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2017/09/30

<賛同急募>柏崎刈羽原発の審査書案に抗議声明~3日朝10時まで

みなさまへ<拡散希望>

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<賛同募集中>柏崎刈羽原発の審査書案に抗議<抗議声明>
 
http://kiseikanshi.main.jp/2017/09/29/kogiseimei-2/
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柏崎刈羽原発の再稼働を認める審査書案に抗議し、抗議声明を10月3日に規制
庁に提出します。声明に賛同し、連名していただける団体、個人を募っています。
10月3日朝10時までに、以下のフォームからお申込みください!


https://pro.form-mailer.jp/fms/f21803da131132

または、団体・個人名と都道府県名を阪上までメールにてお知らせください。

文案は以下の通りです。(小さな修正が入る場合がありますのでご承知おきくだ
さい。)問合せ:090-8116-7155阪上まで

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抗 議 声 明(案)

柏崎刈羽6・7号機の再稼働を認める審査書案に抗議する
福島第一原発事故を引き起こした東電に柏崎刈羽原発を運転する資格はない

 原子力規制委員会は、東京電力柏崎刈羽原発6・7号機の再稼働を認める審査
書案のとりまとめと意見募集にかかろうとしている。私たちはこれに強く抗議す
る。東電に柏崎刈羽原発を運転する資格はない。柏崎刈羽原発の再稼働を認めて
はならない。

◆東電に柏崎刈羽原発を運転する資格はない

 原子力規制委員会は、福島第一原発の事故を起こした東電に対し、柏崎刈羽原
発を運転する資格を問い、「廃炉をやりぬく覚悟と実績を示すこと」、「経済性
よりも安全性を優先すること」を東電に要求した。これに対し、東電は、根拠と
なる実績を示すものはなにもなく、「やりぬく覚悟です」、「経済性を優先する
考えは微塵もない」などと決意表明を並べるだけであった。規制委はこれを技術
的能力の項で審査の対象とし、実績について何ら問うこともなく、了承した。

 東電の資格を問うのであれば、福島第一原発の実情を見なければならない。最
新の保安検査において、地下水をくみ上げる井戸(サブドレン)水位計の設定に
ミスがあり、約半年にわたり、建屋内の高濃度汚染水が周辺に漏れ出た恐れがあ
ったことが明らかになった。他にも1,200トンの汚染土壌について金属容器で管
理しなければならなかったものが、土のう袋に入れただけであったことなど、ず
さんな実態が明らかになったばかりだ。

 廃炉のメドはたたず、放射能の垂れ流しは続いている。汚染水はたまり続け、
発生を止めることもできない。汚染は続き、避難を強いられた人も残った人も、
各地で多くの人たちが事故の影響で苦しんでいる。東電は、事故を引き起こした
責任をとっていない。

 そればかりではない。東電が全責任を負うはずの事故の費用負担について、
「このままでは債務超過に陥る」と居直り、公的資金の注入を要求した。国が、
廃炉・賠償費用に公的資金などを注入できる仕組みを作った結果、東電はかろう
じて破たんを免れている状況だ。この意味でも東電に柏崎刈羽原発を運転する資
格などない。審査には経理的基礎の確認も含まれるが、経理的基礎はないとすべ
きだ。

◆安全性軽視は審査内容からも明らか

 東電の安全性軽視の姿勢は、柏崎刈羽原発の審査内容からも明らかだ。東電は
緊急時対策所として想定していた免震重要棟が基準地震動に耐えられないことを
知りながら、それを隠し、虚偽の説明をしていた。結局東電は、5号機の建屋内
に緊急時対策所を設けたが、免震構造ではない。これまで東電自身が何度も述べ
ていたように、緊急時対策所を免震構造にすべきだというのは福島第一原発事故
の大きな教訓ではなかったか。規制委はなぜこれを認めるのか。

 審査の過程で柏崎刈羽原発1~4号機側の防潮堤が、液状化により使い物にな
らないことが明らかになった。9月27日の規制委会合で、規制庁担当者は「津波
により1~4号機は水浸しになる」と平然と述べている。1~4号機の原子炉に
燃料はなくてもプールには大量の使用済み燃料が保管されている。これらに影響
はないのか、6・7号機に影響がなければよいのか、本当に影響はないのか、1
~4号機の廃炉が先ではないか。6・7号機だからという理由で許可に走るべき
ではない。

 敷地内の断層については、これが活断層である可能性について、新潟県内の地
質専門家グループが、再三指摘している。規制委はこれを無視して、一方的に東
電の主張を認めているばかりで、これらの指摘に耳を傾けようとしない。

 福島第一原発事故で大きな問題となっている高濃度汚染水について、建屋外へ
の放出防止策も拡散防止策もない。東電が海洋汚染防止策として設置する設備は
シルトフェンスである。これだけでは対策にならないことを、東電は福島第一原
発でさんざん経験したではないか。他にも多くの問題を抱えている。規制委は審
査書案を撤回すべきだ。

