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2017/11/16

柏崎刈羽原発の再稼働にNo!院内集会&政府交渉報告

みなさまへ

昨日行われた柏崎刈羽原発6・7号機の再稼働に反対する院内集会&政府交渉に
ついて簡単にご報告いたします。

http://kiseikanshi.main.jp/2017/11/15/1111-2/

参議院議員会館に約100名の方にご参集いただきました。ありがとうございま
した。


<院内集会>

・新潟から…現状報告と首都圏への訴え
・福島から…東電の無責任ぶりについて報告
・新潟県選出議員からも再稼働止めようと力強い挨拶

冒頭、新潟県選出の菊田議員から挨拶があり、新潟は反自民で4勝2敗であった
こと、柏崎刈羽原発の再稼働問題が最大の争点であり、反対の意思が示されたこ
となどお話しがありました。新潟での勝利の立役者である森裕子議員からも力強
い挨拶がありました。他に、民進・真山議員、民進・山崎議員、共産・武田議員
から挨拶を受けました。

交渉の設定にご尽力いただいた福島みずほ議員には、政府交渉に参加いただきま
した。

院内集会は、新潟・津南からかけつけた小木曽茂子さんから、県内の状況につい
て報告がありました。十日町、長岡からも4名の方がかけつけ、挨拶を受けまし
た。

続いて福島の武藤類子さんより、東電のこれまでの無責任ぶりについて報告があ
りました。阪上から、東電の適格性と審査書の問題点について報告しました。

刈羽村の武本和幸さんから、電力需給からしても原発の電気は必要ないこと、ま
た、この間、地元の専門家グループとして行った断層調査などから、敷地直下の
断層が活断層ではないとする東電の評価は誤りであることについて解説がありま
した。


<政府交渉>

1.東電の適格性について(相手方:規制庁・東電)

・福島第一原発の廃炉作業の実態について、具体的な検討はしておらず、規制委
員の感触だけで判断した

東電が柏崎刈羽原発を運転する適格性について規制委は審査の対象とし、福島第
一原発の廃炉をやりきる覚悟と実績等を要求しました。福島第一原発の実態をみ
れば、やりきる実績などないことは明らかです。

規制庁は、適格性の審査は、原子炉等規制法の規定にある審査項目のうち、原子
炉の設置と運転の技術的能力に係るものであるとしたうえで、判断基準はないが、
廃炉作業における東電のこれまでの実績に照らしても、技術的能力がないとはい
えないと判断したと回答しました。

市民側は、判断の根拠について具体的に問い質しました。規制庁は、これまで廃
炉作業について、東電ともやりとりをしていた委員(更田委員のこと)が、サブ
ドレンやトレンチの水抜きなどは東電でなければできないことだった、などこれ
までの東電の実績を評価したことを挙げました。

市民側は、最新の監視・評価検討会でも、遮水壁の効果が確認できず、溶融燃料
(デブリ)の取出しについては、規制庁側が、調査におけるサンプル採取と変わ
らず、取出しとは言えないと指摘され、言葉を失う状況であったことを挙げなが
ら、「やりきる実績」を問題にするのであれば、少なくとも地下水対策とデブリ
取出しの見通しを立てなけれならないと指摘しました。

審査に際して、監視・評価検討会で議論されているようなことを検討したのかと
聞くと、規制庁は驚いたことに、監視・評価検討会の内容を含めて、具体的な検
討は行っておらず、委員の感触だけで判断していることを認めました。市民側は、
それでは技術的能力の審査にはならないとし、判断を変えるよう求めました。

タンクのトリチウム汚染水の海洋放出問題については、東電に対し、規制委の要
求に対する東電の回答書にもあるように、市民に対して説明会を開催するように
と福島から訴えがありました。東電は漁業者に対して説明を行うだけで、市民か
らの説明会開催の求めには応じていません。東電は検討すると回答しました。


2.柏崎刈羽原発の審査書~緊急時対策所について(以下相手方:規制庁)

・基準に「免震機能等により」とあるのは福島第一原発事故の教訓である
・緊急時対策所は「必要な指示を行う」ことができなければならない
・揺れが激しい状況でこの機能が維持できるかどうかは確認していない

柏崎刈羽原発6・7号機の緊急時対策所は、当初、3号機そばの免震重要棟に設
定されていましたが、これが基準地震動に耐えられないことが明らかになり、3
号機建屋内の緊急時対策所と併用することにしました。その後、1~4号機は防
潮堤の液状化により水没するおそれが明らかになったことから、5号機建屋内に
変更されました。

