田村バイオマス訴訟第8回法廷が開かれました
4月13日福島地裁において田村バイオマス訴訟第8回法廷が開かれました。当日朝に菅政権はフクイチの汚染水海洋放出を決定しました。福島県庁前で抗議のアピール行動が行われるということで急きょ福島地裁へ行く前に県庁に向かいました。県庁前には田村バイオマス訴訟原告団の皆さんや支援する会の面々も集まっていました。
放射能ばらまき問題についてアピールをさせていただきました。その後福島地裁へ向かいました。
今回の法廷でのトピックスは裁判長が交替になったことです。新裁判長は小川理佳氏です。
裁判後の報告集会で今回までにいたる裁判の経緯や論点について青木が報告しました。」
当日の報告資料はこちらからダウンロードできます。
被告側の釈明、反論が前々回、前回と2回に渡って行われたのですが、論点のスリカエ、これまでの主張の繰り返し、都合の悪い部分については無視と、6か月以上かかっているのに被告側はまともな反論はできていません。
今回の原告からの準備書面はこれらの論点スリカエを正し、またこちらの主張に反論できず無視している部分について求釈明を行い追及しています。
4月11日の田村市長選では、被告の本田仁一前市長が落選し、新人で前田村市議の白石高司氏が当選したことが報告され、新市長への地元の期待は大きい反面、予断は許されないなど今後の対応に注目すること。こちらから積極的に裁判の中身などを説明に行くべきだどうなるかなど真剣な議論が行われました。
今後、現地検証や証人尋問申請などを予定しており、それらの進め方についても議論されました。
引き続きご注目をお願いします。
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