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2020/09/14

<パブコメセミナー>むつ原発使用済み核燃料の中間貯蔵施設

みなさまへ(拡散希望)

青森県むつ市に建設中の原発の使用済み燃料の中間貯蔵施設(リサイクル燃料備
蓄センター)について、原子力規制委員会は事業指定変更許可申請について、許
可を前提とした審査書案を提示し、10月2日を期限としたパブリック・コメン
トが行われています。

むつの地元から栗橋さん、搬出元の新潟から小木曽さんをお迎えして、パブコメ
セミナーをオンラインで実施します。

2020年9月22日(火)15:00~16:30
申込みフォーム https://pro.form-mailer.jp/fms/4737f66d206232

むつの施設は、半永久的な核のゴミ捨て場をつくり、原発の再稼働と稼働の継続
を目的とし、立地地域の危険性を高めるものでもあります。施設が抱える問題に
ついてさまざまな角度から検証していきたいと思います。ぜひご参加ください!

◆むつ使用済み核燃料中間貯蔵施設パブコメセミナー
2020年9月22日(火)15:00~16:30

お 話 栗橋 伸夫さん(核の中間貯蔵施設はいらない!下北の会)
    小木曽茂子さん(さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト)
    阪上 武さん(原子力規制を監視する市民の会)
主 催 原子力規制を監視する市民の会/国際環境NGO
FoE
Japan
問合せ 090-8116-7155阪上まで

セミナーはZoomを使ったオンライン形式で行います。参加希望される方は、前日
までに以下のフォームからお申込みください。返信でZoomのリンクを送付いたし
ます。

申込みフォーム https://pro.form-mailer.jp/fms/4737f66d206232

パブリック・コメントの資料・提出はこちら
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198020207&Mode=0

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

2020/07/29

六ヶ所再処理工場の許可に抗議!共同声明発出しました

みなさまへ(拡散希望)

本日(7月29日)原子力規制委員会は、日本原燃六ヶ所再処理工場の事業指定変
更申請に許可を下しました。

この間、原子力規制庁と交渉を重ねてきた5団体の連名にて、共同抗議声明を発
出しました。
http://kiseikanshi.main.jp/2020/07/29/1222288/

核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団(青森県)
三陸の海を放射能から守る岩手の会(岩手県)
国際環境NGO
FoE
Japan(東京都)
原子力規制を監視する市民の会(東京都)
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(大阪府)

共同声明(PDF)
http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2020/07/kogi-seimei.pdf

***********************************

2020年7月29日

共同声明 六ヶ所再処理工場の許可に抗議する

本日、原子力規制委員会は、日本原燃が青森県六ヶ所村で建設中の再処理工場の
事業指定変更申請に許可を下した。私たちはこれに強く抗議する。

六ヶ所再処理工場では最近になってアクティブ試験(試運転)で生じた放射性廃
棄物の不適切管理が発覚した。私たちはこの件で7月21日に交渉をもったが、そ
の中で、現地事務所では毎日のように不適切情報があがっていること、ガラス固
化建屋内でずさんな管理が続けられているガラス破片について、これがガラス固
化溶融炉の構造的な欠陥により生じたことが明らかになった。ガラス固化は失敗
に終わり、危険な高レベル廃液は固化できずにいまでも貯槽に保管されている。
この状況で再処理事業を進めると、ますます危険性を高めることになる。

ガラス固化の構造的欠陥は安全上重要な基本設計に関わることであり、今回の審
査の対象とすべきものであった。ところが規制委はアクティブ試験の評価を行わ
ず、使用前事業者検査など、後段の規制に先送りするとしている。審査書の中で、
「アクティブ試験における再処理施設の運転及び保守の経験を有している」とし、
これを、原燃が「再処理の事業を的確に遂行するに足りる技術的能力」を有する
根拠としているが、審査もせずにこのような判断を下すことはできないはずだ。
ガラス固化における欠陥、相次ぐトラブルと日常的な保安規定違反、廃棄物のず
さん管理等々、原燃による運転と保守の「経験」は、逆に、原燃に再処理工場を
運用する技術的能力がないことを明らかにしている。

交渉ではプルトニウムの回収率や未回収分の管理状況について質したが、日仏協
定の機微情報と位置づけられているとして明らかにされなかった。危険な核分裂
物質についてずさんな管理が行われていたとしても、私たちは実態を知ることす
らできない。

福島第一原発のサイトのタンクに溜まる大量のトリチウムを含む汚染水について、
国の海洋放出の方針に対し、漁業者をはじめ各地の人たちが反対の声を上げてい
る。六ヶ所再処理工場が稼働すれば、これを大きく超えるレベルのトリチウムが
海洋に放出される。再処理工場の海洋放出では、原発では定められている濃度限
度を排除した基準を設定することで、出てきたトリチウムは高い濃度のまま、垂
れ流しとなっている。これは、放射能放出に際して、放射能を低減する設備を要
求する事業指定基準規則第21条に反する。こうした点からも許可はできないはず
だ。