免震重要棟は、中越沖地震の教訓から設置され、福島第一原発にも設置されまし
た。これが福島第一原発事故時の指揮所として使われました。緊急時対策所は免
震でなければならないというのは、福島第一原発事故の大きな教訓です。しかし、
柏崎刈羽原発6・7号機の緊急時対策所は、上記の経緯により、免震ではない5
号機建屋内となりました。

交渉では、基準規則61条をめぐって議論になりました。61条は、緊急時対策
所について「基準地震動に対し、免震機能等により、緊急時対策所の機能を喪失
しないようにする」ことを要求しています。規制庁は、条文は必ずしも免震重要
棟を要求しているわけではない。免震ではなく耐震であっても同等の機能が確認
されればよいと回答しました。

では緊急時対策所に必要な機能とは何か。条文には「重大事故等に対処するため
に必要な指示を行うこと」との記載があります。そのためには、単に広さや線量
だけでなく、揺れないことが要求されているのではないか、わざわざ「免震機能
等により」と入れたのは、福島第一原発事故の教訓から、事故に対処するための
指揮を行うためには、免震でなければならないと痛感したからではないのか。そ
れを東電が一番わかっているはずではないのかと問いました。

規制庁は「免震機能等により」との文言が福島第一原発事故の教訓によるもので
あることを認めました。さらに、緊急時対策所の機能として「必要な指示を行
う」ことが含まれること、審査では、揺れが激しい状況でこの機能が維持できる
かどうかは確認していないことを認めました。であれば、6・7号機の設置許可
を認めることはできないはずです。


3.柏崎刈羽原発の審査書~高濃度汚染水の放出防止策がない

・対策の必要性を認めながら今後のことと先送り
・高濃度汚染水による放射能拡散の防止策はまだ明らかでない
・今後の基準改定時に知見を取り込むことになるだろう

交渉では、格納容器下部の破損による原子炉冷却水の流出と、それが高濃度汚染
水という形で施設外への放射性物質の異常な水準の放出をもたらす事態について
の対策が何もないことについても議論しました。

福島第一原発事故において、そのような高濃度汚染水がどの程度放出されたのか
をまず聞くと、約13万テラベクレルが放出されたとの東電による評価が示され
ました。地下から直接海に放出されてしまい、把握されないものを含めると実際
にはもっと大量の放射能が拡散した可能性があります。

基準規則第55条は、格納容器の破損に至った場合「工場等外への放射性物質の
拡散を抑制するために必要な設備を設けなければならない」としていますが、東
電の対策は、格納容器上部が破損し、気体の放射能が放出した場合、それを放水
砲で叩き落とすというだけです。

規制庁の最初の回答は、そのような高濃度汚染水が発生しないよう対策をとって
いますというものでした。それでは55条は必要なくなります。炉心溶融が起き
ないようにするのは当然で、それが万が一起きてしまっても格納容器から放射能
が出ないようにする、それが万が一出てしまったら、拡散を抑制するというのが
深層防護の考え方です。規制庁の回答は、安全神話の世界に逆戻りです。

そのように指摘すると、規制庁は、高濃度汚染水による放射能拡散がどのように
起こるのか、どのような設備で抑制するのかまだ明らかでない、基準は常に改定
していくもので、今後基準を改定しながらそういった知見も取り込んでいくこと
になるだろう、と開き直りにもみえる回答をしました。

高濃度汚染水による放射能拡散が福島第一原発で既に起きているのは、先に規制
庁が述べた通りです。これへの対処の必要性を認めながらも、今後のこととして
先送りしているのです。いますぐ対処できないのであれば、柏崎刈羽原発6・7
号機の審査を合格させることはできないはずです。


4.柏崎刈羽原発の審査書~直下の活断層問題

・東電の評価の誤りは審査に直接影響するものであると指摘

地元の専門家による調査から、東電の断層調査や評価には問題があり、敷地内断
層が活断層である可能性が指摘されているにもかかわらず、東電がきちんと反論
しないままでいます。東電の見解だけで審査すべきではないとの問題提起があり
ました。

規制庁は、東電の断層調査や評価について問題提起がある点については、直接柏
崎刈羽原発6・7号機の審査には影響しないとの回答でしたが、新潟の武本さん
から、東電の評価の誤りは、審査に直接影響するものであることについて説明が
ありました。この問題については、継続して議論することになりました。

