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2017/04/04

<政府交渉速報>内閣府:健診の活用によりひたちなか市のゼリー状ヨウ素剤の配布を認める!

≪政府交渉速報≫
内閣府:健診の活用によりひたちなか市のゼリー状ヨウ素剤の配布を認める!

<茨城県ひたちなか市の配布方法を国と県が批判>

茨城県ひたちなか市は、PAZ(5キロ圏)の外を含む市内全域での安定ヨウ素
剤の事前配布を実施しています。

県と国は、ひたちなか市の配布方法が適切でないとし、県が抱えているひたちな
か市分のPAZ(5キロ圏:1万5千任)の事前配布用の安定ヨウ素剤の引き渡
しを拒否し、UPZ(30キロ圏:14万2千人)の備蓄用の安定ヨウ素剤につ
いても、これを事前配布用に用いないことを条件にしています。

そこでひたちなか市は市の予算で独自に安定ヨウ素剤を購入して事前配布を行っ
ています。ところが、3歳児未満用に新たに開発されたゼリー状の安定ヨウ素剤
については市販されていないため、独自の配布ができない状況にあります。

ひたちなか市の3歳児未満の子どもたちは、PAZ(5キロ圏)を含めて、ゼ
リー状の安定ヨウ素剤が受け取れないという異常な状態となっています。これで
は子どもたちの安全を守ることはできないし、人権が侵されているといってもい
い状況です。

ひたちなか市の配布方法は、郵送されたチェック票に記入した上で薬局にもって
いき、薬剤師の説明を受けて受け取るというものです。

<ひたちなかがダメなら東海村もダメということに>

今日の交渉で、この配布方法のどこに問題があるのか聞きました。対応した内閣
府政策統括官(原子力防災担当)付参事官補佐の林田浩一氏は、安定ヨウ素剤は
薬局医薬品であり、住民全員が、医師による服用の適否について判断を受けるの
が薬事法による原則である、ひたちなか市のやり方は、指針や規制庁の解説文書
(ガイドライン)に照らしても適切な方法ではない、解説文書には、PAZの外
で事前配布を行うには「PAZと同様の方法」で行うと書かれており、ひたちな
か市もPAZの東海村と同じ方式で実施すればよい、そうでなければ財政的な措
置はとれない、と回答しました。

では東海村の配布方法ならよいのか、昨日茨城県の薬務課の担当者に話を聞いた
が、説明会の場で配布、医師は建物のどこかにいるというだけで、説明するのも
チェック票を確認するのも薬剤師、これで住民全員が医師による服用の適否につ
いて判断を受けたといえるのか、と聞きました。

林田氏は、東海村の具体的な状況は知らないが、医師が統括的に判断すればよい
と回答。東海村のやり方は各地で実施されているもので、知らないはずはありま
せん。これで本当に医師による服用の可否を判断したと言えるのか、もしひたち
なか市がダメなら東海村もダメではないか、と繰り返し質すと、配布しやすいよ
うに厚労省と協議したとし、原則から外れていることを認めました。

<住民や子どもたちの立場で考えて欲しい>

医師による服用の適否の判断については、ガイドラインのどこにも書いていませ
ん。もし本当にこれが必要であれば、ガイドラインに記載があるはずです。林田
氏と同席した原子力規制庁の2人の役人は、書類をめくり、東海村を正当化しひ
たちなか市を否定する言い訳を必死に探しているようでした。そんなことをせず
に、住民や子どもたちの立場に立って、どうすればひたちなか市でも配布できる
かを考えて欲しいと訴えました。

<健診を活用することでゼリー状の配布を認めると内閣府>

ひたちなか市のやり方は、医師が関与していないわけではありません。配布して
いる薬局はすぐ近くに病院や診療所がある場合が多く、配布時に健康不安があれ
ば、市の負担で医師の診察が受けられるようになっています。市民側から、健康
診断を活用してはどうかという提案があり、ひたちなか市では、3歳児未満につ
いては、1歳6か月健診や3歳児健診の際の配布を検討しているとの新聞記事が
紹介されました。

