2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のコメント

2017/05/25

<抗議声明>大飯原発3・4号炉の設置変更許可に抗議する!

<抗議声明>拡散希望
***********************************
大飯原発3・4号炉の設置変更許可に抗議する!

http://kiseikanshi.main.jp/2017/05/24/kogi-6/

本日5月24日の原子力規制委員会会合において、関電大飯原発3・4号炉の設
置変更申請の許可が出され、再稼働に向けた手続きが進みました。これに抗議し、
市民14団体共同で抗議文を発出しましたのでお知らせします。

***********************************

2017年5月24日
抗議声明
大飯原発3・4号機の審査書確定・設置変更許可に強く抗議する

 原子力規制委員会は、本日(5月24日)、大飯原発3・4号機の「審査書」を確
定し、設置変更を許可した。私たちは、これに強く抗議する。

 大飯原発3・4号では、とりわけ昨年来基準地震動の過小評価が大きな問題とな
ってきた。前原子力規制委員会委員長代理で地震動評価の責任者であった島﨑邦
彦氏が、「入倉・三宅式による基準地震動は過小評価であり、許可すべきではな
い」と4月24日に名古屋高裁金沢支部で行われた裁判で証言している。規制委員
会はこの提言を全く無視して、過小評価の基準地震動のままで許可した。

 大飯原発が再稼働し、近くにある活断層で地震が起これば、福島原発事故が再
現されることになる。そうなれば、大量の放射能が大気中に放出され、周辺住民
を襲うばかりか、数時間で大阪・神戸にも到達する。琵琶湖にも降り注ぎ関西一
円の飲料水が汚染されることになる。風下の中部地域にも被害が及ぶ。
しかし、避難計画にいたっては、30km圏内で安定ヨウ素剤の事前配布もなく、自
然災害との複合災害は想定せず、要援護者の避難にいたっては具体的な避難方法
さえ決まっていない。広範な住民が「自己責任」で逃げまどわなければならなく
なる。そうなってもだれも責任をとらないことは、福島原発事故が如実に示して
いる。

 事故時に被害を被る福井や京都府北部等の住民・自治体の声はまったく無視さ
れている。関電が高浜原発で引き起こしたクレーン倒壊事故については、高浜の
みならず、大飯、美浜サイトでも「総点検」を実施するよう地元から求められた
が、関電の対策は「暴風警報について気象協会からFAXを受け取る」等あきれ
る内容だ。そのため、京都府と京都府北部自治体はクレーン問題はいまだ解決し
ていないと表明している。規制委員会は、クレーン倒壊事故を審査することもな
く、30km圏内自治体に説明することもなく、原発の再稼働を後押ししている。無
責任にも程がある。

 関西電力は秋から冬にも大飯原発3・4号の再稼働を狙っている。これに対して、
福井、関西、全国の運動は連携し、各地で闘われている裁判闘争とも連携を深め、
再稼働を止めていこう。

2017年5月24日 [14団体]
原発設置反対小浜市民の会/ ふるさとを守る高浜・おおいの会/ 原発なしで暮
らしたい宮津の会/ グリーン・アクション/ 防災を考える京田辺市民の会/ 
避難計画を案ずる関西連絡会/ 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会/ 脱
原発へ!関電株主行動の会/ 脱原発わかやま/ おおい原発止めよう裁判の会/
 核のごみキャンペーン・中部/ 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止め
る裁判の会/ 国際環境NGO FoE Japan/ 原子力規制を監視する市民の会

連絡先:グリーン・アクション:京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL:075-
701-7223 FAX:075-702-1952
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
大阪市北区西天満4-3-3星光ビル3階 TEL:06-6367-6580  FAX:06-6367-6581
原子力規制を監視する市民の会
東京都新宿区下宮比町3-12-302  TEL:03-5225-7213 FAX: 03-5225-7214