交渉では、柏崎刈羽原発1~4号機側の地盤で液状化が生じ、防潮堤が機能せず
に水浸しになる問題、それと関連して、中越沖地震のときに、敷地内のあちこち
で地盤の液状化が発生し、電源車や熱交換器など、重大事故対処用の可搬型設備
の移動ができない可能性があることについても議論がありました。

2017/11/01

福島第一原発廃炉作業の実情(規制庁・特定原子力施設監視・評価検討会より)

みなさまへ(拡散希望)

福島第一原発の廃炉作業の実情です。

昨日30日に規制庁で特定原子力施設監視・評価検討会が開催されました。特定
原子力施設というのは福島第一原発のことです。

会議資料

https://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tokutei_kanshi/00000050.html
映像
https://youtu.be/lwexYx7Dvc4

以下が内容ですが、どの項目をみても、柏崎刈羽原発で審査対象となった「廃炉
を主体的にやりきる覚悟と実績」について、東電の資格、適格性について疑問を
いだかずにはいられません。東電は、最初の説明では、高濃度汚染水対策もデブ
リ取出しもさもうまくいっているように話すのですが、規制庁や福島県にちょっ
と指摘をされただけでしどろもどろになってしまっています。そのことをもって
しても、東電には原発運転の資格はないと思います。

11月14日の院内集会・交渉では、こうした実情を踏まえて、東電の資格、適
格性について問いたいと思います。ぜひご参集ください。

http://kiseikanshi.main.jp/2017/10/26/171114/

<建屋内の貯留水で放射能濃度上昇>

 建屋内に貯留する高濃度汚染水について、東電はくみ上げて移送することによ
り、水位を下げて放射能レベルも下げる作業を行っています。来年4月までに放
射能レベルで10分の1にする計画でしたが、最近になって逆に10倍に上昇し
ています。

 東電は、復水タンクへの移送が原因で、放射能上昇は一時的なものであると説
明、ただその一方で、それだけが原因ではないとも。規制庁幹部の山形氏が、原
因について定量的な説明を要求すると、東電は急にしどろもどろに。復水タンク
への移送が原因なら、すぐに戻るはずのところ戻っていないと。他の原因が考え
られると言いますが、それもきちんと説明できずじまいでした。

<遮水壁閉合したのに地下水位さがらず>

 建屋内への地下水の流入を減らすため、東電はくみ上げ井戸(サブドレン)を
稼働させています。さらに問題解決のために、つくられたのが遮水壁で、ゼネコ
ンの技術で氷の柱を立てるものでした。これが完成し、完全に閉合できるように
なったと報道もされています。しかし現実には地下水の流入は続いています。

 東電は、陸側遮水壁については、まだ閉合過程にあり、効果を確認するのに時
間がかかると説明しました。規制庁の山形氏は、すでに閉合が確認されているは
ずの海側について、雨水でしみこむ以上に地下水位が上昇しているが、これはな
ぜかと聞きました。するとまたしどろもどろになり、何らかの原因で地下水が流
入しているようだ、と首をかしげるだけでした。

<地下水位の設定ミスはなぜ見逃されたのかも不明>

 地下水位の管理は非常にデリケートで、単純に下げればよいというものではあ
りません。地下水位が、建屋内の高濃度汚染水の水位よりも下回ってしまうと、
こんどは中の高濃度汚染水が建屋の外に出てしまいます。これは絶対に避けなけ
ればなりません。サブドレンも遮水壁も実は完全に地下水を止めるわけにはいか
ないのです。
 
 サブドレンを用いた地下水位の管理について、地下水位の設定にミスがあり、
この半年間で何度か、地下水位が建屋内の水位を下まわり、高濃度汚染水が外部
に漏れた可能性がある状態だったことが明らかになりました。

 この件で東電は、震災により地盤の海抜が70センチ下がったことから、海抜
の基準が震災前と後で混乱しないようOP(小名浜基準)からTP(東京基準)
に変更したがそれが徹底していなかったことが原因だとし、マニュアルを変えか
らもう大丈夫だと説明しました。
 
 これに対し、規制庁山形氏は、設計段階で行われた検討会議で誰もチェックで
きなかったことを問題視。なぜ誰も指摘できなかったのか?形だけの会議ではな
かったのか?これに対して東電は言葉を失っていました。

<デブリ取出し計画…それは取出しとは言わない!>

 廃炉事業のメインとなるデブリ(溶融燃料)の取出しについて、東電は、調査
を継続しながら、まずは安全性を考えて小規模の取出し、その後、大規模な取出
しと、段階的に取り出す計画だとした上で、小規模の取出しについて説明しまし
た。その内容は、既存の貫通孔を使って小さなロボットでデブリを吸引しかき出
すのだと。