再処理工場は、全国の原発から集めた使用済み燃料を硝酸で溶かしたうえで、プ
ルトニウムとウランを回収する施設だが、日常的な放射能汚染に加えて、人が近
づけないような高レベル廃液を生み出し、重大事故により、破局的な放射能汚染
をももたらしかねない。そのうえ、もんじゅは廃炉が決まり、「核燃料サイク
ル」は破綻、国際的にも日本のプルトニウム保有に厳しい批判がある中、10兆円
を超える巨費を投じてまで再処理工場を動かす意味は完全に失われている。なに
より一刻も早い脱原発の実現を求める多くの人々の願いを踏みにじるものである。
私たちは、今回の許可処分に抗議すると共に、改めて再処理工場の許可の取り消
しと再処理事業からの撤退を求める。

核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団(青森県)
三陸の海を放射能から守る岩手の会(岩手県)
国際環境NGO
FoE
Japan(東京都)
原子力規制を監視する市民の会(東京都)
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(大阪府)

連絡先 原子力規制を監視する市民の会
東京都新宿区下宮比町3-12-302 090-8116-7155阪上

 

2020/07/21

<要望書提出&交渉報告>六ヶ所再処理許可しないで!

みなさまへ(拡散希望)

本日(7月21日10:00~12:00@参議院議員会館)行われた六ヶ所再処理工場の許
可をしないで!要望書提出&政府交渉について報告します。

主催:核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団/三陸の海を放射能から守る岩手の会
/原子力規制を監視する市民の会/国際環境NGO FoE Japan/美浜・大飯・高浜
原発に反対する市民の会

オンラインにて青森の山田清彦さん、岩手の永田文夫さん、大阪の小山英之さん
はじめ55名の方にご参加いただきました。会場には東京のスタッフ他、マスコ
ミ関係者と紙智子議員、交渉を設定いただいた福島みずほ議員にもご参加いただ
きました。要望書は806名の賛同をえて提出しました。ご協力ありがとうござ
いました。

交渉の席には、規制庁の施設等監視部門から3名、検査部門1名、審査部門1名
が参加し、廃棄物管理問題は施設等監視部門の木下氏、審査関係は審査部門の真
田氏が主に対応しました。

●現場では不適合情報が毎日のように出ておりいちいち報告しなかった

放射性廃棄物の不適切管理については、2017年8月に発覚した後、2017年12月に、
2019年8月までに是正すると計画を受け取っていましたが、8件のうち2件は是
正されていませんでした。なぜそれが見逃されていたのか。

規制庁は、本庁で審査部門と検査部門に分かれるなどして混乱していたからと説
明。現場事務所の職員はなぜ報告しなかったと聞くと、不適合情報が毎日のよう
に出ているのいちいち報告する必要はないと判断したようだと。現場では慢性的
に問題が生じているようです。

原燃からの報告が審査書案が出た後の6月30日になったことについて、原燃が、
原因究明を優先した、審査の目途がついたら説明しようと思っていたなどと釈明
していることについては、まだ説明は受けていないとの回答でした。原燃が審査
への影響をおそれているのは明らかです。審査の結論を出す前に事情を聴くべき
です。

●燃料被覆管の保管・水にも浸けずに10年間も仮保管

不適切保管の中に、燃料被覆管がありました。ハルともよばれますが、自然発火
の可能性もある危険なものです。本来なら専用容器に入れて水に浸けて保管しな
ければならないところ、容器の3割くらいしか埋まらないという理由で仮置きの
状況が10年も続いていました。原燃は発火には至らないと言っているようですが、
仮置きが10年もというのはありえない話ではないでしょうか。

●ガラス破片はガラス固化溶融炉の構造的欠陥により生じたもの

交渉で主要に問題になったのがガラス固化建屋のガラス破片でした。貯蔵施設に
運ばなけらならないものを、いまでも現場に置きっぱなしになっています。交渉
では、これがアクティブ試験で明らかになったガラス固化溶融炉の構造的欠陥に
起因することが確かめられました。

アクティブ試験のガラス固化ではトラブルが続出しただけでなく、白金族金属が
沈殿・堆積し、ガラス固化ができなくなる構造的欠陥を抱えていることが明らか
になりました。その時にこびりついた堆積物をはつったものが、今回問題になっ
ている160キロものガラス破片でした。

規制庁は、このようなものが発生することは予想されておらず、保管容器がなく、
これが不適切管理につながったと述べました。

●アクティブ試験の失敗経験により原燃の技術的能力を認定!?