◆柏崎刈羽原発を再稼働させてはならない

 新潟県では、脱原発を求める県民の支援を受けた米山知事が誕生した。新潟県
は「事故原因」「健康と生活」「避難」の3つの検証委員会を設置。検証ができ
ないうちは再稼働の議論はできないとしている。もっともだ。本来であれば、こ
れは規制委もしくは国会など国の機関が行うべき検証ではないか。

 新潟県民の姿勢は、最近の新潟市長の再稼働反対表明にも現れている。冬場は
雪に閉ざされる地域で避難は実際上不可能に近い。一方的な風向きと降雪が山野
にもたらす放射能汚染の影響が福島のそれを大きく上回ることは必至だ。

 首都圏に電気を送るために新潟県民の安全な暮らしが奪われるいわれはない。
重大事故の影響は首都圏にも及び、首都圏の人たちが考えなければならない問題
だ。さらに、柏崎刈羽原発の再稼働は、福島第一原発事故を引き起こした東電の
復活を意味するものであり、全国的な問題でもある。脱原発を実現するために、
悲劇を繰り返さないためにも、柏崎刈羽原発の再稼働を許してはならない。

呼びかけ:
原子力規制を監視する市民の会
FoE Japan
福島老朽原発を監視する市民の会

2017/09/29

10/4★柏崎刈羽原発の審査書案に抗議アピール★規制委前12時

みなさまへ

柏崎刈羽原発6・7号機の審査書案が次週10月4日にも承認されようとしてい
ます。

原子力規制委員会は「東電の資格」も審査するとしましたが、そもそも廃炉の見
通しがたたず、責任を負うこともできない東電に柏崎刈羽原発を運転する資格は
ありません。

福島第一原発では、汚染土壌の不適切管理、汚染水が4月から漏れていた恐れ
(水位計に誤り)があるなど、ずさんな実態が明らかになっています。

柏崎刈羽原発1~4号機側は液状化により防潮堤が機能せず、津波により水浸し
になる免震重要棟の耐震性をいつわり、あげくは免震ではない建屋を緊急時対策
所とするなど、まるで福島原発事故などなかったかの審査内容からしても、審査
書案を認めることはできません。

これに抗議して、原子力規制委員会前で抗議アピールを行います。ぜひご参加く
ださい。

★柏崎刈羽原発の審査書案に抗議アピール★

日 時:10月4日(水)12:00~13:00
場 所:原子力規制委員会前
 (六本木ファーストビル・地下鉄六本木一丁目駅)
主 催:原子力規制を監視する市民の会
問合せ:090-6142-1807満田まで

定例会合は10:30~12:00です。傍聴もぜひ。

2017/09/26

原発の火山灰濃度規制がパブコメに

みなさまへ

◆原発の火山灰濃度規制について
https://www.nsr.go.jp/data/000203731.pdf
https://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/kisei/00000270.html

原発の火山灰濃度規制強化の件で、本日9月20日の原子力規制委員会定例会合
において、規則等の一部改正案が承認され、一か月のパブリック・コメント期間
に入りました。

<火山灰濃度基準が従来の100倍規模に>

原発の火山影響評価で用いる火山灰濃度について、富士宝永噴火のシミュレーシ
ョンなどの新知見により、現状で用いられている数値が過小評価であることが明
らかになり、専門家を交えた検討チームでの検討を経て、7月19日に濃度基準
を従来の100倍規模に引き上げることを決めていました。

<現状では対応できず全電源喪失の危険>

濃度が100倍規模であがると、現状では対応できず、非常用ディーゼル発電機
のフィルタの目詰まりにより全電源喪失に至る可能性があります。また、現状で
電力会社は、2台ある非常用ディーセル発電機を片方ずつ止めて交換を繰り返す
ことを前提としていました。これは、単一故障の仮定を要求する基準に反します。

<直ちに稼働を止めるべき>

よって、私たちは、既に許可済みの原発や運転中の原発について、直ちに運転を
止めるよう求めてきました。今回の規則案については、改定後約1年間の猶予期
間を設けることになっていることとしています。これではその間の安全性が守ら
れないことになります。

<新しい濃度基準で風向きの不確かさを考慮しない抜け道>

さらに、新しいの濃度については算出方法が二つあり、シミュレーションにより
風向きについての不確かさを考慮するやり方は、一方だけにあるのですが、今回
の規則案では、どちらか一方でやればよいことになっており、風向きについての
不確かさを考慮せずにすむ抜け道があります。保守性を考慮するのであれば、両
方で算出してより厳しい値を採用すべきです。

<濃度に加えて厚みについても再評価が必要>

加えて、濃度について、シミュレーションでは風向きの不確かさの考慮を要求し
たわけですから、火山灰の厚みについても、同様の考慮が要求されてしかるべき
です。濃度と厚みは密接に関連し、一方があがればもう一方もあがる関係にあり
ます。厚みの値は、建物や設備が水を含んだ火山灰の重みに耐えられるかという
評価にもかかわってきます。濃度だけでなく、厚みについても再検討、再評価を
求めなければなりません。

東海第二原発の審査では、風向きのほんの僅かな違いで、23センチになったり
49センチになったりという状況でした。結局より保守的な後者を採用し、想定
する基準火山灰による厚みは50センチを用いることにしました


阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

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