動による影響が許容値を超えてしまい、耐震安全性が示せないか
らであり、本来ならばその時点で、許可できないとすべきであると指摘
しました。

そのうえで、規制庁側が要求した実機による加振試験を先送りにして、
関電に便宜を図るようなことは許されず、工事計画認可の審査ガイドな
どにも抵触するのではないかと指摘しました。規制庁側は、加振試験の
結果を工事計画認可後の使用前検査で確認するので法的には問題がない
とし、一般的な後段規制の考え方を繰り替すばかりでした。

市民側が、規制庁が前例たあるとしているのは、いつのどの事例かと聞
くと、なんと昭和58年の高浜3号機だといいます。通産省時代の古い
話してす。市民側からは、福島事故が起きて、その反省から規制庁が生
まれたはずで、減衰定数を都合よく変えて、試験による確認は後回しで
よいなどというやり方を続けていいのか、との声があがりました。

以上

2016/04/25

【緊急政府交渉】40年超え老朽炉を廃炉に/川内原発直ちに停止を!

みなさまへ<拡散希望>よろしくお願いします!

<緊急政府交渉>
40年超え老朽炉を廃炉に/川内原発直ちに停止を!
http://kiseikanshi.main.jp/2016/04/18/kosho425/
質問書は上記サイトにあります

 

熊本の地震では震源域が原発に近づいています。あくまで原発を止めな
い九電・政府の姿勢に対し、住民の不安と怒りが高まっています。

 

原子力規制庁は原発の延命を図るために、試験の先送りを許し、電力会
社に便宜を図ることまでしています。中性子照射によるひび割れでは、
実態の把握すらせずに、寿命延長の認可を行おうとしています。

 

緊急政府交渉では、7月7日に期限を迎える高浜1・2号炉の寿命延長
審査について、問題点を追及し、廃炉を求めていきます。また、熊本の
地震に際して、原発の運転停止を要求したいと思います。

 

どなたでもご参加いただけます。ぜひご参加ください。

 

日 時:4月25日(月)13:30~16:30
場 所:参議院議員会館B109(地下鉄永田町/国会議事堂前)
スケジュール
 開 場:13:00(参議院議員会館ロビーにて通行証配布)
 集 会:13:30~15:00
 政府交渉(原子力規制庁):15:00~16:30
テーマ:熊本地震で原発停止を/高浜原発1・2号炉の寿命延長審査
   免震重要棟問題等
資料代:500円
 

主 催:玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会   
  /川内原発30キロ圏住民ネットワーク/グリーン・アクション
  /美浜の会/グリーンピース・ジャパン/FoE Japan
  /福島老朽原発を考える会/原子力規制を監視する市民の会
問合せ:090-8116-7155(阪上)

2016/04/20

<署名>40年超え老朽原発を廃炉に!

みなさまへ(拡散希望)

*****************
<署名>40年超え老朽原発を廃炉に!
https://fs224.formasp.jp/f389/form1/
*****************

40年超え老朽炉三兄弟(高浜1・2号/美浜3号)の廃炉を要求する
署名がスタートしました。7月7日には、高浜1・2号の寿命延長認可
の期限を迎えます。

 

三兄弟は、新品同様を前提とした審査でさえ、耐震安全性で従来基準を
クリアできていません。これに中性子照射による脆化やひび割れ、電気
ケーブルの絶縁の可能性など、老朽化による影響が加わります。

 

このような状況で寿命延長など許せません。直ちに廃炉にすべきです。
ぜひ老朽炉廃炉署名にご協力ください。いますぐご署名ください。まわ
りに拡散してください。

 

ネット署名フォームはこちらです
https://fs224.formasp.jp/f389/form1/

7月7日に向けて、6月20日を一次集約としています。
よろしくお願いします!

 

*****************************

地震の活動期 老朽原発はとりわけ危険!
40年超えの老朽原発 高浜1・2号、美浜3号は廃炉に

原子力規制委員会委員長 田中俊一様
福井県知事 西川一誠様
関西広域連合委員会委員長 兵庫県知事 井戸敏三様
京都府、滋賀県、大阪府、奈良県、和歌山県、岐阜県、愛知県 各知事

 

関西電力は、運転開始から40年を過ぎた老朽原発を再稼働させようとし
ています(高浜1号は今年42才、高浜2号は41才、美浜3号は40才)。た
だでさえ危険な原発ですが、老朽原発は機器等の劣化も進み一層危険で
す。老朽原発にムチ打つ危険な寿命延長などもってのほかです。

 

高浜1・2号は7月7日までに、美浜3号は11月30日までに、国の全て
の審査が終了し許可・認可が得られていなければ廃炉となります。基準
地震動が引き上げられたため、耐震性の試験や評価が必要です。原子力
規制委員会は、高浜1・2号の場合には、この期限に間に合わせるため
に、試験・評価は先送りにして、工事に入ることを認めています。安全
性より再稼働優先の姿勢は許せません。