六ヶ所再処理工場については規制委において、事業指定変更許可申請の審査が終
盤で、来週にも許可が下ろうとしています。

審査の項目に「技術的能力」があります。原燃には「再処理の事業を的確に遂行
するのに足りる技術的能力」が要求されています。規制委は、原燃には技術的能
力があるとし、その理由のひとつに「アクティブ試験における再処理施設の運転
及び保守の経験を有している」との記載があります。

先に述べたように、アクティブ試験のガラス固化は構造的な欠陥が明らかになり、
トラブルが続出したこともあり、予定の6割程度で止まってしまいました。明ら
かに失敗です。失敗の経験を有していることが、なぜ技術的能力を有している根
拠になるのでしょうか。

さらに規制庁は、アクティブ試験は今回の審査の対象外であり、今後の後段規制
(工事計画認可や使用前検査)で検討するといいます。検討もせずになぜそのよ
うな結論が下せるのでしょうか。

市民側は、ガラス固化の構造的欠陥は、基本設計に関わる問題であり、いま行わ
れている審査で検討すべきものであり、それがない以上、許可はできないと繰り
返し訴えました。規制庁側は、アクティブ試験の評価は後段規制で行うことにな
っていると繰り返すだけでした。

●未回収プルトニウムの情報は出せない

交渉では、未回収プルトニウムについても聞きました。規制庁はプルトニウムの
管理については機微情報であり公表できないと。市民側から、ずさんな管理によ
り私たちが危険にさらされる。そのような工場は動かさないで欲しいとの訴えが
ありました。

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

2020/07/16

<要望書・賛同急募>六ヶ所再処理工場の許可をしないで!7/20締切り

みなさまへ(拡散希望)重複ご容赦ください

<要望書提出&政府交渉>六ヶ所再処理工場の許可をしないで!
http://kiseikanshi.main.jp/2020/07/15/1555559/

◆要望書への賛同を募っています(7月20日18時締切)
◆要望書提出&政府交渉にオンラインで参加できます

六ヶ所再処理工場において、事業者の日本原燃が、過去の試運転(アクティブ試
験)の際の放射性廃棄物管理がずさんで、最長で19年間にわたり決められた管理
を行っていないことが明らかになりました。中には超高レベルな放射能をもつガ
ラス固化試験の際にできた高レベル廃液が入ったガラスの破片も含まれています。

更田委員長は、きちんとした報告もないまま、今回の件は安全上問題がないと決
めつけ、本格操業に向けた許可を今月中にも下すとしています。ずさん管理が明
かになったアクティブ試験においてはガラス固化でトラブルが続出し、構造的な
欠陥があることも明らかになっています。審査ではこのアクティブ試験の評価は
行われていません。

こうした状況から、六ヶ所再処理工場の廃棄物ずさん管理問題について問いただ
し、本格操業に向けた許可をしないよう求める政府交渉と要望書を提出する要請
行動を行うことにしました。

<呼びかけ団体>
核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団/三陸の海を放射能から守る岩手の会/原子
力規制を監視する市民の会/国際環境NGO FoE Japan/美浜・大飯・高浜原発に
反対する市民の会

◆要望書への個人賛同を募っています。いますぐ賛同をお願いします!

要望書(案)はこちら
http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2020/07/yobosyo-rokkasyo-haikibutsu.pdf
要望書への個人賛同はこちらのフォームからから(7月20日18時締切)
https://pro.form-mailer.jp/fms/6a16936f201548

◆政府交渉&要望書提出行動を行います。

政府交渉は、7月21日(火)10:00~12:00です。10:00~事前
集会、10:30~要望書提出の後規制庁と交渉の予定です。

議員会館で実施しますが、みなさまにはオンライン(ZOOM)を使ってご参加いた
だけます。質疑も可能です。

青森から1万人訴訟原告団の山田清彦さん、岩手から三陸の海を放射能から守る
会の永田文夫さん、大阪から美浜の会の小山英之さんもオンラインで参加します。
参加を希望される場合、以下からお申し込みいただけます。

質問事項はこちら
http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2020/07/rokkasyo-sitsumon.pdf
政府交渉のオンライン参加申込はこちらのフォームから(7月20日18時まで)
https://pro.form-mailer.jp/fms/6a16936f201548

※要望書の個人賛同と政府交渉オンライン参加の申込は同じフォームです。いず
れかだけでも可能です。締切は7月20日18時です。よろしくお願いいたします!