 その説明を聞いた規制庁櫻田氏は、落ちている溶融物の破片をかき集めるだけ、
これはデブリ取出しではないと指摘。今行っている調査のためのサンプル取出し
と何が違うのか、わざわざ別にやる意味はあるのかと質問。するとこれまで意気
揚々と説明していた東電は急に、具体的な作業内容は何もきまっていない、ロボ
ットもこれから設計するとトーンダウン。エネ庁も、何も決まっていないことを
強調していました。

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

2017/10/29

11/14<集会&政府交渉>STOP!柏崎刈羽原発の再稼働~東電に資格なし!

みなさまへ<拡散希望>

*******************************
<集会&政府交渉>STOP!柏崎刈羽原発の再稼働~東電に資格なし!
    
http://kiseikanshi.main.jp/2017/10/26/171114/
*******************************

11月14日(火)13:00~17:00参議院議員会館B107
 申し込み:
https://pro.form-mailer.jp/fms/1ee6ba8e132708


原子力規制委員会は、柏崎刈羽原発6・7号機の運転再開を認める審査書案を了
承しました。11月3日までパブリック・コメントにかけられています。

審査の過程で、福島第一原発事故を引き起こした東電の運転資格が問われました
が、ほとんど審査もなく、「運転資格あり」とされてしまいました。

しかし、過去にも東電の隠ぺい体質は繰り返し指摘されていました。最近では、
福島第一原発の後、メルトダウンを隠しており、柏崎刈羽原発の審査の過程では、
緊急時対策所に予定していた免震重要棟について、基準地震動には耐えられない
とのデータをかくしていました。こうしたことを考えても、東電の運転資格があ
るとは思えません。

さらに柏崎刈羽原発についても、緊急時対策所に免震性がない、津波の際に1~
4号機が水没する恐れがある、敷地内に活断層がある可能性があるなど、さまざ
まな問題があります。

東電は、柏崎刈羽原発を再稼働させるよりも、福島第一原発事故の収束と被害者
の救済に注力すべきではないでしょうか。

柏崎刈羽原発の再稼働に反対して、集会と政府交渉を開催します。新潟から小木
曽茂子さん、武本和幸さん、福島から、武藤類子さんがかけつけます。ぜひご参
加ください。

◆日 時:2017年11月14日(火)13:00~17:00

   集 会      …13:00~15:00
   政府交渉(調整中)…15:30~17:00

◆場 所:参議院議員会館B107(東京メトロ・永田町駅1番出口すぐ)

◆発 言:小木曽茂子さん(さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト)
     武本和幸さん(原発反対刈羽村を守る会)
     武藤類子さん(福島原発告訴団団長)
     阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)ほか

◆資料代:500円(カンパ歓迎、FoE Japanのサポーターは無料)

◆申し込み:資料準備の都合上、以下からお申込みください。
      
https://pro.form-mailer.jp/fms/1ee6ba8e132708

もしくは、件名を「柏崎刈羽原発 集会&政府交渉申し込み」として、①お名前、
②ご連絡先(E-mail/電話番号)をメールまたはファックスにてご連絡ください。

◆主 催:原子力規制を監視する市民の会、国際環境NGO FoE Japan

◆問合先:国際環境NGO FoE Japan 090-6142-1807(満田)
     E-mail:
finance@foejapan.org

2017/10/09

<10・12パブコメワークショップ>柏崎刈羽原発許可しないで!/原発の火山灰規制

<拡散希望>

意見公募で原発をとめよう!
柏崎刈羽原発許可しないで!/原発の火山灰規制

パブコメ・ワークショップ開催します!

http://kiseikanshi.main.jp/2017/09/29/pabukome-5/

日 時:10月12日(木)18:30~21:00
場 所:東京セントラルユースホステル会議室(飯田橋駅すぐ隣ラムラ18階)

原子力規制委員会は、東電柏崎刈羽原発6・7号機の再稼働許可を前提とした
「審査書案」を了承し、1ヶ月間の意見募集(パブリック・コメント)が開始さ
れました。締切りは11月3日です。

パブリック・コメントは、審査の内容や結果に対し直接意見を突き付ける貴重な
機会です。


柏崎刈羽原発については、そもそも福島第一原発の廃炉が進まない中で、東電に
は原発運転の資格はない、審査の過程で柏崎刈羽原発1~4号機側の防潮堤が、
液状化により使い物にならないことが明らかになった、津波で水没する1~4号
機の廃炉が先である、といった問題があり、さまざまな観点から許可を認めない
よう求める意見を出すことができます。

とはいっても、どんな意見をどのように出せばよいのかわからないという方も多
いと思います。パブコメ・ワークショップに参加すれば、その場ですぐに意見が
書けます!