すると、内閣府の林田氏は、1歳6か月健診や3歳児健診を使うのあれば、PA
Z内でのゼリー状の事前配布を認めることができると述べました。これは、県が
抱えて引き渡しを拒否しているゼリー状の安定ヨウ素剤を引き渡すということを
意味します。そうなれば、ひたちなか市は、財政措置をとることなく、ゼリー状
を子どもたちに配布することができます。林田氏は、PAZ内という条件を付け
ましたが、PAZ内の事前配布を認めれば、PAZ外のUPZ(30キロ圏)で
も事前配布を否定する根拠がなくなります。

薬局を活用したひたちなか市の方法は特に人口の多い地域で有効です。ゼリー状
だけでなく、大人用の丸剤についてもこの方法が認められると、全国的にも大き
な意味をもつと思いますし、PAZ(5キロ圏)外での事前配布に大きく道を開
くことになります。今日はその一歩となる成果が得られたと思います。

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

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コメント

まあ、「毒をいちど経験してみたい人、触れたい人」はどうぞ。
  
 
「薬局を活用したひたちなか市の方法は特に人口の多い地域で有効です。ゼリー状
だけでなく、大人用の丸剤についてもこの方法が認められると、全国的にも大き
な意味をもつと思いますし、PAZ(5キロ圏)外での事前配布に大きく道を開
くことになります。今日はその一歩となる成果が得られたと思います。」
 
 
ヨウ素剤は毒ですよ。個人差も大きく、かなり危険な薬剤なのですが。
日ごろ個人向けに使う指導をした経験がない医者が正しい判断ができるわけない。
   
おばかさんだね、無知とは「怖いものなし人」を生み出すが。
  
こういうのを「信心」といいます。
     
まあ、「毒の効き目をいちど経験してみたい人、触れたい人」はどうぞ。


日本人はヨウ素がいっぱい入っている昆布やワカメを日常的に食べていればよいのです。


*********************
副作用

本剤に副作用は少ないが、以下のような甲状腺機能異常をはじめとする症状を副作用として惹起する可能性がある[3][5]。

ヨウ素過敏症
ヨウ素に対して起こるアレルギー反応である。発熱、関節痛、浮腫、蕁麻疹様皮疹を生じ、重篤な場合ショック症状を起こすことがある(アナフィラキシーショックを参照)。一方、医療現場でCT検査の際に使用されるヨード含有造影剤によるアレルギー反応・手指消毒剤のポビドンヨードによる接触性のアレルギー性皮膚炎・魚介類(通常ヨウ素を含んでいる)の経口摂取によるアレルギーなどは、ヨウ化カリウム(ヨウ素剤の成分)とは関係ない別の反応であり、チェルノブイリ原子力発電所事故の際のヨウ化カリウム予防内服の報告等でも、ヨウ化カリウム内服後のアナフィラキシーショックの報告は無い、と主張する論文があり、適切に内服する限りは非常にまれな副作用の可能性がある[9]。
甲状腺機能異常症
甲状腺の異常のため機能が亢進または低下している場合や、慢性甲状腺炎患者の場合、ヨウ素製剤の連用によりそれらの病状が悪化する可能性がある。
甲状腺過形成
健康な者が、長期間にわたりヨウ素の過剰摂取を行うと、一過性の甲状腺過形成や機能低下を起こすことがある。
新生児期における一過性の甲状腺機能障害
周産期の母親の過剰摂取による胎児への影響や、ヨウ素を過剰に摂取した母親からの母乳により、新生児の一過性の甲状腺機能低下症が発生する[10]。
その他の副作用
チェルノブイリ原子力発電所事故の際の予防内服において(約17,000人の調査)、嘔吐(子供2.38%、大人0.85%)、発疹(子供1.07%、大人1.24%)、腹痛(胃痛)(子供0.36%、大人0.63%)、頭痛(子供0.18%、大人0.69%)、息切れ(子供0.11%、大人0.63%)、下痢(子供0.19%、大人0.12%)という報告がある[11]。

外用薬の内服による健康被害の可能性
ポビドンヨードをはじめとした外用薬や土壌燻蒸剤等の農薬は、内服用に製剤されたものではないため、化合物そのものや、安定剤等の成分により健康被害を及ぼすことがある。また、原子力災害時の予防薬としては、上記に示すように、そもそも40歳以上の人間には効果がないこと、ヨウ素の過剰摂取による副作用、外用薬として製剤されているための副作用などにより、内服は有害であるとされる[12]。


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