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

********************************
原子力規制委員会委員長 更田豊志様

要 望 書(案)

六ヶ所再処理工場の許可をしないでください

日本原燃の六ケ所再処理工場の試験運転(アクティブ試験)で発生した放射性廃
棄物が、最長で19年にわたり、ずさんに扱われているとの報道がありました。中
には、極めて強い放射線を出す高レベル放射性廃液をガラスと混ぜた破片約
160kgも含まれています。原燃は、専用容器に入れて貯蔵施設で保管するとして
いましたが、実際にはガラス固化建屋内においたままでした。日本原燃が原子力
規制委員会に報告したのは、審査書案が出て審査の目途が立った今年6月30日で
した。

アクティブ試験では、高レベル廃液のガラス固化において、溶融炉の天井レンガ
が剥落する、高いレベルの放射能が区画内に漏洩する(回収わずか10%)などト
ラブルが続出し、白金族金属の堆積など構造的な欠陥が明らかになりました。ガ
ラス固化は失敗に終わり、破局的な放射能被害をもたらす危険な高レベル廃液の
状態でいまでも貯槽に保管されています。ガラス固化ができない状態で再処理を
進めると、危険性がさらに増大することになります。

原子力規制委員会は、六ヶ所再処理工場の事業指定許可申請に対してまもなく許
可を下そうとしています。しかし肝心のアクティブ試験の評価審査は行われてお
らず、先送りにしています。今回のずさんな放射性廃棄物管理についても、きち
んとした報告も受けないうちから、安全上問題はないと決めつけ、事業指定許可
には影響がないとしています。

しかし、度重なるトラブルや構造的欠陥をみても、日本原燃に、原子炉等規制法
の第44条の2(再処理事業,指定の基準)第1項第2号が要求する「再処理の事
業を的確に遂行するに足りる技術的能力」がないことは明らかです。規制委は、
アクティブ試験について審査評価もせずに「アクティブ試験における再処理施設
の運転及び保守の経験を有している」とだけ触れて合格させようとしていますが、
日本原燃に、このとてつもない危険な再処理施設の運用を任すわけにはいきませ
ん。審査に許可を下すべきではありません。

また、福島第一原発のサイトのタンクに溜まる大量のトリチウムを含む汚染水に
ついて、国の海洋放出の方針に対し、漁業者をはじめ各地の人たちが反対の声を
上げています。六ヶ所再処理工場が稼働すれば、これを超えるレベルのトリチウ
ムが海洋に放出されます。再処理工場では、原発で定められている告示濃度限度
基準すらなく、出てきたトリチウムは高い濃度のまま、垂れ流しとなっています。
これは、放射能放出に際して、放射能を低減する設備を要求する事業指定基準規
則第21条にも反します。こうした点からも許可はできないはずです。

<呼びかけ団体>
核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団/三陸の海を放射能から守る岩手の会/原子
力規制を監視する市民の会/国際環境NGO FoE Japan/美浜・大飯・高浜原発に
反対する市民の会

<連絡先>
162-0822東京都新宿区下宮比町3-12-302 090-8116-7155
原子力規制を監視する市民の会
173-0037東京都板橋区小茂根1-21-9 03-6909-5983
国際環境NGO FoE Japan

 

2020/06/18

六ケ所再処理工場 本日の政府交渉の報告

みなさまへ(拡散希望)

本日、参議院議員会館にて、六ヶ所再処理工場の安全上、経理上の問題について、
規制庁及び経産省との交渉を行いました。交渉にはオンラインで美浜の会の小山
英之さん、岩手の会の永田文夫さん、龍谷大の大島堅一さんはじめ、50名近い
方にご参加いただきました。会場には福島みずほ議員、菅直人議員、宮川伸議員
がみえました。オンラインでもご参加いただきました。

動画
https://youtu.be/nwFec_CA6PQ

◆トリチウム放出の告示濃度基準は再処理工場にも適用すべき

・トリチウムの放出について、原発では告示濃度限度として1リットル当たり6
万ベクレルという基準があります。ところが六ケ所再処理工場には限度がなく、
アクティブ試験の実績では1500倍に相当する1リットル当たり9千万ベクレルが
放出されました。本格稼働すれば、福島第一原発で海洋放出が問題になっている
汚染水を大きく上回る量が日常的に放出されることになります。

・規制庁は、再処理工場では、食べ物など放出放射能による影響で一般公衆年間
1ミリの基準を超えないことを確認しているから問題ないと説明しました。しか
し、原発の告示濃度限度も、敷地境界で空気や水を摂取し続けても年間1ミリを
超えないことから定められたものです。再処理工場で同じ基準を適用しないのは
なぜか。

・規制庁は驚いたことに、再処理工場の危険性を語りはじめます。原発では放射
能は燃料の中に閉じ込められており、放出される核種は限られている。しかし再
処理工場は、燃料を切断してあらゆる核種の放射能が出てくる。あらゆる核種が
出てくるので各種ごとに告示濃度限度を定めるのは大変だから適用しないと。

