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2019/04/29

5・25飯舘村の伊藤延由さんの特別講演会を行います(ちくりん舎総会企画)

5月25日(土)ちくりん舎総会特別講演会

原発事故が飯舘村にもたらしたもの(事故から8年の記録)

元いいたてふぁーむ管理人 伊藤延由さん

チラシはこちらからダウンンロードできます。

 

ちくりん舎第6回総会に合わせて、特別講演会を企画しました。どなたでも参加できます。

  • 日時:5月25日(土) 13:30~15:20 (開場13:15)
  • 場所:子ども未来センター(立川市)下記地図参照
  • 資料代:500円(会員は無料)

 

※席に限りがあります。会員以外の方で講演会参加希望の方は、ちくりん舎まで事前にご連絡下さい。

Tel&Fax 042-519-9378 mail: lab.chikurin@gmail.com  

※講演終了後、同会場で15:30からちくりん舎第6回総会を開催します。会員以外の方はご退席となります。ご希望の方は傍聴可能です。

 

伊藤さんは事故前年から「いいたてふぁーむ」という農業研修所の管理人として飯舘村で生活され、福島原発事故を体験されました。事故後、村内の放射線測定を通じて京大の今中哲二さんらと交流、空間線量計や個人線量計による調査、食材や土壌の汚染分析などを通して、飯舘村の現実を分かり易く発信されています。原発事故後の8年間と飯舘村の今について、じっくりお話を伺います。

Photo

 

 

【アクセス】

子ども未来センター
立川市錦町3丁目2番26号
TEL.042-529-8682

JR立川駅から徒歩13分
JR西国立駅から徒歩7分
多摩都市モノレール立川南駅から徒歩12分

Photo_1

 

2019/04/19

関電火山灰…規制委・違反を認めながら対応命令下さず

みなさまへ(拡散希望)

本日(4月17日)の原子力規制委員会の定例会合で、関電の大山火山灰評価が議題にあがり、
規制庁から、原発発の敷地における最大層厚として、「既許可の10cmから、発電
所によって異なるが20cm前後の値になり得ることから、少なくとも発電所の安全
機能に影響を及ぼしうる火山事象に係る基本設計方針に影響がありうると考えら
れる」との見解がしめされ、これを規制委員会としても確認しました。

議論の中で、DNPはDKPと一連の巨大噴火であり、DKPと同様に噴火の可
能性は十分に低いと評価し、考慮から外してよいとする関電の主張を一蹴しまし
た。

さらに、石渡委員は、シミュレーションは風向きとして12月の月別平年値を使
っているが、原発方向で評価しなおせば、さらに層厚が大きくなる可能性がある
との指摘がありました。

ところが一方で、当面の噴火はない、緊急の対応が必要なわけではないという言
葉が、根拠もなく各委員から出てきて、更田委員長は原子炉の停止を求める必要
はないとし、原子炉の停止を含むバックフィット命令は出ませんでした。唯一出
てきた根拠らしいものは、気象庁の定義では大山は活火山ではないというだけで
した。

それどころか、関電が、規制委側とは異なり、層厚の変更は必要ないという見解
をもっており、設置変更許可の申請を行うつもりがないことを確認しておきなが
ら、今日時点でバックフィット命令を下す判断はせずに、どのような手続きかと
りうるのか整理しておくよう規制庁に指示しただけで終わりました。

関電の原発は規制委によっても、基準に適合していない違反状態であることが正
式に確認され、非常用ディーゼル発電機のフィルタ交換など、安全機能に影響が
あることが明らかであるにも関わらず、根拠もなく対応の指示も命令も下さずに
だらだらと運転継続を許す姿勢に怒りを禁じえません。ぜひ抗議をしていきたい
と思います。

 

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

2019/04/16

長野県東御市(とおみし)で木質バイオマス発電についてお話しました

みなさま

4月14日に長野県東御市で木質バイオマス発電の問題点について講演をしてきました。

東御市は長野県上田市と小諸市の間にあります。この東御市羽毛山(はけやま)に
清水建設の100%出資の子会社信州ウッドパワーの木質バイオマス発電所の建設が
昨年12月より始まっています。

東御市の住民はこの計画をほとんど知らされておらず、昨年の12月1日の新聞報道で
初めて知ったそうです。地元のお母さん方がこの計画を知り、放射能汚染木材が燃料
として使われるのではないかとの懸念から、「木質バイオマス発電を学ぶ会」を立ち上げ、
今回の学習会を企画したものです。

続きはこちらからご覧ください。

http://chikurin.org/wp/?p=5344

関電火山灰問題で規制庁ヒアリング(明後日4/17の規制委で議題に)

みなさまへ(拡散希望)

関電の火山灰評価について、先ほど、明後日の原子力規制委員会の定例会合の議
題が発表となり、大山の火山灰評価が入りました。いよいよ再審査です。初めて
のバックフィット命令が下るかもしれません。猶予期間を設けずに、直ちに停止
措置をとらせるよう、しっかり監視していきましょう。

是非ご注目ください。
可能なかたは傍聴をお願いします!
http://www.nsr.go.jp/data/000267597.pdf

この問題で本日、規制庁からのヒアリングの機会があり、美浜の会のみなさんと
参加しました。再審査の内容ややり方については、規制委員会で決めるのでなん
とも言えないとの回答でしたが、やり取りを通じて以下のことが明らかになりま
した。