当日は原発の火山灰規制に関するパブリック・コメント(締切り:10月20
日)についても解説します。お気軽にご参加ください!

日 時:10月12日(木)18:30~21:00
場 所:東京セントラルユースホステル会議室(飯田橋駅すぐ隣ラムラ18階)

主 催:原子力規制を監視する市民の会/国際環境NGO FoE Japan
問合せ:090-8116-7155 阪上まで
資料代:500円

FFTV
柏崎刈羽原発6・7号機審査書案について

https://youtu.be/cHKzs-w6Hmk
原発の火山灰規制について
https://youtu.be/NEm_Cu8s3iQ

柏崎刈羽原発6・7号機審査書案に対する意見募集
https://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20171005_01.html
原発の火山灰規制に関する意見募集
https://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20170921_03.html

2017/09/30

<賛同急募>柏崎刈羽原発の審査書案に抗議声明~3日朝10時まで

みなさまへ<拡散希望>

***************************
<賛同募集中>柏崎刈羽原発の審査書案に抗議<抗議声明>
 
http://kiseikanshi.main.jp/2017/09/29/kogiseimei-2/
***************************

柏崎刈羽原発の再稼働を認める審査書案に抗議し、抗議声明を10月3日に規制
庁に提出します。声明に賛同し、連名していただける団体、個人を募っています。
10月3日朝10時までに、以下のフォームからお申込みください!


https://pro.form-mailer.jp/fms/f21803da131132

または、団体・個人名と都道府県名を阪上までメールにてお知らせください。

文案は以下の通りです。(小さな修正が入る場合がありますのでご承知おきくだ
さい。)問合せ:090-8116-7155阪上まで

************************************

抗 議 声 明(案)

柏崎刈羽6・7号機の再稼働を認める審査書案に抗議する
福島第一原発事故を引き起こした東電に柏崎刈羽原発を運転する資格はない

 原子力規制委員会は、東京電力柏崎刈羽原発6・7号機の再稼働を認める審査
書案のとりまとめと意見募集にかかろうとしている。私たちはこれに強く抗議す
る。東電に柏崎刈羽原発を運転する資格はない。柏崎刈羽原発の再稼働を認めて
はならない。

◆東電に柏崎刈羽原発を運転する資格はない

 原子力規制委員会は、福島第一原発の事故を起こした東電に対し、柏崎刈羽原
発を運転する資格を問い、「廃炉をやりぬく覚悟と実績を示すこと」、「経済性
よりも安全性を優先すること」を東電に要求した。これに対し、東電は、根拠と
なる実績を示すものはなにもなく、「やりぬく覚悟です」、「経済性を優先する
考えは微塵もない」などと決意表明を並べるだけであった。規制委はこれを技術
的能力の項で審査の対象とし、実績について何ら問うこともなく、了承した。

 東電の資格を問うのであれば、福島第一原発の実情を見なければならない。最
新の保安検査において、地下水をくみ上げる井戸(サブドレン)水位計の設定に
ミスがあり、約半年にわたり、建屋内の高濃度汚染水が周辺に漏れ出た恐れがあ
ったことが明らかになった。他にも1,200トンの汚染土壌について金属容器で管
理しなければならなかったものが、土のう袋に入れただけであったことなど、ず
さんな実態が明らかになったばかりだ。

 廃炉のメドはたたず、放射能の垂れ流しは続いている。汚染水はたまり続け、
発生を止めることもできない。汚染は続き、避難を強いられた人も残った人も、
各地で多くの人たちが事故の影響で苦しんでいる。東電は、事故を引き起こした
責任をとっていない。

 そればかりではない。東電が全責任を負うはずの事故の費用負担について、
「このままでは債務超過に陥る」と居直り、公的資金の注入を要求した。国が、
廃炉・賠償費用に公的資金などを注入できる仕組みを作った結果、東電はかろう
じて破たんを免れている状況だ。この意味でも東電に柏崎刈羽原発を運転する資
格などない。審査には経理的基礎の確認も含まれるが、経理的基礎はないとすべ
きだ。