・ありとあらゆる核種が出てくるのであればなおさら、規制を厳しくしなければ
ならないはずです。再処理工場が告示濃度限度を定めないために基準が緩くなっ
ていることを認めるかと問うと、結果的に緩くなっていることを認めました。市
民側は、改めて濃度基準を設けずに大量放出を行うべきではないと主張しました。

◆放出放射能の低減を求める基準21条にも違反する

・トリチウム、クリプトンや炭素14については、放出放射能を低減する設備は
なく、全量放出が方針となっています。これは、放出放射能の低減を求める基準
21条に違反します。このことを質すと、ただ、管理目標値(年50マイクロシー
ベルト)を下回ればよいというだけでした。

◆ガラス固化の構造的欠陥が明らかになったアクティブ試験について評価せず

・アクティブ試験ではガラス固化でトラブルが続出し、放射能漏れ事故を起こし
て止まってしまいました。構造的欠陥が明らかになったのですが、今回、規制委
員会による審査では、アクティブ試験については結果の確認は行っていないとの
ことでした。

・なぜ確認しないのかと聞くと、今回の事業指定許可では基本設計をみる。アク
ティブ試験については、後段の詳細設計(工事計画認可及び使用前検査)でみる
とのこと。しかしガラス固化の欠陥は構造的なもので、基本設計にもかかわるは
ずです。それについて議論したのかと聞くと返事はありませんでした。

◆高レベル廃液貯槽等でプルトニウムが臨界事故を起こす可能性

・高レベル廃液貯槽と不溶解残渣廃液貯槽を特定して、プルトニウムが臨界事故
を起こす可能性を検討したのか、具体的に聞いたのですが、規制庁側は、一般的
に臨界事故対策としてどのような審査を行ったのか述べるだけでした。具体的に
高レベル廃液貯槽と不溶解残渣廃液貯槽を臨界事故の評価から外した理由につい
て改めて聞くことになりました。

◆再処理計画は破綻している

・再処理の事業計画について、40年で32,000トンの再処理を行うことが前提とな
っていることを確認したうえで、再稼働が進まず、電力会社からの拠出金が不足
することや、プルサーマルは危険で反対が強く、原子力委員会決定により再処
理が進まないことを問題にしました。
・経産省は、将来のことはわからない、再処理機構と原燃の間の契約上の話だか
ら機構に聞いてくれと逃げました。
・核燃料サイクルは全体が破綻しており、再処理もプルサーマルもやめるべきだ
と述べて終わりました。

質問事項
https://www.foejapan.org/energy/stop_restart/pdf/200617_Q.pdf

資料(濃度規制、アクティブ試験、ガラス固化体など)美浜の会の小山さんの資
料より
https://www.foejapan.org/energy/stop_restart/pdf/200617_shiryo.pdf

資料(財務的側面)
https://www.foejapan.org/energy/stop_restart/pdf/200608_oshima.pdf#page=47

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

2020/05/29

六ヶ所再処理パブコメセミナー次回は小山英之さん「プルサーマルと再処理」

みなさまへ

大好評の六ヶ所再処理パブコメセミナーは、次回の第三回で美浜の会の小山英之
さんをお迎えして「プルサーマルと再処理」をテーマに行います。

<第3回>
2020年6月3日(水)14:00~15:30
テーマ:プルサーマルと再処理
ゲスト:小山英之さん(美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会)

↓お申込みは以下から
https://pro.form-mailer.jp/fms/f3157501196420
↑第4回、第5回の申込みもできます

※前日の16:00までにお申し込みください。お申し込みいただいた方に、18時ま
でにオンライン参加可能なリンクとzoomの使い方についてのメールをお送りしま
す。メールが届かない場合は、お手数ですが、finance@foejapan.orgまでお問合
せください。

主催:原子力規制を監視する市民の会、FoE
Japan

<第4回>
2020年6月8日(月)14:00~15:30 
テーマ:再処理の経済的社会的コストとその負担 
ゲスト:大島堅一さん(龍谷大学政策学部教授)

<第5回>
2020年6月10日(水)14:00~15:30
テーマ:審査書案のポイント~火山と地震など
阪上 武さん(原子力規制を監視する市民の会)


アーカイブ動画は以下から視聴できます

第1回 六ヶ所再処理工場にはどんな問題があるのか?ゲスト:山田清彦さん
https://youtu.be/35kxBV5lVas
第2回 プルトニウム臨界事故と日常的放射能汚染 ゲスト:永田文夫さん
https://youtu.be/z0bHeVPWA1I


原子力規制委員会によるパブコメのページ
https://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20200514_01.html

 

2020/05/13

<抗議声明>六ヶ所再処理工場の操業に向けた「審査書案」とりまとめに抗議する

みなさまへ

六ヶ所再処理工場の審査を進めないよう求める要望書には、全国から203団体
の賛同をいただきました。呼びかけ7団体と合わせて210団体(その後の追加
を入れると218団体)でFAXにて提出し、マスコミにも報じていただきました。

ところが、原子力規制委員会はこれを無視する形で本日の定例会合で合格を前提
とした「審査書案」を提示し、短時間の議論で即日了承してしまいました。悔し
い限りです。これから30日間のパブコメ期間に入ります。

これに対し、要望書の呼びかけとなった7団体で抗議声明を発出しました。添付
しますのでご一読ください。パブコメには批判意見を突き付けていきましょう。

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

 

抗議声明のダウンロード はこちらから

 

2020/05/09

<団体賛同急募>六ヶ所再処理の審査を進めないで!