・報告徴収により、大山生竹テフラ(DNP)について、関電が噴出量11立方
キロ、その場合の層厚が、高浜で21.9センチなどを確認した。
・関電は、DNPとDKPを一連の巨大噴火であるとし、DKPと同様にDNP
もシミュレーションから外すよう求めたが、それを示す証拠は示されていない。
・規制庁・規制委としての見解をまとめて、文書で示すことになる。

設置許可の層厚10センチから20センチ以上への見直しは必至だと思われます。

・層厚が変われば、工事計画や保安規定についても変更が必要となり、それも合
わせて審査を行うことになる。
・バックフィット命令を下す可能性がある。これは原子炉等規制法の以下の規定
により、原子炉の停止や是正を求めるもの。今回は、設置許可の変更による是正
措置を求めることになるだろう。

(施設の使用の停止等)
第四十三条の三の二十三 原子力規制委員会は、発電用原子炉施設の位置、構造
若しくは設備が第四十三条の三の六第一項第四号の基準に適合していないと認め
るとき、発電用原子炉施設が第四十三条の三の十四の技術上の基準に適合してい
ないと認めるとき、又は発電用原子炉施設の保全、発電用原子炉の運転若しくは
核燃料物質若しくは核燃料物質によつて汚染された物の運搬、貯蔵若しくは廃棄
に関する措置が前条第一項の規定に基づく原子力規制委員会規則の規定に違反し
ていると認めるときは、その発電用原子炉設置者に対し、当該発電用原子炉施設
の使用の停止、改造、修理又は移転、発電用原子炉の運転の方法の指定その他保
安のために必要な措置を命ずることができる。

・これまでのバックフィットは、行政指導により指示を出してきた。もし、上記
の強制力のある「命令」を下せば、原子炉では初めてのことになる。
・法律には、猶予期間の設置についての記載はない。命令に際してどのような条
件を付けるのかは検討中。

こちらからは、火山灰濃度について、一昨年の規則改定にともなうバックフィッ
トの期限が昨年末で切れていることから、これ以上猶予すべきではないとし、ま
た、昨年12月に、層厚が10センチでは済まないことがわかっていながら、原
発を止めないために強引に認可したことがそもそも間違いであったとし、当時の
判断も間違っていたし、現状で期限はとうに切れているので、直ちに運転を止め
るよう強く求めました。

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

2019/04/06

関電原発の大山の火山灰評価・設置変更許可は必至の流れに

みなさまへ(拡散希望)

本日、関電原発の大山の火山灰評価について、規制委と関電の意見交換会があり
傍聴してきました。、

火山灰の層厚について、規制委の命令により関電が再評価を行い、大山生竹噴火
(DNP)の噴火規模を11キロとしたシミュレーションにより、高浜原発では、
最大層厚が20センチを超えるとの評価結果を出しました。

審査に用いる設計層厚は現状では10センチです。これが20センチ超となれば、
荷重の評価やフィルタ交換の手順を含めて変更が必要となります。設置変更許可
から取り直さなければなりません。

しかし関電は、そもそも大山生竹噴火(DNP)レベルの噴火が発生する可能性
は十分に小さいとし、高浜、大飯、美浜原発などの設計層厚は、現状の10セン
チで変えなくてもよい、設置変更許可申請についても出すつもりはないと主張し
ました。

関電は、すでに許可をとっている申請において、噴火規模約20キロの大山倉吉
噴火(DKP)については、突出して大きく、この規模の噴火はその前は30年
前であり、滅多に発生しないという理由で、シミュレーションの評価から外して
いました。関電は、11キロレベルに引き上げられた大山生竹噴火(DNP)に
ついても、同じく突出して大きいので対象から外してよいというのです。

関電の説明は、5万年前の大山倉吉噴火と8万年前の大山生竹噴火は、高噴出期
に発生した一連の噴火だというものです。しかし、今日の説明では、現在は高噴
出期ではないとの理由を説明することはできませんでした。

これに対し規制庁側は、関電の再評価結果を概ねよしとし、既に出している設置
変更許可のときとは考え方が違うことを確認したうえで、規制委員会の定例会合
において、規制庁から規制委員会に報告するが、その場で設置変更許可申請を求
めることになるかもしれないと述べてました。

会合の後のぶら下がりで、規制庁の大浅田氏は、委員が決めるので何ともわから
ないが、変更許可申請を求めることになるでしょうと述べていました。設置許可
のやり直しは必至だと思われます。

問題は、その際に、猶予期間を設ける可能性があることです。

火山灰対策については、昨年末を猶予期限とした対策が一旦終わっています。関
電の場合は、途中で10センチではだめということがわかっていながら、規制庁
が関電に助け舟をだし、10センチを前提とした対策で、許可を出してしまって
います。もう猶予はいりません。

関電は非常用ディーゼル発電機のフィルタ交換について、火山灰は60センチま
で大丈夫などとうそぶいています。しかし、その想定は、1台のディーゼル発電
機に5人を配置し、20分でフィルタの交換と1秒回に2回の割合でフィルタ叩
き続ける清掃を行い、これを24時間ずっと続けるという殺人的なやり方です。
こんなことはもちろん不可能です。

設計層厚を引き上げたうえで、荷重についてもフィルタ交換についても、設備機
器の補強・改造やフィルタの増備など含めて対策が必要で、その間は原発をとめ
ておかなければなりません。

ぶら下がりで大浅田氏は、規制委は設置変更許可申請を求める命令を下すことが
できると述べました。これを猶予期間なしに行えば、事実上の停止命令になるで
しょう。規制委がやるべきことはこれだと思います。

阪上 武

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