2017/05/23

5月24日規制委の後で抗議アピール

みなさまへ

今週水曜日の規制委で大飯原発3・4号炉の設置許可が議題に上がっています。

大飯原発は、島崎邦彦元原子力規制委員長代理が、熊本地震のデータに照らして、
基準地震動の策定に過小評価があると警告を発した原発です。

規制委は再計算を行いましたが、提言を採用しませんでした。島崎さんは、4月
24日に裁判所で証言に立ち、改めて警告を発しています。規制委はこれも無視
して、再稼働への手続きを進めようとしています。

他にも、汚染水対策がないこと、避難計画に欠陥があり、5キロ圏外の安定ヨウ
素剤の事前配布もないなど、問題が山積しています。関電の安全管理に対し周辺
住民や自治体から不信の声が上がっている中で、許可はゆるされません。

水曜日は、これに抗議して、規制委前でアピール行動を行います。首都圏のみな
さん、傍聴とアピールにご参加ください。

 

◆大飯原発3・4号炉の設置許可に抗議アピール◆

日時:5月24日(水)12:00~12:30
場所:原子力規制委員会前(六本木ファーストビル:六本木一丁目駅5分)
主催:原子力規制を監視する市民の会
問合せ:090-8116-7155阪上まで

2017/04/17

<安定ヨウ素剤事前配布>ひたちなか市を訪問~政府交渉の成果を報告

みなさまへ

安定ヨウ素剤の事前配布問題で、4月14日(金)にひたちなか市を訪問し、政
府交渉の報告と意見交換を行いました。

http://kiseikanshi.main.jp/2017/04/15/hitachinaka-2/

先方は、直接の担当者である健康推進課の職員と課長、のみならず、福祉部長、
原子力防災担当の生活安全課長、同課長補佐と、それぞれの課の職員の方々、総
勢10名がずらりと並んで迎えていただきました。

こちらは、福井、福島から兵庫へ避難、大阪、東京2名、地元の東海村、茨城町
から合わせて7名が参加しました。政府交渉の成果もあり、終始和やかなムード
での意見交換の場になりました。

自己紹介のあと、こちらからおおよそ以下の内容で、政府交渉と茨城県交渉の報
告を行いました。

・内閣府は、ひたちなか市の5キロ圏内のゼリー状ヨウ素剤について、健診を活
用すれば国の交付金により調達したものの使用をその場で認めた。5キロ圏外に
ついても、協議会の了解を得れば配布ができると認めた

・内閣府は当初、ひたちなか方式は、医師が一人一人の服用の可否の判断を行っ
ていないので、指針やガイドラインに適合しないとしていたが、ガイドラインの
どこに書いてあるのかと問うと沈黙が続き、記載がないことを認めた

・茨城県が実施している東海村での配布方法も、説明会の建物のどこかに医師が
いるというだけで、医師が一人一人の服用の可否の判断は行っておらず、これで
問題がないのであれば、ひたちなか市の薬局方式も認められるべきであると問う
と、これにも沈黙が続き、状況を茨城県に確認して返事をすると回答した

・その返事が後日メールであったが、文面は、配布が「医師の管理の下」で実施
されていれば、「服用の可否について適切に判断がなされている」とする趣旨の
ものであり、「医師の管理の下」を示すことさえできればよいと読み取れ、ひた
ちなか市のやり方を必ずしも否定するものではなかった

・ゼリー状のヨウ素剤について、日医工から直接購入することについて、内閣府
は、売らないようにといったことは一切していないと回答した

・茨城県は、東海村での配布方法を例外と認めたが、ひたちなか市のやり方を、
例外の例外の例外だとして認められないとしている

意見交換では、主に福祉部長が対応されました。

福祉部長は、放射能の影響を5キロ圏の内か外かで区別できず、事前配布に踏み
切ったこと、ひたちなか市のやり方は、医師会や薬剤師会とも話し合って最適な
やり方を模索したものであり、例外などではない、これからもこのやり方を続け
たいと力強く話されました。

また、「医師の関与」をクリアするために、健診や休日診療を活用することの他
に、医師会の会長を管理者とし、チェック票の全員分の確認を医師が行うことを
検討しているとの話がありました。