◆安全性軽視は審査内容からも明らか

 東電の安全性軽視の姿勢は、柏崎刈羽原発の審査内容からも明らかだ。東電は
緊急時対策所として想定していた免震重要棟が基準地震動に耐えられないことを
知りながら、それを隠し、虚偽の説明をしていた。結局東電は、5号機の建屋内
に緊急時対策所を設けたが、免震構造ではない。これまで東電自身が何度も述べ
ていたように、緊急時対策所を免震構造にすべきだというのは福島第一原発事故
の大きな教訓ではなかったか。規制委はなぜこれを認めるのか。

 審査の過程で柏崎刈羽原発1~4号機側の防潮堤が、液状化により使い物にな
らないことが明らかになった。9月27日の規制委会合で、規制庁担当者は「津波
により1~4号機は水浸しになる」と平然と述べている。1~4号機の原子炉に
燃料はなくてもプールには大量の使用済み燃料が保管されている。これらに影響
はないのか、6・7号機に影響がなければよいのか、本当に影響はないのか、1
~4号機の廃炉が先ではないか。6・7号機だからという理由で許可に走るべき
ではない。

 敷地内の断層については、これが活断層である可能性について、新潟県内の地
質専門家グループが、再三指摘している。規制委はこれを無視して、一方的に東
電の主張を認めているばかりで、これらの指摘に耳を傾けようとしない。

 福島第一原発事故で大きな問題となっている高濃度汚染水について、建屋外へ
の放出防止策も拡散防止策もない。東電が海洋汚染防止策として設置する設備は
シルトフェンスである。これだけでは対策にならないことを、東電は福島第一原
発でさんざん経験したではないか。他にも多くの問題を抱えている。規制委は審
査書案を撤回すべきだ。

◆柏崎刈羽原発を再稼働させてはならない

 新潟県では、脱原発を求める県民の支援を受けた米山知事が誕生した。新潟県
は「事故原因」「健康と生活」「避難」の3つの検証委員会を設置。検証ができ
ないうちは再稼働の議論はできないとしている。もっともだ。本来であれば、こ
れは規制委もしくは国会など国の機関が行うべき検証ではないか。

 新潟県民の姿勢は、最近の新潟市長の再稼働反対表明にも現れている。冬場は
雪に閉ざされる地域で避難は実際上不可能に近い。一方的な風向きと降雪が山野
にもたらす放射能汚染の影響が福島のそれを大きく上回ることは必至だ。

 首都圏に電気を送るために新潟県民の安全な暮らしが奪われるいわれはない。
重大事故の影響は首都圏にも及び、首都圏の人たちが考えなければならない問題
だ。さらに、柏崎刈羽原発の再稼働は、福島第一原発事故を引き起こした東電の
復活を意味するものであり、全国的な問題でもある。脱原発を実現するために、
悲劇を繰り返さないためにも、柏崎刈羽原発の再稼働を許してはならない。

呼びかけ:
原子力規制を監視する市民の会
FoE Japan
福島老朽原発を監視する市民の会

2017/09/29

10/4★柏崎刈羽原発の審査書案に抗議アピール★規制委前12時

みなさまへ

柏崎刈羽原発6・7号機の審査書案が次週10月4日にも承認されようとしてい
ます。

原子力規制委員会は「東電の資格」も審査するとしましたが、そもそも廃炉の見
通しがたたず、責任を負うこともできない東電に柏崎刈羽原発を運転する資格は
ありません。

福島第一原発では、汚染土壌の不適切管理、汚染水が4月から漏れていた恐れ
(水位計に誤り)があるなど、ずさんな実態が明らかになっています。

柏崎刈羽原発1~4号機側は液状化により防潮堤が機能せず、津波により水浸し
になる免震重要棟の耐震性をいつわり、あげくは免震ではない建屋を緊急時対策
所とするなど、まるで福島原発事故などなかったかの審査内容からしても、審査
書案を認めることはできません。

これに抗議して、原子力規制委員会前で抗議アピールを行います。ぜひご参加く
ださい。

★柏崎刈羽原発の審査書案に抗議アピール★

日 時:10月4日(水)12:00~13:00
場 所:原子力規制委員会前
 (六本木ファーストビル・地下鉄六本木一丁目駅)
主 催:原子力規制を監視する市民の会
問合せ:090-6142-1807満田まで

定例会合は10:30~12:00です。傍聴もぜひ。

2017/09/26

原発の火山灰濃度規制がパブコメに

みなさまへ

◆原発の火山灰濃度規制について
https://www.nsr.go.jp/data/000203731.pdf
https://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/kisei/00000270.html

