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2022/10/26

11/7<署名提出&政府交渉>原発の運転期間延長の撤回を求める

みなさまへ(拡散希望)

原発の運転延長の撤回を求める署名提出行動及び政府交渉を行います。オンライ
ンも可能です。ぜひご参加ください。明日のオンライン学習会はケーブルの劣化
問題で小山さんにお話しいただきます。こちらもぜひ。

*********************************

■原発の運転期間延長の撤回を求める署名提出&政府交渉
http://kiseikanshi.main.jp/2022/10/26/13556/

11月7日(月)13:30~16:30 参議院議員会館102にて

リアルでもオンラインでもご参加いただけます。オンラインの参加登録は以下
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZEsf-yspz4iH9SSZuH42W-j5KywpkUC6FJO

経済産業省は原発の運転期間の延長を打ち出しました。それを受け、原子力規制
委員会は、原発の運転期間40年最大60年と定めた原子炉等規制法の規定を削除す
ることを容認する方針を示しました。これに抗議し「40年ルール」の削除方針の
撤回を求める署名をよびかけています。

老朽原発を動かすことは極めて大きな危険を伴います。福島第一原発事故の教訓
として、安全規制の一環として、法律で定められた「40年ルール」を誰よりも厳
格に守らなければならないのは規制委のはずです。

第一次署名提出を兼ねて政府交渉を行います。中性子照射により圧力容器が脆く
なる現象や電気ケーブルの劣化など、劣化の具体的な問題も取り上げる予定です。
ぜひご参加ください。

日 時:11月7日(月)13:30~16:30
場 所:参議院議員会館102(13:00~通行証配布)
形 式:リアルとオンラインの併用

スケジュール
13:30~14:50 院内集会(劣化の問題・各地からの報告等)
15:00~16:30 署名提出・政府交渉(規制庁及びエネ庁:予定)

オンラインの参加登録は以下(リアル参加は直接お越しください)
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZEsf-yspz4iH9SSZuH42W-j5KywpkUC6FJO

主 催:国際環境NGO
FoE Japan、原子力規制を監視する市民の会、原子力資料
情報室他調整中
問合せ:090-8116-7155
阪上まで

*********************************

■連続オンライン学習会 老朽原発の危険性 第2回
~電気ケーブルの劣化の判断は?(10/27)
https://foejapan.org/issue/20221019/9825/

お話:小山英之さん(美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会)
福井から:東山幸弘さん(ふるさとを守る高浜大飯の会)

2022年10月27日(木)14:00~15:30

オンライン会議システムzoomを利用
▼お申込みはこちらから
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_lVCPbvftTM-K12xnoX9-og

プログラム:
規制委による「原則40年ルール」の削除容認の経緯…阪上武さん(原子力規制を
監視する市民の会)
電気ケーブルの劣化・判断基準に従えば運転延長は許されない…小山英之さん
(美浜の会)
福井から…東山幸弘さん(ふるさとを守る高浜大飯の会)
コメント:満田夏花(国際環境NGO
FoE Japan)

主催:国際環境NGO FoE
Japan、原子力規制を監視する市民の会、原子力資料情
報室 協力:原子力市民委員会

*********************************

【緊急署名】原発運転期間「原則40年」規定の削除方針の撤回を
https://foejapan.org/issue/20221010/9607/
一次締切:2022年10月31日 最終締切:2022年12月末日
署名フォーム(Googleフォーム):https://forms.gle/t3gpc5iYVnDDyCVm8
https://foejapan.org/wpcms/wp-content/uploads/petition_40years-2.pdf

2022/10/20

11・1ちくりん舎オンライン・カフェ~汚染木を燃やす木質バイオマス発電について考える~

11・1ちくりん舎オンライン・カフェ

「再エネ」を隠れ蓑に放射能のバラマキ
~汚染木を燃やす木質バイオマス発電について考える~

●日時:11月1日(火)19:30から21:30
●形式:ZOOMによるオンライン・カフェ(お茶でも飲みながら気軽に話そうという趣旨です)
●参加費:無料。
●参加申込みが必要です;10月31日までに lab.chikurin@gmail.com 宛てに
氏名(ニックネーム可)、メールアドレス、所属またはお住まいの都道府県を添えて参加希望とお知らせください。
●内容:
(1) 報告;田村バイオマス発電訴訟-ウソにウソを重ねて収拾がつかなくなる被告
青木一政(ちくりん舎・田村バイオマス訴訟支援の会)
    HEPAフィルタが住民と議会をダマすための虚偽設備であることの解説。
久住秀司(原告団)訴訟に至った思いについて
坂本博之(弁護士)福島地裁での判決と仙台高裁での展開をどう見るか