健康推進課の担当者からは、日医工から購入の準備はできているが、国の交付金
分が使えるならありがたいという話がありました。健康推進課長からは、配布率
の向上が課題だという話がありました。

市民側からは、独自購入よりも、国の交付金を使った方法を追及して欲しい。薬
局方式についても、他県でやりたいというところも出てきているので、国に認め
させるようがんばって欲しいとエールを送りました。

今後については、福祉部長から、さっそく県や国に問い合わせてみたいと言われ
ました。市民側からも機会をみて県に、状況を聞きに行き、要請も行っていきた
いとの話がありました。協議会の開催については、いつどのような形で開かれる
のかは不明な状況でした。

最後に、政府交渉のときのダイジェストビデオを皆で見ました。部長さんも課長
さんも食い入るように見て、和気あいあいと感想を言い合って終わりました。

政府交渉ダイジェスト5分版

https://youtu.be/PWy__gkgqpA

FFTVで政府交渉ひたちなか問題について解説
https://youtu.be/nnqr7q7I6HM

2017/03/17

<院内集会&政府交渉>原子力防災・避難計画 3/31安定ヨウ素剤の事前配布を求めて

みなさまへ<拡散希望>

**********************
<院内集会&政府交渉>原子力防災・避難計画
 3/31 安定ヨウ素剤の事前配布を求めて

http://kiseikanshi.main.jp/2017/03/17/youso/
**********************

日時:3月31日(金)13:30~院内集会15:40~政府交渉
場所:参議院議員会館B107(13:00から1階ロビーで入館証配布)

ゲスト:玉山ともよさん(篠山市原子力災害対策委員会 市民委員)
    石地 優さん(福井県若狭町 安全なふる里を大切にする会)
    菅野みずえさん(浪江町から兵庫に避難)
   鹿児島、鳥取、茨城、関西、東海等、各地から参加します

国は再稼働を強引に進めていますが、その一方で、避難計画・防災計画は実効性
もなく、被ばくを前提としたものとなっています。とりわけ、安定ヨウ素剤につ
いては、多くの問題があることが明らかになってきました。

事前配布は基本的に5キロ圏内しか認めず、避難が必要な30キロ圏内は事故後に
避難集合場所で配布となっていますが、これだけでも、住民の安全を無視したも
のです。

現在、福島県内外で、東日本の広い地域で、子どもたちの甲状腺がんの深刻な症
例が報告されています。政府は福島原発事故の教訓さえ省みようとしていません。

さらに、3才未満用のゼリー状安定ヨウ素剤については、独自に事前配布を進め
ているひたちなか市(30キロ圏内)や篠山市(50キロ圏)は、購入することさえ
できない状況にあります。国の方式に従わなければ、購入さえも妨害しているの
が実態です。一体誰のための安定ヨウ素剤でしょうか。子どもたちの安全と人権
は踏みにじられています。

院内集会で各地の活動を交流し、政府交渉を行います。30キロ圏外で独自に事前
配布を進めている篠山市の取り組み、事前配布を求める福井や鹿児島、鳥取、茨
城、関西、東海等の活動を交流し、問題点を明らかにして政府交渉を行います。

再稼働反対と安定ヨウ素剤事前配布を求めていきましょう。

ぜひ、ご参加ください。

この企画は、福島みずほ参議院議員にお世話になっています。

主催:川内原発30キロ圏住民ネットワーク/玄海原発プルサーマルと全基をみん
なで止める裁判の会/ふるさとを守る高浜・おおいの会/グリーン・アクション
/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会/避難計画を案ずる関西連絡会/
FoE Japan/グリーンピース・ジャパン/福島老朽原発を考える会/原子力規制
を監視する市民の会他(調整中)