原発の火山灰濃度規制強化の件で、本日9月20日の原子力規制委員会定例会合
において、規則等の一部改正案が承認され、一か月のパブリック・コメント期間
に入りました。

<火山灰濃度基準が従来の100倍規模に>

原発の火山影響評価で用いる火山灰濃度について、富士宝永噴火のシミュレーシ
ョンなどの新知見により、現状で用いられている数値が過小評価であることが明
らかになり、専門家を交えた検討チームでの検討を経て、7月19日に濃度基準
を従来の100倍規模に引き上げることを決めていました。

<現状では対応できず全電源喪失の危険>

濃度が100倍規模であがると、現状では対応できず、非常用ディーゼル発電機
のフィルタの目詰まりにより全電源喪失に至る可能性があります。また、現状で
電力会社は、2台ある非常用ディーセル発電機を片方ずつ止めて交換を繰り返す
ことを前提としていました。これは、単一故障の仮定を要求する基準に反します。

<直ちに稼働を止めるべき>

よって、私たちは、既に許可済みの原発や運転中の原発について、直ちに運転を
止めるよう求めてきました。今回の規則案については、改定後約1年間の猶予期
間を設けることになっていることとしています。これではその間の安全性が守ら
れないことになります。

<新しい濃度基準で風向きの不確かさを考慮しない抜け道>

さらに、新しいの濃度については算出方法が二つあり、シミュレーションにより
風向きについての不確かさを考慮するやり方は、一方だけにあるのですが、今回
の規則案では、どちらか一方でやればよいことになっており、風向きについての
不確かさを考慮せずにすむ抜け道があります。保守性を考慮するのであれば、両
方で算出してより厳しい値を採用すべきです。

<濃度に加えて厚みについても再評価が必要>

加えて、濃度について、シミュレーションでは風向きの不確かさの考慮を要求し
たわけですから、火山灰の厚みについても、同様の考慮が要求されてしかるべき
です。濃度と厚みは密接に関連し、一方があがればもう一方もあがる関係にあり
ます。厚みの値は、建物や設備が水を含んだ火山灰の重みに耐えられるかという
評価にもかかわってきます。濃度だけでなく、厚みについても再検討、再評価を
求めなければなりません。

東海第二原発の審査では、風向きのほんの僅かな違いで、23センチになったり
49センチになったりという状況でした。結局より保守的な後者を採用し、想定
する基準火山灰による厚みは50センチを用いることにしました


阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

2017/08/08

原発の火山灰濃度規制についての政府交渉報告

みなさまへ(転載歓迎)

本日行われた火山灰規制に関する政府交渉について簡単にご報告させていただき
ます。

規制庁側は、技術基盤部から2名、審査課から1名、広報から1名の4名が参加
し、主に技術基盤部の岩澤氏(課長補佐)が対応しました。市民側は、鹿児島、
佐賀、関西含めて約40名でした。

規制庁の回答は、従来の火山灰濃度の100倍規模となる「参考濃度」を「基準」
にするが、設計基準ではなく、設計と運用を組み合わせた新たなタイプの基準で
ある、規則をどう変えるのかは、これから電力会社とも相談しながら決める、と
いうものでした。市民側は、電力会社が新基準をクリアできないと言っている以
上、直ちに原発を停止すべきだ、電力会社にお伺いを立てるのはやめるべきだと
と要求しましたが、まだ正式に決まっていないと繰り返すばかりでした。

電力会社は、許可済みの原発について新基準(参考濃度)での試算を行っていま
すが、川内、伊方、玄海原発は、交換の限界となる濃度の3~4倍になり、大飯
や美浜も限界濃度を超えています。現状で新基準(参考濃度)を満たしていない
ことの認識について何度も問い質しましたが、まだ検討していないを繰り返し、
電力会社がそのような認識であることを認めるのが精いっぱいでした。

議論になったのが、規制委が、単一故障の仮定により電源2系統の機能維持を要
求したことから、全ての原発が基準違反状態となった問題でした。

現状で許可済みの原発は非常用ディーゼル発電機が2系統しかなく、電力会社は、
1台を動かしている間にもう1台を止めてフィルターを交換し、それを交互に繰
り返すことにしていました。

しかしこの状態で1台が故障してしまうと2台とも止まってしまいます。基準は、
単一故障の仮定により、1台が故障しても安全機能を維持することを要求してお
り、これに反するのです。

電力各社は、フィルターの性能を向上させるとともに、発電機を動かしながらフ
ィルター交換ができるようにして、2系統の機能維持をクリアするとしています
が、しかしいずれも今後の課題ということになっています。

