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2025/11/03

<規制庁に質問>柏崎刈羽原発 制御棒不具合の原因はやはり未解明 再稼働すべきではない

みなさまへ(拡散希望)

http://kiseikanshi.main.jp/2025/11/03/112233-4/

 

〇再稼働が予定されている柏崎刈羽原発6号機において、東電が実施していた健全性確認において、制御棒駆動機構に不具合が生じ、制御棒1本が引き抜けなくなるトラブルが生じました。

 

〇東電は10月9日に、制御棒が引き抜けなかったのは「ローラーがガイドチューブに引っかかったことによるものと推定」したとし、今後は、当該制御棒駆動機構を予備品と入れ替え、他の204本を含め、すべての制御棒について電動での挿入・引抜き操作を行い、引っかかりの兆候がないか1体ずつ確認するとしていました。

 

10月9日 東電の記者説明資料

https://www.tepco.co.jp/niigata_hq/data/publication/pdf/2025/2025100901p.pdf

 

〇東電は10月23日に、制御棒についての確認を終え、残りの健全性確認作業を行うとし、28日には、健全性確認が完了し、技術的には再稼働が可能になったと発表しました。

 

10月23日 東電の記者説明資料

https://www.tepco.co.jp/niigata_hq/data/publication/pdf/2025/2025102301p.pdf

 

しかし、制御棒が引き抜けなかった原因は解明されたのでしょうか。この点について、福島みずほ事務所を通じて原子力規制庁に文書で問合せました。以下がそのやりとりです。

 

◆10月16日付質問と10月23日付回答

 

(質問)規制庁・規制委は報告を受けているのか。

 

(回答)現地の原子力検査官が、8月26日に事業者から口頭で連絡を受けました。当該連絡を受けて、原子力規制庁は、事業者が発行するCR(状況報告)の確認、現場での立会い等を行い、事業者が原子力安全に係る保安活動を適切に行っているかどうかを原子力規制検査で確認しています。

 

(質問)東電の資料では、ローラーがなぜ、どのようにして外側のガイドチューブに引っかかったのか、なぜ当該の一本が動かなくなったのか、他の制御棒駆動機構に同じ事態が生じるおそれはないのか、何も明らかになっていない。原因が解明されたとはとてもいえないと思われるがいかがか。

 

(回答)東京電力の説明において、制御棒が引き抜けなかった原因として「ローラーがガイドチューブに引っかかったことによるものと推定」したとしている点については、現地の原子力検査官も承知をしております。また「どのようにしてローラーがガイドチューブに引っかかったのか」の推定メカニズムについても、現地の検査官は説明を受けております。その上で、現時点で東京電力が他の制御棒駆動機構についても個別に動作確認を行い、以上の兆候がないかを確認する対応に問題があるとは認識していません。

 

◆10月29日付再質問と10月29日付回答

 

(再質問)回答の中に「『どのようにしてローラーがガイドチューブに引っかかったのか』の推定メカニズムについても、現地の検査官が説明を受けております。」との記載があるが、このとき現地の検査官が受けた説明の内容について明らかにされたい。

 

(回答)原子力規制庁の現地検査官が事業者から受けた説明は次の通りです。

 

・事業者が2025年10月9日に公開した資料にもあるとおり、通常の制御棒駆動機構におけるスクラム試験では、制御棒が全挿入されたことを確認後、制御棒駆動機構の中空ピストンとボールナットはしっかり接合し、中空ピストンのラッチ機能は正しく収納された状態で引き抜かれてす。

 

・一方で今回の事象では、ローラーの動きが固く、中空ピストンとボールナットがしっかり接合しなかったことで、制御棒をほぼ全挿入位置で保持するためのラッチ機構が作動し、ラッチにあるローラーがガイドチューブに引っ掛かり、中空ピストンとボールナットが分離を引き起こしたため、当該不具合が生じたと事業者は推定しております。

 

☆果たしてこれで原因が説明されたといえるでしょうか。

 

規制庁が受けた説明は、①ローラーの動きが固くなっていた(回転しなかった?)→②中空ピストンとボールナットがしっかり接合しなかった→③制御棒を挿入位置で保持するためのラッチ機構が作動した→④ローラーが引っかかり中空ピストンとボールナットが分離して制御不能となった…というものです。

 

★そもそもなぜ当該制御棒駆動機構について、ローラーの動きが固くなったのでしょうか。その説明がありません。

 

★メカニズムの説明についても疑問があります。特にローラーが固くなっただけで中空ピストンとボールナットがしっかり接合しなくなるというのが理解できません。

 

★ローラーが固くなっただけで制御棒が制御できなくなってしまうというのも問題では。設計にも問題があったのではないでしょうか。

 

★東電は、2025年5月にも全数の制御棒について引抜き、挿入を行っていますがこの時は不具合は発見されませんでした。なぜでしょうか。

 

原因が解明されたとはとても言えない状況です。柏崎刈羽原発は再稼働すべきではありません。

 

原子力規制を監視する市民の会

 

柏崎刈羽原発6号機で制御棒が制御できないトラブル 原因未解明なのに交換だけで再稼働に向けた作業再開いいのか?

http://kiseikanshi.main.jp/2025/10/15/1222333-2/

緊急要請 制御棒トラブルの柏崎刈羽6号機 再稼働への作業再開しないで!

https://kiseikanshi.main.jp/2025/10/20/12223344-3/

 

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