資料代:500円

問合せ:090-8116-7155阪上まで

2017/02/07

明日<抗議行動>川内原発/免震なしの緊急時対策所の許可に抗議

みなさまへ<拡散希望>

川内原発で、九州電力が再稼働時につくると約束していた免震構造の緊急時対策
所について、再稼働してから約束を反故にし、免震ではなく耐震構造にするとし
て、設置変更許可申請をだしていました。原子力規制委員会は、これをよしとす
る審査書案を出し、パブコメを経て明日の規制委員会会合で許可を出そうとして
います。免震なしの許可に対して明日の会合終了後に、抗議のアピール行動を行
います。是非ご参加ください。

**************************
川内原発/免震なしの緊急時対策所の許可に抗議アピール

http://kiseikanshi.main.jp/2017/02/07/menshinnashi/
**************************

日 時:2月8日(水)12:00~12:30(規制委会合終了後)
場 所:原子力規制委員会(六本木ファーストビル)前
主 催:原子力規制を監視する市民の会
問合せ:090-8116-7155阪上まで

※六本木ファーストビルは地下鉄六本木一丁目駅5分
※原子力規制委員会定例会合は10:30~12:00の予定です

以下はパブコメに出した意見です。

阪上 武

***********************************

意見

緊急時対策所は、福島第一原発で免震重要棟が設置された経緯や、福島原発事故
時に実際に機能した実績に照らしても、免震構造とすべきであり、設置基準規則
61条も免震構造を要求している。従って、緊急時対策所を免震構造ではなく、
耐震構造とする今回の設置変更許可申請を認めることはできず、不許可とすべき
である。

理由

中越沖地震に際して、被災した柏崎刈羽原発では、緊急時の指揮所として予定し
ていた部屋が、入口を開けることができず、中も物が散乱しており、指揮所とし
て使うことができなかった。この経験から、新潟県知事の要請もあり、東電の柏
崎刈羽原発、福島原発において免震重要棟が設置された経緯がある。
福島原発事故の際には、この免震重要棟が緊急時の指揮所として用いられ、実際
に機能した。事故当時、東電の清水社長は「あれ(免震重要棟)がなかったらと思
うとぞっとする」と、国会事故調査委員会で証言している。
緊急時対策所について定めた設置基準規則第六十一条は、「第三十四条の規定に
より設置される緊急時対策所は、重大事故等が発生した場合においても当該重大
事故等に対処す
るための適切な措置が講じられるよう、次に掲げるものでなければならない。」
としたうえで、「一 重大事故等に対処するために必要な指示を行う要員がとど
まることができるよう、適切な措置を講じたものであること。二 重大事故等に
対処するために必要な指示ができるよう、重大事故等に対処するために必要な情
報を把握できる設備を設けたものであること。」を要求している。さらに、同解
釈に、「1 第1項及び第2項の要件を満たす緊急時対策所とは、以下に掲げる
措置又はこれらと同等以上の効果を有する措置を行うための設備を備えたものを
いう。a)基準地震動による地震力に対し、免震機能等により、緊急時対策所の
機能を喪失しないようにするとともに、基準津波の影響を受けないこと。」との
記載がある。
上記より、緊急時対策所の機能とは、重大事故に対処するために必要な情報を把
握し、必要な指示を行うことにあり、要員がだたとどまることができればよいと
いうものではない。情報を把握し必要な指示を行うためには、頻繁に揺れが襲う
ようなことがない免震構造が必須であり、設置基準規則はそれを要求していると
解するべきである。
九州電力は、免震ではなく耐震とすることについて、免震構造にした場合、基準
地震動をクリアするためには設置に時間がかかるとの理由をあげているが、それ
ならば、それだけ時間をかければよいだけの話である。免震に時間がかかるので
耐震でよいというのは、安全性を軽視した対応であり、設置基準規則にも反する
ものである。

2016/11/23

【院内集会&政府交渉】11/28は参院議員会館へ<院内集会&政府交渉>原発は地震に耐えられるのか?

