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2023/12/25

12/27<傍聴・抗議アピール>柏崎刈羽原発の運転禁止措置解除に反対!

みなさまへ(拡散希望)

 

12/27<傍聴・抗議アピール>柏崎刈羽原発の運転禁止措置の解除に反対!

https://kiseikanshi.main.jp/2023/12/25/222200/

 

原子力規制委員会は12月27日の会合において、柏崎刈羽原発の運転禁止措置の解除を決めようとしています。

 

核物質防護について、東電の対策についての検査は終わっていません。大雪警報時を模擬した訓練は夏の時期に行われただけです。同時に問われている東電が原発を運転する適格性についても、廃炉作業が進まず、情報を隠し理解を得ないままことを進める体質は変わっていません。今年10月25日に発生したALPS処理施設での被ばく事故についての検証は不十分です。

 

12月20日の規制委会合において東電小早川社長は、「しっかりやります」とか「仕組みよりも魂が大事」「仏像に魂を入れる作業」といった抽象的な表現で決意を述べました。規制委側から、「精神論もいいが規制委の場では仕組みが大事」という意見も出ました。しかし「仕組み」を改めたはずの状況で、ALPS処理施設での被ばく事故が発生したのです。

 

被ばく事故に触れた小早川社長は、原因と再発防止策は報告した、長年トラブルがなかったので問題に気付かなかった、などと述べました。しかし元プラントエンジニアの方に聞くと、そもそも穴の開いた容器にクネクネと這わせた配管を突っ込むようなやり方を恒常的な作業として行っていたことが問題だといいいます。しかも、そこに流れる廃液には高濃度放射能と硝酸が含まれています。配管が抜けだして暴れて廃液が噴き出すことは容易に想像され、普通に安全管理ができていれば、最初から気付いて対処していたはずだといいます。

 

この事故について、東電は当初作業員を5人と発表していました。その後、記者の追及により実は10人であり、元請けの東芝システムの社員で施設の設計者もいたことが明らかになっています。東電はその情報を隠していました。なぜ設計者が呼ばれたのか、それでも事故が防げなかったのは何か、肝心なことは不明のままです。

 

改善などされておらず、東電がトラブルに学ぶことができず、さらにトラブルを繰返す体質が何も変わっていないことをまざまざと見せつけた事故でした。12月14日には福島第一原発2号機において別の被ばく事故が発生しています。こうした問題に目をつぶって運転禁止解除などありえないと思います。

 

運転禁止措置の解除に反対して、会合の傍聴とアピール行動への参加を呼びかけます。

 

◆柏崎刈羽原発の運転禁止措置の解除に反対◆

12月27日(水)六本木ファーストビル(地下鉄六本木一丁目)

10:00~10:20 規制委前抗議アピール行動

10:30~12:00 規制委定例会合の傍聴

12:00~13:00 規制委前抗議アピール行動

 

※規制委会合のリアル傍聴には申込みが必要です。12月26日(火)12:00までに電話又は電子メールにてご登録ください。

https://www.nra.go.jp/data/000464498.pdf

 

問合せ 090-8116-7155 阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)まで

 

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