(2)各地からの報告と情報共有
※報告されたい方、質問など事前にメールでご連絡いただけると嬉しいです

●共催:田村バイオマス訴訟を支援する会・ちくりん舎

          ・・・・・

♦ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)は高精度測定を通じて福島原発事故後の放射能汚染の実態を調査しています。私たちがこの裁判を支援しているのは、同バイオマス発電が、福島県内の放射能汚染木を燃料とすることを公言した最初の施設であり、除染土(汚染土)の「再利用」や汚染水の海洋放出と同様に放射能のバラマキにつながるからです。
♦田村バイオマス住民訴訟とは、本田仁一市長(当時)を被告として、「田村バイオマスエナジー(以下田村BE)に支出した11億6300万円の補助金が詐欺あるいは、市の錯誤にもとづくものであるから、「市は田村BEに対して損害賠償請求又は不当利得返還請求をせよ」というものです。
♦2019年9月から約2年間にわたる福島地裁では田村市側は徹底して情報を明かにせず、言い逃れ、言葉のすり替え、論点そらしに終始してきました。それにも関わらず22年1月、福島地裁(小川理佳裁判長)はこれまでの論争を全く無視した行政擁護の不当判決を下しました。
♦原告は直ちに控訴を決め、闘いの場は仙台高裁に移っています。

2022/10/16

<署名>原発の運転延長に反対!

原発運転期間「原則40年」規定の削除方針の撤回を
http://kiseikanshi.main.jp/2022/10/16/123344-2/

署名へのご協力のお願いです。個人でも団体でも署名できます。オンラインでも
紙でも可能です。

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

署名フォーム(Googleフォーム):https://forms.gle/t3gpc5iYVnDDyCVm8
署名用紙(PDF):https://foejapan.org/wpcms/wp-content/uploads/petition_40years-2.pdf

経済産業省は、GX(グリーントランスフォーメーション)の一環として、原発の
運転期間の延長を打ち出しました。それを受け、原子力規制委員会は、10月5日、
原発運転期間を原則40年と定めた原子炉等規制法の規定を削除することを容認す
る意向を示しました。しかし、老朽原発を動かすことは極めて大きな危険を伴い
ます。交換できない部品も多く、電力会社の点検できる範囲も限定的です。規制
委の審査は電力会社の申請に基づくものであり、万全とは程遠いものです。原発
に前のめりの姿勢を示している経済産業省も批判されてしかるべきですが、経産
省の言うがままに「利用政策であり、規制ではない」と言って運転期間原則40年
の削除を容認した規制委は、福島原発事故の教訓を蔑ろにし、自らの責任を放棄
したものといえるでしょう。

なんとしても、「40年」の削除を食い止めましょう

ぜひ、以下の署名にご協力をお願いします!
-------------------------------
原発運転期間「原則40年」規定の削除方針の撤回を
一次締切:2022年10月31日
最終締切:2022年12月末日

経済産業大臣 西村 康稔 様
原子力規制委員会 委員長 山中伸介


原発運転期間「原則40年」規定の削除方針の撤回を求めます

経済産業省は、GX(グリーントランスフォーメーション)の一環として、原発の
運転期間の延長を打ち出しました(注1)。それを受け、原子力規制委員会は、
10月5日、原発運転期間を原則40年と定めた原子炉等規制法の規定を削除するこ
とを容認する意向を示しました。

私たちはこれに強く抗議し、方針の撤回を求めます。

福島第一原発事故の際、第一原発1号炉は運転開始40年の特別な検査に合格した
ばかりでした。

それでも事故は起きました。この悲惨な事故の教訓に基づき、2012年、与野党合
意の上で、「原子炉等規制法」に運転期間を原則40年とし原子力規制委員会の審
査を経て1回だけ20年延長できる旨の規定が盛り込まれました(注2)。

老朽原発を動かすことは極めて大きな危険を伴います。運転により原子炉が中性
子にさらされることによる劣化に加え、運転休止中も時間の経過に伴い、配管や
ケーブル、ポンプ、弁など原発の各設備・部品が劣化します。交換できない部品
も多く、電力会社の点検できる範囲も限定的です。

また設計が旧いことによる構造的な欠陥も深刻な事故を引き起こす原因となりま
す(注3)。これらのリスクを踏まえれば、運転開始から休止期間も含めて原則
40年を運転期間とする現行の規定をゆるめることは到底認められません。

老朽化に関する規制委の審査は電力会社の申請に基づくものであり、実態は、確
認すべきデータを確認しなかったり、事業者に配慮して自ら定めた審査のルール
を守らかったりなど、万全とは程遠いものです。

規制委の山中伸介委員長は、「原発の運転期間は利用政策であり、規制委が意見
を述べるべきではない」としたが、果たしてそうでしょうか。原発の老朽化に関
する審査にはおのずと技術的物理的な制約があり、運転期間に上限を設けること
は規制の一部として極めて妥当な手段です。

原子炉等規制法を託された規制委はこの規定を設けた立法者意思を遵守する義務
があります。利用政策を担当する経済産業省が削除を求めたからといって、それ
に従うことは、利用政策に規制政策が従属することになります。それは、規制と
利用の分離によって、原子力規制を担保するとした、原子力規制委員会設置法の
趣旨にも反します。