みなさまへ

11月28日(月)は参議院議員会館へ!(拡散希望)
よろしくお願いいたします。(阪上 武)

*************************
<院内集会&政府交渉>原発は地震に耐えられるのか?
原発再稼働と地震/火山/電気ケーブル劣化/避難計画
http://kiseikanshi.main.jp/2016/11/22/1128kosyo/
*************************

 福島県沖で大きな地震があり、津波も発生しました。地震が起こるたびに原発
は大丈夫かと心から心配になります。熊本地震は、原発の地震動が過小評価であ
ること、原発の耐震評価ではくり返しの揺れが考慮されていないこと、屋内退避
を基本とした避難計画が逆に危険性を高めることを明らかにしました。また、火
山灰の評価が違反状態であることも明らかになっています。このような状況で原
発再稼働を進めては、とても命と暮らしを守ることはできません。
 原発の地震動・耐震評価・火山灰再評価、電気ケーブルの劣化による絶縁問題
ならびに避難計画をテーマに、院内集会と政府交渉を実施します。鹿児島、佐賀、
関西など、各地から参加されます。どなたでも参加できます。ぜひご参集くださ
い。原発部品の強度不足問題について、同じ会場で11時20分から政府交渉がもた
れます。合わせてご参加ください。
 
■日 時:11月28日(月)14:00~17:40
■場 所:参議院議員会館B109
■スケジュール
 13:30 通行証配布開始(参議院議員会館ロビー)
 14:00~15:00 院内集会
 15:10~16:30 政府交渉(地震・火山・ケーブル劣化)
 16:40~17:20 政府交渉(避難計画・避難訓練)
 17:20~17:40 まとめ集会
■主 催:川内原発30キロ圏住民ネットワーク/玄海原発プルサーマルと全基を
みんなで止める裁判の会/避難計画を案ずる関西連絡会/グリーン・アクション
/美浜・大飯高浜原発に反対する大阪の会/国際環境NGOグリーンピース・ジャ
パン/国際環境NGO FoE Japan/福島老朽原発を考える会/原子力規制を監視す
る市民の会(調整中)
■資料代:500円
■問合せ:090-8116-7155 阪上まで

【政府交渉】原発部品の強度不足問題
■日 時:11月28日(月)11:20~13:30
■場 所:参議院議員会館B109
■主 催:国際環境NGOグリーンピース・ジャパン/もっかい事故調/原子力規
制を監視する市民の会(問合せはグリーンピース・ジャパンまで)

2016/11/16

【共同抗議声明】美浜原発3号炉の運転期間延長認可に抗議する

先ほど、規制委定例会合で、美浜3号炉の運転期間延長認可が決定しました。
認可に抗議して共同抗議声明を発出しました。

http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2016/11/%E6%8A%97%E8%AD%B0%E5%A3%B0%E6%98%8E11.16.pdf

http://kiseikanshi.main.jp/2016/11/16/kogi-5/

*********************************

抗 議 声 明

美浜原発3号炉の運転期間延長認可に抗議する

 原子力規制委員会は、本日11月16日、関西電力美浜原子力発電所3号機の
40年超運転延長を認可した。安全に関わる多くの問題を置き去りにしたまま、
法的期限を優先し、結論ありきで認可を下したことに、私たちは強い憤りをもっ
て抗議する。

 至近に活断層が複数存在する美浜原発3号機は、当初から耐震性に余裕がなく、
認可基準を満足できるかどうかが危ぶまれていた。ところが原子力規制委員会は、
審査での判断に必要な試験の先送りを容認し、厳格であるべき法的手続きを、再
びないがしろにした。福島第一原発事故の教訓から法制化された「原発の運転期
間40年」という原則は、もはや完全に空文化している。
 半世紀も前の設計で造られ、取り替えられない圧力容器や電気ケーブル等が劣
化した老朽炉をこの地震列島で稼働させるのは、あまりに無謀と言わざるをえな
い。

 しかも、この半年余りの間に明らかになった新たな問題は放置されたままだ。
 熊本地震で起きたような、繰り返しの強い揺れによる原発機器への影響は考慮
されておらず、美浜原発3号機では疲労破壊が懸念される箇所も存在している。
基準地震動についても、現在採用されている計算式では著しい過小評価になると
指摘されているが、全く見直されていない。

