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2023/07/29

<パブコメ文例集>老朽炉の審査基準案 老朽炉の運転延長反対の声を届けよう!

老朽原発の新たな審査基準案

<パブコメ文例集>パブリック・コメントを出そう!

http://kiseikanshi.main.jp/2023/07/28/11223344555/

 

GX電源法のうち、原発の運転延長を実行するための規則案や新たな審査の審査基準案がパブリック・コメントにかかっています。老朽原発の運転延長反対の声を届けましょう。

 

★パブコメ文例集PDFはこちら

http://kiseikanshi.main.jp/2023/07/28/11223344555/

 

★パブコメセミナーにご参加ください!

 

FoE Japan主催

日時:2023年7月29日(土)14:00-15:30

講師:阪上武さん(原子力規制を監視する市民の会)

申込:以下からご登録ください。

https://us02web.zoom.us/.../tZAtceCqrTMtGNDLBLOpIWxpU1UMZ...

 

原子力資料情報室(CNIC)主催

■日時:7月31日(月) 11時~12時30分

■講師:阪上武さん(原子力規制を監視する市民の会)

井野博満さん(原発老朽化問題研究会)

服部成雄さん(原発老朽化問題研究会)

■定員:500人

■参加費:無料(ご寄付歓迎 cnic.jp/support/donation)

■申し込み:

https://us02web.zoom.us/.../reg.../WN_-1PdKzzMQ_qFyHWcyCi6TQ

 

****************************************************

 

老朽原発の新たな審査基準案

<パブコメ文例集>パブリック・コメントを出そう!

 

・GX電源法のうち、原発の運転延長を実行するための規則案や新たな審査の審査基準案がパブリック・コメントにかかっています。

・対象文書は4件ですが、原発の安全確保に関わる問題は、老朽原発の新たな審査の審査基準案である★実用発電用原子炉の長期施設管理計画の審査基準(案)に集約されています。こちらだけでもぜひ意見を出しましょう。

・新しい審査制度は「長期施設管理計画の審査」という名称で、原発の運転開始30年目から「10年以内毎」に劣化点検や劣化評価に基づき長期施設管理計画を提出して審査を受けます。40年目には特別点検を実施することにしています。従来の2つの制度(高経年化技術評価及び運転期間延長認可)を合わせたもので、違いは「10年毎」を「10年以内毎」にすることや、60年目及びそれ以降も実施することくらいで、審査の内容はほとんど変化がありません。

 

締切り8月4日(金)まで

 

〇脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則等の改正案等に対する意見公募について

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198023101&Mode=0

対象文書 ★実用発電用原子炉の長期施設管理計画の審査基準(案)/実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則等の一部を改正する規則(案)/他1件

 

〇実用発電用原子炉の長期施設管理計画の記載要領(案)に対する意見公募について

対象文書 実用発電用原子炉の長期施設管理計画の記載要領(案)

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198023204&Mode=0

 

関連資料 令和5年度第20回原子力規制委員会資料1

https://www.nra.go.jp/data/000439952.pdf

問合せ 原子力規制庁原子力規制部原子力規制企画課 03-5114-2109(代表)

 

2023/07/26

7月19日盛岡市でお話ししましたーバグフィルタでは有毒微小粒子の拡散を防止できないー

7月19日盛岡市内で「ごみ処理問題を考える8市町連絡会」主催による勉強会が開かれました。

主催者からの依頼で「バグフィルタでは有毒微小粒子の拡散を防止できない~放射能ゴミ焼却裁判の経験から~」と題してお話ししました。

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 盛岡市周辺の8市町ではゴミ焼却施設を統合化する計画がすすんでいます。1日当たり500トンのゴミを焼却します。地元推進派からは2021年2月「絶対に溶融炉」を条件に受入れ表明されています。

炉型については今年2月に設立された盛岡広域環境組合の施設整備検討委員会で検討することになっています。これまで頑なに一日焼却量500t(災害ごみ50トン含む)としていましたが、昨年11月のごみ処理広域化推進協議会への公開質問状に対する回答では、今後の人口減少、ごみ減量により約360t(災害ごみは含まれていません)になると回答しています。

しかも盛岡市街地から数キロの場所8市町の施設が老朽化しているという訳でもないようです。サーマルリサイクルとか謳っていますが発電や温水利用の計画はハッキリしません。8市町からゴミ収集となると輸送にかかるCO2排出や交通問題、近年多くなった大雨による災害のリスクよるも出て来ます。どうして現職市長は統合化、集中化、巨大化にこだわるのでしょうか?