みなさまへ(拡散希望)

団体賛同急募 六ヶ所再処理の審査進めないで!
https://forms.gle/Edqk5rSQg39rDF9Z7

新型コロナ感染症は収束の目途が立たない状況にありますが、そんな中で、原子
力規制委員会は、傍聴者を入れない正常ではないやり方で適合性審査を続け、青
森県の六ヶ所再処理工場について、早ければ来週の5月13日水曜日にも事実上の
合格書にあたる「審査書案」を出そうとしています。

いま原子力規制委員会は、そのすべての能力を、感染拡大防止と現状の原子力施
設の安全管理のために使うべきです。それに六ヶ所再処理工場の審査は、課題山
積で、とても審査書案が出せる状況にはないはずです。

そこで、みなさんから団体賛同を募ったうえで、来週の原子力規制委員会の会合
の前日の12日に、更田委員長宛で、審査を進めないよう求める要望書を提出した
いと思います。以下のフォームから今すぐ賛同してください!まわりに広めてく
ださい。どんどん拡散してください!

https://forms.gle/Edqk5rSQg39rDF9Z7

呼びかけは以下の7団体です。

 核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団
 三陸の海を放射能から守る岩手の会
 国際環境NGO
FoE
Japan
 国際環境NGOグリーンピース・ジャパン
 原子力規制を監視する市民の会
 グリーン・アクション
 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会

************************
六ヶ所再処理工場の審査を進めないことを求める要望書

原子力規制委員会委員長 更田 豊志様

 六ヶ所再処理工場の適合性審査について、更田委員長は記者会見の場で、「落
ち着いた環境下で議論を見ていただく必要もある」としながら、「(感染症対策
の長期化を理由に)いつまでも後送りするのも、正しくはない」「審査書案を委
員会での俎上に上げて議論を始めるということは5月中に始めたい」と述べ、早
ければ5月13日にも審査書案を提示する構えでいます。

 これまでの六ヶ所再処理工場の審査においては、変動地形学者による施設直下
の六ヶ所断層及び大陸棚外縁断層の知見について考慮されていない、基準地震動
の策定に用いられる経験式のばらつきが考慮されていない、十和田カルデラや八
甲田カルデラによる巨大噴火のリスクが無視されている、火山灰の厚みを55セン
チに引き上げる一方で密度を小さく見積もり、結果的に過小評価としているなど
の問題が残されています。高レベル廃液貯槽でプルトニウムが臨界量以上含まれ、
臨界事故を起こすおそれがある問題も指摘されています。

 六ヶ所再処理工場が稼働すれば、海にも大気にも大量の放射能が日常的に放出
されます。福島第一原発で大量のトリチウムを含む汚染水の海洋放出の方針に対
し、地元の漁業者や市民が猛反発していますが、再処理工場からはそれを上回る
トリチウムが放出されることになります。

 新型コロナウイルス感染症拡大の事態に際して、原子力規制委員会は、緊急時
に対応する各班を二つに分けて、お互いに接触しないようにするなど、感染が規
制委・規制庁に及んだ場合でも緊急時の対応体制を維持することを最優先課題と
しています。また、東京から各サイトに出向いたときは2週間待機するなど、感
染防止に努めるとしています。その一方で、頻度を落としながら、テレビ会議に
よる審査会合を、傍聴者を入れずに開き、公開原則を無視し再処理工場の本格稼
働のための審査を強行しています。六ヶ所再処理工場の稼働や原発の再稼働のた
めの審査を継続しています。

 感染収束の見通しのない状況で、原子力規制委員会は、そのすべての能力を、
感染拡大防止と現状の原子力施設の安全管理のために使うべきです。日本原燃の
計画を優先し,正常でない形で六ヶ所再処理工場新規制基準適合性の審査を進め
てはなりません。

 上記問題点の審査を慎重に行うまでは,5月13日の委員会も含め、合格書にあ
たる「審査書案」を審議しないよう強く求めます。
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阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

2019/06/24

<政府交渉報告>原発の使用済燃料問題…使用済MOX燃料の冷却に300年!??