 原子力規制委員会が審査の対象とするのを避けた住民の避難計画にも、大きな
問題を抱えている。熊本地震では、原発震災が起きた場合、避難手段やルートの
確保は難しく、被ばく防護の手段と考えられた屋内退避そのものが新たなリスク
となることも判明した。また、重大事故を想定した福井県と京都府の防災訓練は、
福島原発事故の反省もリアリティも欠如し、原発災害対策の困難さ、行政の能力
の限界を浮き彫りにした。福島原発事故から5年余が経過し、小児甲状腺ガンを
はじめとする健康被害が明らかになりつつある中で、必要とされる安定ヨウ素剤
の事前配布も全くできていない。

 原子力規制委員会は、このように山積する問題に蓋をして、強引に美浜原発3
号機の延長運転を認めた。福島原発事故の教訓はどこに行ったのか。

 美浜原発は琵琶湖に最も近い原発であり、ひとたび重大事故が起きれば、風下
に位置する中京圏の被害は甚大となるだけでなく、関西圏1400万人の命の水源を
放射能汚染で失うであろう。自分たちの命の問題について、黙っているわけには
いかない。
 私たちは、福島原発事故の悲劇を二度と繰り返さないために、これからも美浜
原発3号機をはじめ危険な原発の廃炉を求めて訴え続けていくことを抗議ととも
に宣言する。

2016年11月16日
「老朽原発美浜3号も廃炉へ!11・13集会実行委員会」
[ふるさとを守る高浜・おおいの会/ 原発反対小浜市民の会/ グリーン・アクシ
ョン / 原発なしで暮らしたい丹波の会/ ネットワークあすのわ/ よつ葉デリバ
リー京滋/ 美浜の会/ 避難計画を案ずる関西連絡会 / さよなら原発・ぎふ/ 高
浜原発40年廃炉 ・名古屋行政訴訟を支える市民の会/ 国際環境NGO FoE Japan/
グリーンピース・ ジャパン/ 福島老朽原発を考える会/ 原子力規制を監視する
市民の会]

連絡先 原子力規制を監視する市民の会 東京都新宿区下宮比町30-12-302
    TEL:03-5225-7213 FAX:03-5225-7214 
    グリーン・アクション 京都市左京区田中関田町22-75-103
    TEL:075-701-7223 FAX:075-702-1952
    E-mail:
info@greenaction-japan.org

2016/10/22

【署名:締切り迫る】老朽炉を廃炉に!殺人的な審査止めて!

みなさまへ<拡散希望>

<署名>40年超え老朽炉三兄弟(高浜1・2号/美浜3号)を廃炉に!
http://kiseikanshi.main.jp/2016/10/22/syomei2ji/

関電職員の過労自死は40年ルール破りの犠牲者です。40年超えの老朽炉の運
転など土台無理であることが明らかになったのです。現在、高浜1・2号炉に続
いて美浜3号炉の40年審査が行われていますが、殺人的な審査は止めるべきで
す。

40年超え老朽炉三兄弟(高浜1・2号/美浜3号)の廃炉を要求する署名の第
二次集約日(10月31日)が迫っています。続々と集まってきています。美浜
3号の寿命延長審査の中止を求めて、11月前半に提出する予定です。

ぜひ老朽炉廃炉署名にご協力ください。まだの方はいますぐご署名ください。す
でに署名いただいた方も今一度、まわりに拡散してください。

署名の提出行動は決まり次第お知らせします。署名は提出の前日まで受け付けま
すが、なるべく早めにお願いします。郵送の方は遅くとも11月6日までに届く
ようにご投函ください。

ネット署名フォームはこちらです
https://fs224.formasp.jp/f389/form1/

紙版はこちらです
http://www.jca.apc.org/mihama/hairo/sig_hairo201604.pdf

よろしくお願いします!!