何やら原発推進や福島復興と同じような匂いがプンプンします。

Img_0074-2

私が発表したプレゼン資料はこちらからDLできます。

2023/07/21

新たな審査パブコメセミナーやります!老朽炉の中性子照射脆化問題で欠陥を取り繕う規制緩和の動き??

みなさまへ(拡散希望)

 

GX法のうち原発の運転延長を実行するための規則案や審査基準案がパブコメにかかっています。気になっているみなさんも多いと思います。文例集は鋭意作成中です。少しお待ちください。

 

検討の過程で、原子炉圧力容器の中性子照射脆化について、監視試験片がなくなるという問題を取り繕うために、事業者の意向を取り込んで、こそこそと審査基準を緩和しようと動いていることが明らかになりました。規制の強化どころか緩和です。この問題を深堀りすると、老朽原発の致命的な欠陥が見えてきます。この問題を含めてパブコメセミナー(主催:FoE)を開催します。ぜひご視聴・ご参加ください。

 

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パブコメセミナー:老朽原発の審査基準など

https://foejapan.org/issue/20230718/13536/

<第1回>7月20日(木)18:00-19:30 講師:まさのあつこさん(ジャーナリスト)

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0qcuCuqDMsGdV8mooZDBzZm9Y7ZHhFE7tS

<第2回>7月22日(土)11:00-12:30 講師:井野博満さん(東京大学名誉教授)

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZUlf-mvqz4uGty6LxMVVorJZ7Xih9GncbDg

<第3回>7月29日(土)14:00-15:30 講師:阪上武さん(原子力規制を監視する市民の会)

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZAtceCqrTMtGNDLBLOpIWxpU1UMZjnRlqud

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審査基準の変更は2点あります。

 

  • 変更1● 監視試験片を取り出し評価を行うタイミングを照射量に応じたものに

 

現行の高経年化評価ガイド

40年目の評価では30~40年のできるだけ遅い時期に、50年目の評価では40~50年のできるだけ遅い時期に取り出し試験を行うことを要求

新たな審査基準案

電気協会の規格に従い照射量に応じて取り出し試験を行うことを要求

 

★これにより、停止期間中は短い停止も含めて除外されるので、取り出し試験の間隔は広がります。「10年以内」となった評価期間の間に取り出し試験が行われない可能性も出てきます。停止期間中は中性子照射脆化が進まないことが前提になっていますが、これについては専門家からも疑問の声がでています。

 

  • 変更2● 加圧熱衝撃評価に「損傷のおそれがある場合」との条件を追加

 

現状の高経年化評価ガイド(中性子照射脆化の要求事項)

○加圧熱衝撃評価の結果、原子炉圧力容器の評価対象部位において静的平面ひずみ破壊靱性値が応力拡大係数を上回ること。

新たな審査基準案 (中性子照射脆化の要求事項)

〇加圧熱衝撃により原子炉圧力容器が損傷するおそれのある場合、加圧熱衝撃評価の結果、原子炉圧力容器の評価対象部位において静的平面ひずみ破壊靱性値が応力拡大係数を上回ること。

 

新たな審査基準案で追加された部分「加圧熱衝撃により原子炉圧力容器が損傷するおそれのある場合」は、損傷のおそれがない場合は加圧熱衝撃の評価は必要ないとも読めます。追加は認められないと思います。

 

新たな審査についての規制委検討チームの会合において、電気事業者側は「BWRプラントで想定される照射量はPWRに比べて2桁程度小さく、想定される運転期間における照射量の領域において十分なデータが取得されている」と主張し、評価の見直しを要求しています。

 

背景に、監視試験片がなくなる問題があります。BWRの東海第二原発では、運転開始時に入れた4つの監視試験片のカプセルを、40年目の審査までにすべて取り出していたことが国会答弁で明らかになっています。50年目には取り出す試験片はないのです。今回の変更は、この問題を救済するためのものではないかとの疑念が生じます。

 