政府が原子炉等規制法から、原発運転期間の規定を削除することは、福島原発事
故から得た教訓を蔑ろにし、国民を守るべき責務を放棄したものです。山中委員
長は就任の際に、職員への訓辞で「『福島を決して忘れない』自分自身の心に誓
って下さい」と述べたそうですが、そうであるのならば、規制機関として、原発
運転期間の原則40年ルールを守り、むしろ厳格に運用すべきではないでしょうか。

私たちは、これ以上、老朽原発の運転期間制限をゆるめず、少なくとも現行の原
発運転期間の「40年ルール」を厳格に運用するよう強く求めます。

注1)「グリーントランスフォーメーション」とは一般には、産業構造や社会経
済を、気候変動対策を含め、環境に配慮した持続可能なものに変革することを指
しますが、日本政府の打ち出す「グリーントランスフォーメーション」はそれと
は真逆のものです。中でも原発は、核のごみを生み出し、事故やトラブルが多く、
コストも高く、ウラン採掘から運転、廃棄に至るまで放射能で環境を汚染し続け
ます。電力需給逼迫の解決としても不適です。
注2)20年延長自体も極めて限定的に運用されるはずでした。しかしその後20年
延長を申請した原発はことごとく認可されてきました。
注3)原発は個別性が大きく、また複雑な構造のため、特定のプラントについて
長年関わり、その特徴や故障・事故等の経歴を知り尽くした熟練の技術者が必要
ですが、運転開始40年を超えるような原発では、そのような人材も失われます。
福島第一原発事故では、1号機のIC(非常用復水器)の機能を十分理解している
者が発電所におらず、初動対応を誤ったことも重大な問題と指摘されています。

呼びかけ団体(21団体、10月11日時点):FoE
Japan、原子力規制を監視する市
民の会、原子力資料情報室、老朽原発40年廃炉訴訟市民の会、原発事故被害者団
体連絡会(ひだんれん)、これ以上海を汚すな!市民会議、脱原発福島ネット
ワーク、福島老朽原発を考える会、川内原発30キロ圏住民ネットワーク、美浜・
大飯・高浜原発に反対する大阪の会、原子力防災を考える会@茨城、玄海原発プ
ルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会、会津放射能情報センター、女川原
発再稼働差止訴訟原告団、さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト、避難計画を案
ずる関西連絡会、「避難の権利」を求める全国避難者の会、フクシマ・アクショ
ン・プロジェクト、オール福井反原発連絡会、さよなら島根原発ネットワーク、
グリーン・アクション、さよなら原発徳島実行委員会

署名フォーム(Googleフォーム):https://forms.gle/t3gpc5iYVnDDyCVm8
署名用紙(PDF):
https://foejapan.org/wpcms/wp-content/uploads/petition_40years-2.pdf

2022/10/06

フクロウ通信第43号が発行されました

フクロウ通信第43号はこちらからダウンロードできます。

プリント配布はご自由にどうぞ。

Photo_20221006105001   

2022/10/05

速報 規制委が率先して運転期間40年の撤廃に動く

みなさまへ

本日の規制委員会で、新任の山中委員長により、GX方針で問題となった原発の
運転期間の延長に関して、現行の運転期間40年の原子炉等規制法にある定めを
外すことを積極的に容認する動きがあったので急ぎお知らせします。

山中委員長は今日の規制委員会に資源エネ庁を呼んで、GX方針のうち、運転期
間延長について説明させました。説明は非常にわかりにくいものでしたが、運転
期間に停止期間を含めないことと、60年を超えて運転できるようにして欲しいと
の話をしていました。

エネ庁を退席させたあと、山中氏が委員に確認したのは「運転期間は政策上定め
られたものであって規制委が意見を述べる事項ではない」とする令和2年の文書
についてでした。委員はこれに変更はないと回答しました。
https://www.nra.go.jp/data/000323916.pdf

そのあと、山中氏がまとめの発言をしました。記者会見での話も含めると、以下
のようだったと思います。

・原子炉等規制法(規制委が所掌)では、運転期間の定めと高経年化した原発の
安全確認がセットで定められているが、このうち、運転期間について、エネ庁か
ら、推進側の(経産省が所掌の)法律に移す方針が示された(直接的にそのよう
な話はなかったように思いますが…)。

・運転期間については、令和2年の文書で、規制委が意見を述べる事項ではない
ことを既に確認している。

・規制委が所掌の原子炉等規制法から運転期間についての記載が抜けることにな
るが、それでも高経年化した原発の安全規制に支障をきたさないように法整備を
しなければならないので検討するよう規制庁に指示する。

規制委員会
https://www.nra.go.jp/disclosure/committee/kisei/010000766.html
定例会見
https://www.youtube.com/watch?v=fIl-EBWZ5CI

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

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