みなさまへ
6月21日に参議院議員会館にて開かれた政府交渉についてご報告させていただ
きます。(拡散希望)

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

★使用済MOX燃料の冷却「300年以上かかる」(エネ庁)
★第二再処理工場の「目途は立っていない」(エネ庁)

原発の使用済燃料問題に関する政府交渉報告
http://kiseikanshi.main.jp/2019/06/23/143333/

6月21日の午後、参議院議員会館において、原発の使用済燃料問題をテーマと
した院内集会、政府交渉、全国交流集会が持たれ、40名ほどが参加しました。
集会、交渉には原発の使用済燃料のリラッキング、乾式貯蔵、中間貯蔵の問題を
抱える佐賀、愛媛、関西、静岡、新潟と青森県むつ市から参加があり、文字通り、
この問題での全国の交流の場ともなりました。茨城県東海村からの参加もありま
した。

政府交渉の相手方は、原子力規制庁の核燃料サイクル施設の審査部門、発電用原
子炉の審査部門、技術基盤部から合わせて5名、資源エネルギー庁から2名、原
子力委員会事務局から2名が対応しました。福島みずほ議員も参加され、リラッ
キングの安全上の問題について、改めて説明を受けたいとの発言がありました。

★使用済MOX燃料が使用済ウラン燃料と同等の発熱量となるのに「300年以
上かかるのは事実」(エネ庁)
★第二再処理工場の「目途は立っていない」、「研究開発で特性を把握しながら
具体的に検討していく課題と認識している」(エネ庁)

交渉で、参加者が一番驚いたのが、プルトニウム燃料(MOX燃料)をプルサー
マルで用いた後の使用済MOX燃料の発熱量が、使用済ウラン燃料と同等になる
のに300年以上かかることをエネ庁が明言したときでした。こちらで示した資
料は100年までしかなく、100年以上かかりますねと聞いた答えがこれでし
たのでなおさらでした。ウラン燃料ですら、使用後15年経って発熱量が下がっ
てからでないと、乾式貯蔵に回すことはできません。使用済MOX燃料は、30
0年以上経たないと再処理はおろか、運搬することもできないことになります。

使用済MOX燃料の再処理については、六ヶ所再処理工場では技術的にできず、
第二再処理工場で行うことになっていますが、エネ庁は、「研究開発で特性を把
握しながら具体的に検討していく課題と認識している」とし、目途はあるのかと
問うと「目途は立っていない」と答えました。プルサーマルにより出てくる使用
済MOX燃料は、原発サイトのプールで300年以上冷やし続けなければならな
いことになります。原発を抱える地元の住民にしてみればたまったものではあり
ません。交渉の場でも、各地の住民から批判の声があがりました。

★中間貯蔵・乾式貯蔵後の使用済燃料の行き先は決まっていない

交渉では、六ヶ所再処理工場の稼働期間について、日本原燃が40年としている
ことをエネ庁に確認しました。中間貯蔵・乾式貯蔵の搬出時には六ヶ所再処理工
場は操業が終っています。審査中のむつの中間貯蔵施設について、申請書では搬
出先について、「契約者に返還する」としか書いていないことを規制庁に確認し
ました。第二再処理工場の目途はたたず、中間貯蔵・乾式貯蔵後の使用済燃料の
行き場がないことが改めて確認されました。

★再処理量をプルサーマルで使う分だけに制限する計画の認可は経産大臣が下す
(エネ庁)
★プルトニウム利用計画「電事連は六ヶ所再処理工場竣工までに示すと言ってい
る」(エネ庁)
★毎年度出すよう求めている原子力委員会決定に反する

日本のプルトニウム大量保有について国際的な批判がある中で、原子力委員会は、
昨年7月31日の決定文書において、「プルトニウム保有量を減少させる」とし、
「プルサーマルの着実な実施に必要な量だけ再処理が実施されるよう認可を行
う」としています。さらに「今後、電気事業者(等)…は、今後プルトニウムの
所有者、所有量及び利用目的を記載した利用計画を改めて策定した上で、毎年度
公表していく」とあります。交渉の場で原子力委員会事務局は、この文書の要求
事項を関係者に求めたとし、関係者は、エネ庁、文科省、電気事業者、原子力機
構などが入るとしました。エネ庁は、「プルサーマルの着実な実施に必要な量だ
け再処理が実施されるよう認可を行う」とある認可は、再処理等拠出金法に基づ
くもので、認可を行うのは経産大臣であると述べました。

