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2023/06/06

SAVE the 御苑デモ!ー汚染土も汚染水も拡散しないで

6月4日(日)に「SAVE the 御苑デモ!」が行われました。

新宿駅東口アルタ前から出発。新宿歌舞伎町前の靖国通りを新宿御苑を目指して100人以上が参加。新宿御苑を訪れた人や新宿駅周辺の多くの人に、環境省が計画している福島県の除染土(汚染土)の新宿御苑への持ち込み(実証事業)に反対を訴えました。

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道行く人々のほとんどがこの計画を知らないようで、外国人も含め注目を集めました。

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デモスタート前にはちくりん舎からも少しだけアピールさせていただきました。中間貯蔵施設では既に埋立の終わっている汚染土をわざわざほじくり返して「実証事業」と称して新宿御苑など首都圏でのバラマキを踏み台にして全国に放射能汚染土をばら撒く計画の危険性をお話ししました。

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同じく実証計画が発表された所沢からも駆け付けた仲間からのアピールがありました。

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反対行動は今後も続きます。是非ご注目と御協力を!

新宿御苑への汚染土持ち込みに反対する会のツイッターをフォローしてください。

2023/06/01

大崎市放射能ごみ焼却住民訴訟が結審(その2)

 前回に引き続き、大崎市放射能ごみ焼却住民訴訟最終口頭弁論期日の報告です。

 本裁判の主要争点は、大崎市の一般ごみ焼却施設(3箇所)において、8000Bq/kg以下の汚染稲わら、汚染牧草等の焼却が、地元自治会や水利組合との協定違反に当たるかどうか、という法的争点に加え、放射能ごみ焼却によりセシウムを含む微小粒子の周辺への拡散が、がんやそのたの疾病リスクを高めるため周辺住民の平穏生活権を侵害する点が争点になっています。

法廷では前回ブログで紹介した「バグフィルターはセシウムを含む微小粒子を捕捉できない」とのビデオ証言に加え、矢ケ崎克馬琉球大名誉教授の、「低線量内部被ばくによる危険性」のビデオ証言が放映されました。

矢ケ崎名誉教授のビデオ証言を紹介します。(下記の画像をクリックすると証言ビデオが見れます)

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#原発GX法を廃案に 原発GX法の可決に抗議する!

みなさまへ(拡散希望)

 

GX電源法(原発束ね法)が本日10時からの本会議で採決され、可決成立しました。10時に参議院前と、昨夜決めたのですが50名の方が集まり、抗議の声をあげました。

 

本会議での採決前の討論では公明、維新、国民が賛成の討論。国民の磯崎議員は、原発の運転期間を経産省が利用政策として判断することを批判したのですが、結論は運転期間制限などなくてもよいというものでした。30年目から10年毎の規制委の審査が設けられ審査がより厳しくなるのだから問題ない、そのことをもっと広報すべきだとも。しかしこれは真っ赤なウソです。

 

30年目から10年毎の審査は、高経年化技術評価として既に行われており、新しい制度では、審査の対象が長期施設管理方針から長期施設管理計画になり、規則で定められたものが法律になり、これまで添付書類として提出していた書類が本文になるだけ、これまでと変わらず、60年超の審査が必要になった分、危険性はより増えることになります。

 

反対の討論に立ったのは立憲と共産でした。しかし立憲で討論に立った連合出身の村田議員は、企業向けの電気料金もさげるべき、原発の運転期間について批判するのですが、よく聞くと、規制委が見直しを図れ、安全規制として運転延長を認めろというもので、脱原発の立場での討論ではありませんでした。

 

この法律には、原子力の人材育成を図れとか規制の審査を効率よくやれ、といったどうしようもない付帯決議が付いているのですが、立憲はこれの提案にも加わっています。厳しくこの法案を批判したのは共産の岩渕議員だけでした。このあたり、原発をめぐる私たちにとって厳しい状況があらわれていると思います。

 

原発は40年を迎える段階ですが、各地でさまざま問題が噴出しています。柏崎刈羽原発では東電の不祥事がとまりません。東電に原発を動かす資格はありません。関電や九電の原発では、火災防護について、工事計画認可に違反状態で運転が継続しています。違反が明らかになっても規制委は原発を止めようとしません。川内原発は40年超えの審査が行われていますが、圧力容器の劣化を確認する監視試験片が残り一つしかなく、監視ができなくなります。避難計画の実効性がないことが各地で問題となっており、裁判闘争も続いています。

 

原発事故が起きても国は責任をとりません。60年超運転などとんでもありません。再び原発事故により人々が苦しむことのないよう、GX法の内容を実行させないよう、原発の再稼働や再処理工場の稼働を許さず、汚染水の海洋放出を許さず、各地と連携しながら脱原発に進むとりくみを続けましょう。

 

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

 

原子力規制を監視する市民の会およびFoE

Japanの2団体は、本日、以下の共同声明を発出しました。ご一読の上、拡散にご協力ください。よろしくお願いします。

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声明:GX脱炭素電源法(原発回帰の束ね法)の可決に抗議する

http://kiseikanshi.main.jp/2023/05/31/1123445/

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