★この件について規制庁は、東海第二原発では使用済の監視試験片から「再生試験片」をつくって入れてあるので問題ないとしています。しかし監視試験片の部位のうち、溶接の熱影響部については再生試験片をつくることは困難であることを電気事業者も認めています。溶接の熱影響部の試験片がなければ必要な試験を行うことはできません。それで既に「十分なデータが取得されている」などと主張しているのではないでしょうか。

 

★「十分なデータが取得されている」とある「データ」には、加速照射試験が含まれているはずです。炉心に近いところに置いた試験片は照射量が多く、60年を超える分の照射を受けているというのです。しかし、これまで敦賀1号炉や福島原発における評価結果から、加速照射による脆化の評価では、通常の照射より低い値しか出ず、過小評価になることが明らかになっています。「十分なデータが取得されている」とはいえないのです。

 

★電気事業者は今回BWRプラントを問題にしていますが、同じ問題がPWRプラントにもあります。川内原発1号炉は、6つ入れた試験片のカプセルのうち、既に5つを取り出しており、残りは1つしかありません。高浜原発では、運転開始時に8つの監視試験片のカプセルを入れてありますが、母材だけのカプセルと溶接部だけのカプセルがあり、交互に取り出しているといいます。10年毎に取り出し試験を行っても、部位ごとでは20年毎になってしまいます。これが基準に合致するのかという問題もあります。

 

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パブコメセミナー:老朽原発の審査基準など

https://foejapan.org/issue/20230718/13536/

 

先般の国会でGX脱炭素電源法(原発回帰の束ね法)が成立しました。これに伴い、原発の運転期間を原則40年とする規定が「原子炉等規制法」から削除され、30年を超える原発の「長期施設管理計画」の認可に関する規定が盛り込まれます。

従来から30年超の原発に対する10 年ごとの劣化評価は、高経年化技術評価として行われてきました。今回、これが法律に格上げすることになります。

現在、長期施設管理計画の審査基準など一連の文書が、パブコメ(一般からの意見募集)にかけられています。

しかし、老朽原発の評価や審査は一筋縄でいくものではありません。規制委員会の審査で老朽原発の安全は守られるのでしょうか。

このたび、オンラインでパブコメセミナーを開催いたします。ぜひご参加ください。

 

<第1回>

日時:2023年7月20日(木)18:00-19:30

講師:まさのあつこさん(ジャーナリスト)

申込:以下からご登録ください。

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0qcuCuqDMsGdV8mooZDBzZm9Y7ZHhFE7tS

 

<第2回>

日時:2023年7月22日(土)11:00-12:30

講師:井野博満さん(東京大学名誉教授)

申込:以下からご登録ください。

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZUlf-mvqz4uGty6LxMVVorJZ7Xih9GncbDg

 

<第3回>

日時:2023年7月29日(土)14:00-15:30

講師:阪上武さん(原子力規制を監視する市民の会)

申込:以下からご登録ください。

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZAtceCqrTMtGNDLBLOpIWxpU1UMZjnRlqud

 

※パブコメはこちらから。

 

1)脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則等の改正案等に対する意見公募について(締切:2023年8月4日)

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198023101&Mode=0

 

2)実用発電用原子炉の長期施設管理計画の記載要領(案)に対する意見公募について(締切:2023年8月3日)

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198023204&Mode=0

 

2023/07/14

変更7月18日19:00~20:00【海の日アクション連帯企画】汚染水を海に流すな! 官邸前アピール

みなさま(重複失礼 拡散歓迎)

 

昨日ご案内した「海の日アクション連帯企画」ですが、同日同じ場所で「脱被ばく実現ネットさん」のアクションがあるのに重ねてしまいました。一日早めて、7月18日19:00~20:00に変更することにいたしました。

再度ご案内させていただきます。

 

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【海の日アクション連帯企画】汚染水を海に流すな! 官邸前アピール

★開催日時を【2023年7月18日19:00~20:00】に変更しました。

https://foejapan.org/issue/20230713/13511/

 

政府は福島第一原発の敷地に保管している処理汚染水(ALPSで処理されているが、放射性物質が残留する水)の海洋放出を、この夏にも強行しようとしています。

 