2系統機能維持の要求は、新知見や新基準には直接には関係なく、現状の基準に
も反することになります。これこそ即座の対応が必要で、言い逃れはできないも
のです。

この問題を追及すると、驚いたことに規制庁は、電力会社が止めて片方ずつ交換
するとしていることについて、知らないと言うのです。文書や議事録の記載を示
しても、知らぬ存ぜぬと言うばかりでした。そんのはずはありません。このよう
な姿勢がいつまでも通用するはずはありません。

この問題で、九州電力が特別な許可をもらっていると市民に回答している件も聞
きましたが、思い当たるものはないとのことでした。

これらについては、文書で再度質問を行うことになりました。

広報担当は、地元の住民の要請があった場合に説明に赴くつもりはあるかとの質
問に答えましたが、ゼロ回答でした。

現状で基準違反は明らかで、原発は火山噴火に対して非常に脆弱な状況にありま
す。原発の停止と許可の取り消しをを各所で要求していこうということに。早速、
9日は鹿児島県庁に、10日は佐賀県庁に申し入れを行うことにしました。

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)

2017/07/31

8/7<政府交渉>原発の火山灰濃度基準100倍に!現状では全電源喪失の危険!直ちに停止を!

みなさまへ<拡散希望>

***********************
<政府交渉>8/7(月)14時@参議院議員会館
原発の火山灰濃度基準100倍に!直ちに停止を!
http://kiseikanshi.main.jp/2017/07/28/9999/
***********************

原子力規制委員会は、非常用ディーゼル発電機のフィルター目詰まりの評価で用
いられている火山灰濃度が現実に合わないことから、検討を重ねた結果、7月1
9日の会合で100倍規模に引き上げる方針を決めました。

稼働中の川内、高浜、伊方原発や許可済みの玄海、大飯、美浜原発は、いずれも、
新しい基準の要求を満たしておらず、危険な状態にあります。いま火山噴火があ
れば、非常用ディーゼル発電機が2台とも倒れ、全電源喪失に至るおそれがあり
ます。玄海、大飯原発は再稼働が迫っていますが、規制委は止めようとしません。

危険で基準違反状態にある原発を直ちに止め、許可を取り消し、再稼働を認めな
いよう求めて規制庁交渉を行います。どなたでもご参加いただけます。九州や関
西など、稼働中や再稼働が問題になっている原発を抱える地域からも参加の予定
です。ぜひご参加ください。

日時:8月7日(月)13:30~参議院議員会館ロビーにて通行証配布
  14:00~15:30 院内集会
  15:30~17:00 政府交渉(相手方:原子力規制庁/調整中)
場所:参議院議員会館B109(地下鉄永田町駅/国会議事堂前駅)

主催:川内原発30キロ圏住民ネットワーク/玄海原発プルサーマルと全基をみ
んなで止める裁判の会/グリーン・アクション/美浜・大飯・高浜原発に反対す
る大阪の会/グリーンピースジャパン/FoE Japan/原子力規制を監視する市民の
会 他調整中

問合せ:090-8116-7155 阪上まで/資料代:500円

FFTV(インターネット放送)の解説も是非ご覧ください。

https://youtu.be/t16rOVlacuM

2017/06/29

7/2<学習会>東海第二原発の危険性~老朽化と震災の影響

拡散希望
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7/2 学習会 東海第二原発の危険性~老朽化と震災の影響

http://www.foejapan.org/energy/stop_restart/170702.html
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首都圏から最も近い東海第二原発は、運転開始からもうすぐ40年。
着々と再稼働準備が進んでいます。
東海第二原発の危険性は? 原子力防災は?私たちにできることは?
茨城から小川さんをお招きして学習会を開催します。

日 時
2017年7月2日(日)13:30~16:30(受付開始:13:15)

会 場
渋谷区神宮前穏田区民会館 

交 通:JR 原宿 6分 東京メトロ千代田線 明治神宮前駅 徒歩2分
(東京都渋谷区神宮前6丁目31−5)

内 容
・東海第二原発の危険性…小川仙月さん「脱原発ネットワーク茨城」共同代表
・審査のポイント…阪上武さん(原子力規制を監視する市民の会)
・安定ヨウ素剤の事前配布について…満田夏花さん(FoE Japan)
・ディスカッション

参加費:500円
定 員:100人 (先着順)
主 催:FoE Japan / 原子力規制を監視する市民の会

申込みは不要です。
問合せ:FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986  当日問い合わせ:090-6142-1807

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