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2019/05/07

福島原発事故で消された初期被ばく~スクリーニングの目的は内部被ばくの危険性把握だった

福島原発事故直後の被ばく測定に着目した東京新聞の連載「背信の果て」は、
国や国の意向を受けた医療関係者らが、被ばく被害を矮小化していった過程をリ
アルに描きだしています。最終回は、避難所等で行われた放射線検査(スクリー
ニング)の問題に触れています。

 事故直後の3月13日に、除染の基準が13,000cpmから10万cpmに引き上げられ、
多くの被ばくが消されてしまいましたが、そればかりでなく、元のマニュアルで
は除染後に行うことになっていた内部被ばくの有無を判断するためのスクリーニ
ングがなくなり、スクリーニングの性格が変えられていました。

 本稿では、東京新聞の記事に触発されながら、内部被ばくのスクリーニングが
消された問題について、当時の原子力安全委員会の資料に基づいて状況を明らか
にするとともに、後を継いだ原子力規制委員会がこれをどのように扱ったかを明
らかにし、現在の原子力災害対策指針や避難計画を検証したいと思います。

 福島原発事故の反省に立ち、内部被ばくのスクリーニングレベルを改めて設定
することを求めた安全委の提言を規制委は完全に無視しました。内部被ばくの有
無を判断するためのスクリーニングは消え、乗っていた車やバスの測定により基
準以下であれば人の測定は行わないというものになっています。

↓続きは以下をクリック

http://kiseikanshi.main.jp/2019/05/06/1222345/

http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2019/05/kesareta-syokihibaku.pdf

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