プルトニウム利用計画については、今年3月にも示される予定になっていました
が、いまだに出ていません。エネ庁に確認すると、出ていないことを認めたうえ
で、「電事連は六ヶ所再処理工場竣工までに示すと言っている」と述べました。
しかし、プルトニウム利用計画は、六ヶ所再処理の稼働がなくても出さなければ
ならないし、原子力委員会決定に従うと、プルサーマルの具体的な計画がないと、
再処理量が決められないはずです。その点、原子力委員会事務局に聞きましたが、
「六ヶ所再処理工場の許可も下りていない状況なので計画が立てられない」と繰
り返すだけでした。国として具体的な計画はもっておらず、事業者まかせになっ
ていることが明らかになりました。

★資源エネ庁の広報誌「サイクル・アイ」のウソに抗議

資源エネルギーの広報誌にある核燃料サイクル図について、以前には、プルサー
マル後の使用済MOX燃料が、高速増殖炉用の核燃料サイクルのための再処理工
場に送られるようになっていたものが、最新のものでは、高速増殖炉用の核燃料
サイクルそのものがなくなりました。高速増殖炉計画がとん挫したので、それ自
体は当然のことなのですが、最新のものでは、使用済MOX燃料が、六ヶ所再処
理工場に再び送られ、サイクルが回っているように描かれています。しかし、エ
ネ庁もはっきり認めているように、六ヶ所再処理工場では、使用済MOX燃料の
再処理ができません。これは明らかにウソです。エネ庁に対して抗議した上で撤
回するように求めました。エネ庁は部署が違うのでと逃げるだけでした。

★乾式貯蔵のキャスクに異常があれば原発のプールで蓋を空けなければならない
(審査ガイド)
★乾式貯蔵の審査ガイドは原発の廃止措置の前のものしかない(規制庁)
★原発が廃炉となりプールがなくなれば乾式貯蔵の安全性は担保されない状態に

乾式貯蔵の安全上の問題について規制庁に聞きました。乾式貯蔵の使用期限につ
いては、キャスクに対して規制要求をしており、50年や60年の期限があるが、
貯蔵施設に対して使用期限の規制要求はしていないとのことでした。

乾式貯蔵の審査ガイドによると、キャスクの閉じ込め機能の異常が生じた場合は、
原発の燃料プールで蓋を開け、水中で修復を行うことになっていますが、50年
や60年も経てば原発は廃炉になっており、燃料プールもないはずです。これで
どのように安全性を担保するのかと聞きましたが、規制庁は、いまある審査ガイ
ドは、原発の廃止措置前のもの。原発の廃炉後にどうするのかについて、規制要
求を定めたガイドはないと回答がありました。目先のことしか考えておらず、こ
れでは乾式貯蔵の安全性は担保されません。

★玄海原発3号機のプール容量が説明もなしに増やされていた

玄海原発3号機のプールの容量について、これまでずっと九電は、「1炉心+1/
3炉心」の空きを除いた管理容量で説明していました。ところが最近になって、
「1炉心」の空きを除いただけの「制限容量」に説明もなしに変えていました。
これについて、地元から国としての責任を明らかにするよう求めましたが答えま
せんでした。

★むつ中間貯蔵の航空機落下評価は確率評価だけ

近くに米軍・自衛隊基地がありF35戦闘機が墜落した場所からも近いむつ中間貯
蔵施設について、航空機落下について審査で考慮しているのかを聞きました。今
審査中で、航空機落下も項目に入っているとの返事でしたが、実際にやっている
のは墜落の確率評価であり、実際に墜落を想定しているわけではないようです。

2015/12/10

21日夜<パブコメワークショップ>核燃料の再処理の延命策にノー!

<拡散希望>
パブコメ・ワークショップ
核燃料の再処理の延命策にノーの声を!
http://kiseikanshi.main.jp/2015/12/10/saisyoripabukome/

 

高速増殖炉「もんじゅ」が行き詰まり、核燃料サイクル政策の破たんが
明らかになるなか、経産省は、電力会社に再処理費用を義務付け、電力
が全面自由化されても再処理に資金がまわるようにしようとしています。
この制度変更について、来年1月5日を期限に、パブリック・コメント
が実施されています。矛盾と危険と無駄な税負担を拡大するだけの再処
理延命策にノーの声を突き付けていきましょう。パブコメ・ワークショ
ップにぜひご参加ください。

 

日 時:12月21日(月)18:30~20:30
場 所:東京セントラルユースホステル会議室
   (飯田橋駅隣りセントラルプラザ18階)
お話し:伴 英幸(原子力資料情報室)
    さとうみえ(原発を考える品川の女たち)
    阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)
主 催:原子力規制を監視する市民の会/FoE Japan
    福島老朽原発を考える会
参加費:500円
問合せ:090-8116-7155(阪上)

 

パブコメはこちらから
総合エネルギー調査会・電力・ガス事業分科会原子力事業環境整備検討
専門ワーキンググループ中間報告「新たな環境下における使用済燃料の
再処理等について(案)」に対する意見募集について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620215019&Mode=0