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会/福島老朽原発を考える会)

関電職員の過労自死について-殺人的な審査は止めるべき

みなさまへ

関電職員の過労自死が報道されました。原発40年ルール破りの犠牲者だと思い
ます。審査の現場は、時折傍聴するだけでも過酷な状況がみてとれました。公開
の審議の他に、非公開の事業者ヒアリングが連日朝から晩まで続きました。いっ
たいいつ資料を準備しているのだろうという状況でした。それはいまも変わりま
せん。

職員は課長職だと伝えられています。「管理監督者」だから労働基準法で定める
残業時間制限は受けないとも。思い出したのが、92年の美浜2号炉の事故のと
き、関電東京支社で交渉をすると、出てきた職員がみな「課長」だったことです。
聞くと、何々課というのはなくて、東京支社にいる職員はみな課長なのだと。そ
の時は、東京に来るときにみな出世させてもらえるのか程度に思っていたのです
が、そういうことだったのかと。

今年4月の高浜原発の審査会合の議事録をみると、関電の職員が20人以上並ん
でいて、でも「課長」と肩書がついた人はほとんどいません。代わりにあるのが
「グループマネジャー」という肩書です。これが「課長職」の扱いであるならば、
ほぼ全員が課長職以上になります。同じ課に課長がたくさんいるのはおかしいけ
れど、「グループマネジャー」ならおかしくない、その人たちを管理職扱いにす
れば、どんなに残業させても違法にはならない…ということかと。

40年超え老朽炉の審査は、昨年にまず美浜3号炉で躓きました。基準地震動が
大きくなったため、耐震安全性評価において、従来の手法では許容値をクリアで
きない機器が続出したのです。年明けには、認可期限が近い高浜1・2号炉にも
蒸気発生器で同様な問題があることが判明しました。

過酷な状況は、規制庁の職員も同様です。殺人的な審査を止める機会は何度かあ
りました。基準地震動が大きくなった後、耐震安全性を示す書類がなかなか出な
かった9月、その理由が、従来の手法では耐震安全性が示せないからだと白状し
た10月、耐震安全性で関電が最初の書類に対し保守性が考慮されていないとダ
メ出しをした11月、関電の社長を読んで見通しを聞いて答えられなかったのも
11月でした。そして美浜3号炉だけでなく高浜1・2号炉にも問題があること
が判明した今年1月…。

その都度、きちんとクリアすべき課題を期限を付けて明確に示し、どこかでクリ
アできなかったとして打ち切りを宣言すれば、今回の悲劇はなかったと思います。

現場の更田委員も櫻田規制部長も何度も、無理ではないか、間に合わない…と何
度も口にしていましたが、審査を打ち切ることなく、逆に関電を叱咤激励し、も
っとこうすればよいのではと指南し、必要な実験の先送りまで許して、殺人的な
審査を加速したのでした。規制委や規制庁幹部、そして再稼働圧力をかけ続けた
安倍政権にも重大な責任があると思います。

高浜1・2号炉に続いて美浜3号炉の40年審査が行われています。40年超え
の老朽炉の運転など土台無理であることが明らかになったのです。次の犠牲者が
出る前に、このような殺人的な審査は止めるべきです。

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会/福島老朽原発を考える会)


2016/09/25

【署名のお願い】40年超え老朽炉三兄弟(高浜1・2号/美浜3号)を廃炉に!

みなさまへ

40年超え老朽炉三兄弟を廃炉に!
10月末の第二次集約に向け、廃炉署名を改めて呼びかけます。
サイトからすぐにできます!紙版もあります!

http://kiseikanshi.main.jp/2016/04/21/hairo40-2/

原子力規制庁前に廃炉おじさん登場!(添付の写真)
鹿児島方面からきたよう。自分でもってきた椅子に座ってました。
疲れてるのかな?
今日のさよなら原発集会は雨で現れませんでしたが…
廃炉おじさんからもぜひお願いします!

Img_2697



阪上 武

より以前の記事一覧