石巻市と涌谷町で放射能ごみ焼却の危険性について講演しました
25日、26日と宮城県石巻市、おとなりの涌谷町で講演をして各地の人々と意見交換をしてきました。
宮城県では一昨年、村井知事が汚染牧草など農林業系汚染廃棄物の一斉焼却方針が出されましたが県内各地で反対運動のネットワークができるなど反対の声が強く、結局、市町村長会議でも反対の決議だされ、実質的に焼却はストップしてきました。
しかし昨年12月27日に村井知事は4首長を県庁に呼んで切り崩しに動きました。これにより仙南、黒川郡大和町が試験焼却を開始。また石巻市、大崎市が10月から試験焼却が開始される状況になっています。
今回は10月試験焼却開始をにらんで石巻市、大崎市で改めて焼却反対を訴える講演会になりました。石巻市では約60名、大崎市涌谷では約30名の方が集まりました。
試験焼却に反対してゆくことが前提ですが、試験焼却が実施されてしまう場合を考えて、リネン吸着法で焼却開始前のデータを取ること、試験焼却が行われてしまう場合には監視をしていこうという話になりました。
試験焼却は月5日づつ濃度を段階的に上げながら6段階6か月にわたり行われます。
近々、具体的な準備のために、再び石巻、涌谷を訪れることになるかも知れません。
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