 

昨年4月の福井地裁仮処分決定、今年3月の大津地裁仮処分決定は、国
の審査が緩すぎること、福島事故の原因究明も道半ばの状況で再稼働に
突き進む関電と国の姿勢を厳しく批判しています。

 

廃炉を求める理由

 

1.老朽原発は原子炉容器や機器等が劣化。劣化の状況は十分に把握さ
れておらず、地震にも弱い
2.原発の運転期間は40年が原則
3.福島原発事故の原因究明はいまだ道半ば。いまも大量の汚染水が放
出されている
4.事故の被害は、福井県・京都府北部のみならず関西一円、東海地方
にも。琵琶湖も汚染される
5.避難計画は被ばく計画。「避難弱者」の避難など避難計画に実効性
なし

 

要 請 事 項
(1)40年超えの老朽原発高浜1・2号、美浜3号の再稼働を認めず、廃
炉にすること
(2)福井・関西・岐阜・愛知の各知事は、住民の安全を第一に、廃炉
にすべきと表明すること

 

締切り <第一次>2016年6月20日 <第二次>10月31日

 

<署名呼びかけ23団体(福井・関西・東海・首都圏)>
ふるさとを守る高浜・おおいの会/原発設置反対小浜市民の会/福井から
原発を止める裁判の会/グリーン・アクション/原発なしで暮らしたい丹
波の会/3.11ゆいネット京田辺/ネットワークあすのわ/日本熊森協会滋
賀県支部/よつ葉ホームデリバリー京滋/美浜の会/おおい原発止めよう
裁判の会/脱原発はりまアクション/奈良脱原発ネットワーク/さよなら
原発なら県ネット/脱原発わかやま/避難計画を案ずる関西連絡会/さよ
なら原発・ぎふ/高浜原発40年廃炉・名古屋行政訴訟を支える市民の会/
福島老朽原発を考える会/グリーンピース・ジャパン/FoE Japan/原子力
規制を監視する市民の会/コープ自然派脱原発ネットワーク

 

<署名送付先>原子力規制を監視する市民の会
162-0822東京都新宿区下宮比町3-12-302
/TEL:03-5225-7213/FAX:03-5225-7214

<署名開始日>2016.4.20

【共同声明】40年超えの高浜原発1・2号機の原子炉設置変更許可に抗議

みなさまへ(拡散希望)

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40年超えの高浜原発1・2号機の原子炉設置変更許可に抗議
http://kiseikanshi.main.jp/2016/04/20/takahama12seimei/
*************************

2016年4月20日

 

【共同声明】 住民の命を危険にさらす、デタラメ耐震評価
40年超えの高浜原発1・2号機の原子炉設置変更許可に抗議

 

本日、原子力規制委員会は関西電力高浜原発1・2号機の設置変更申請
を許可しました。
私たちこれを、住民のいのちを危険にさらすものとして、強く抗議します。
熊本・大分を襲った大震災で、私たちはあらためて、地震の恐ろしさを
目の当たりにしました。

 

原発の耐震安全評価は、念には念を入れ、安全側にたって行うべきです。
ところが、今回の審査では、それとは逆のことが行われました。高浜1
・2号機の耐震安全評価では、新品同様を前提とした場合でも、ガイド
や規格が要求するやり方では審査をパスすることができない機器があり
ます。これを、関電が、実験による確認もないまま、計算上の数値の操
作だけでクリアさせようとし、規制委がそれを容認したのです。

 

今回の審査は、40年を超える老朽炉の運転期間延長に係る許可の前提と
なるはじめてのケースです。全国からの606件ものパブリック・コメン
トのうち、多くが、高浜原発1・2号機が40年超えであることを危険視
し、40年で廃炉にすべき、あるいは運転期間延長に係る審査を先に行う
べきといった意見でした。原子炉の中性子照射による破壊の危険性やひ
び割れの進展、電気ケーブルの劣化による絶縁の可能性など、劣化によ
るさまざまな影響が指摘されています。原子力規制委員会は、「同時並
行的に進めている」としていますが、もっとも懸念される老朽原発の安
全性の評価をまずは行うべきです。

 

このような老朽原発を動かすなど危険極まりない行為です。今年7月7
日に期限を迎える40年から60年への運転期間延長の認可に反対し、40年
超の原発の廃炉を求める声がますます高まっています。

 

私たちは、安全よりも再稼働を優先した原子力規制庁・規制委員会の審
査にあらためて強く抗議し、設置変更許可の撤回を求めます。

 

以 上

 

原子力規制を監視する市民の会/グリーン・アクション/美浜・大飯・
高浜原発に反対する大阪の会/福島老朽原発を考える会/国際環境NGO
FoE Japan

連絡先 〒162-0822東京都新宿区下宮比町3-12-302
TEL03-5225-7213/090-8116-7155 FAX03-5225-7214
原子力規制を監視する市民の会

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