やはりセシウムは漏れているー大崎市の汚染廃棄物試験焼却(後半3か月結果)
宮城県大崎市で行われている、汚染廃棄物焼却試験の後半3か月(2019年1月~3月末)までの監視結果が出ました。リネン吸着法で実施した大気中の粉塵中のセシウム濃度は、前半3か月(2018年10月~2019年1月)の結果と同様に、大崎市玉造クリーンセンターからのセシウム漏れを示唆する内容でした。
ちくりん舎では宮城県大崎市の住民グループの皆さんと協同で、市内3か所のごみ焼却施設での汚染廃棄物試験焼却をリネン吸着法で監視しています。前半3か月の監視結果は玉造クリーンセンターからのセシウム漏れを示唆する結果でした。この結果は、地元住民による試験焼却差止仮処分申し立ての証拠書面として裁判所に提出しました。
今回、明らかになったのは、この玉造クリーンセンターでの後半3か月での監視結果です。その結果は大枠で見ると前半3か月とほぼ同じで、風下にあたる東南方向2.5km付近で最大の濃度を示すものです。
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