現在、タンクの中に約126万m3(2022年3月時点)の処理汚染水が貯められており、トリチウムに加え、ストロンチウム90、ヨウ素129などが残留し、7割近くの水でトリチウム以外でも基準超えとなっています。

 

ALPSで処理された水に、トリチウム以外が基準を超えて残留していることは、2018年メディアの報道などにより明らかになりました。それまで東京電力は、トリチウム以外は基準を満たしていると説明していました。

 

現在も、東京電力は、3つのタンク群についてのみ、64の放射性物質(ALPS除去対象核種62核種およびトリチウム、炭素14)を測定しているだけで、その他の多くのタンク群については現段階では測定していません。

 

東電は基準超えを起こしている水については、順次二次処理を行い、放出前に測定するとしています。放出期間は30年以上とみられており、放出が終了するまでは放出される放射性物質の総量は不明ということになります。

 

モルタル固化処分など有効な代替案が提案されているのにもかかわらず、これらは検討されていません。漁業関係者や市民からも反対の声があがっており、「関係者の理解」は得られていません。

 

私たちは、放射性物質は集中管理が原則であり、環境中に放出すべきではないと考えます。

このたび、「海の日アクション2023」@いわき(7月17日開催)に連帯し、以下のアクションを行います。ぜひご参加ください。

 

日時:2023年7月18日(火)19:00~20:00

場所:首相官邸前(最寄り駅:国会議事堂前駅)

呼びかけ:原子力規制を監視する市民の会、FoE Japan

 

★「脱被ばく実現ネット」による 官邸前抗議は

7月19日 (水) 19:30~20:15こちらもぜひ!

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★海の日アクション2023 汚染水を海に流すな!海といのちを守るパレード

https://skazuyoshi.exblog.jp/30361414/?fbclid=IwAR1hGhqUhAt939XoYs-t2ldUx9XShj5Ea2zptpZO8XMY3benViIEhCn-lpA

・日時:7月17日(月・祝)13時20分?15時30分

・場所:福島県いわき市小名浜 アクアマリンパーク 雨天時:小名浜魚市場会議室

・共催:これ以上海を汚すな!市民会議、さようなら原発1000万人アクション実行委員会

「これ以上海を汚すな!市民会議」のフェイスブックはこちら:https://www.facebook.com/koreumi/

2023/07/13

【海の日アクション連帯企画】汚染水を海に流すな!7/19官邸前アピール19:30

みなさまへ(拡散希望)ご参集ください!

 

【海の日アクション連帯企画】 *********

汚染水を海に流すな! 官邸前アピール

https://foejapan.org/issue/20230713/13511/

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日時:2023年7月19日(水)19:30~20:10

場所:首相官邸前(最寄り駅:国会議事堂前駅)

 

政府は福島第一原発の敷地に保管している処理汚染水(ALPSで処理されているが、

放射性物質が残留する水)の海洋放出を、この夏にも強行しようとしています。

 

現在、タンクの中に約126万m3(2022年3月時点)の処理汚染水が貯められており、トリチウムに加え、ストロンチウム90、ヨウ素129などが残留し、7割近くの水でトリチウム以外でも基準超えとなっています。

 

ALPSで処理された水に、トリチウム以外が基準を超えて残留していることは、2018年メディアの報道などにより明らかになりました。それまで東京電力は、トリチウム以外は基準を満たしていると説明していました。

 

現在も、東京電力は、3つのタンク群についてのみ、64の放射性物質(ALPS除去

対象核種62核種およびトリチウム、炭素14)を測定しているだけで、その他の多くのタンク群については現段階では測定していません。

 

東電は基準超えを起こしている水については、順次二次処理を行い、放出前に測

定するとしています。放出期間は30年以上とみられており、放出が終了するまでは放出される放射性物質の総量は不明ということになります。

 

モルタル固化処分など有効な代替案が提案されているのにもかかわらず、これらは検討されていません。漁業関係者や市民からも反対の声があがっており、「関係者の理解」は得られていません。

 

私たちは、放射性物質は集中管理が原則であり、環境中に放出すべきではないと考えます。

 

このたび、以下のアクションを行います。ぜひご参加ください。

 

日時:2023年7月19日(水)19:30~20:10

場所:首相官邸前(最寄り駅:国会議事堂前駅)

呼びかけ:原子力規制を監視する市民の会、FoE Japan

 

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