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2026/03/19

【緊急署名・政府・東電交渉】「テロ対策施設」猶予期間のさらなる延長に反対/柏崎刈羽原発の制御棒トラブル

★政府・東電交渉★「テロ対策施設」猶予期間のさらなる延長に反対/柏崎刈羽原発の制御棒トラブル

https://kiseikanshi.main.jp/2026/03/16/1122334-3/

 

原発の「テロ対策施設」の猶予期間の延長および柏崎刈羽原発で相次いでいる制御棒トラブルに関して、3月26日、政府・東電交渉を行います。ぜひご参加ください。

 

<政府・東電交渉>

日時:2026年3月26日(木)14:30-17:10

14:30~15:00 事前集会

15:00~15:50 署名提出/規制庁交渉

16:00~16:50 東電交渉

16:50~17:10 事後集会

場所:参議院議員会館B105 &オンライン(Zoomミーティング)併用

※会場参加の方はお申込み不要です。14:00から参議院議員会館ロビーにて入館証を配布します。

※Zoom参加の方は、こちらからご登録ください。

https://us02web.zoom.us/meeting/register/8BXC0RUCRw2n989Qxn_lPw

 

★署名★「『テロ対策施設』猶予期間のさらなる延長に反対」を提出します!

署名はこちらから👉https://c.org/jZpz6YRQnB

 

★セミナー★問われる原子力規制~「テロ対策施設」の猶予期間延長・柏崎刈羽原発の制御棒トラブルから考える

この2つの問題をめぐりセミナーを開催します。

日時:2026年3月23日15:30-16:30

Zoomミーティング

解説:阪上武さん(原子力規制を監視する市民の会)

▼ご登録はこちらから

https://us02web.zoom.us/meeting/register/QR9h6mngRF-zoBJm6q7r3A

 

【ミニ解説】

  • 「テロ対策施設」猶予期間のさらなる延長に反対

福島第一原発事故後、原発の規制が見直され、テロ攻撃などの航空機の衝突に備える「特重施設(特定重大事故等対処施設、いわゆる「テロ対策施設」)」の設置が義務付けられました。本来、この施設がない状態での原発の運転は認められないはずですが、「建設に時間がかかる」という事業者の事情を考慮し、特別に「5年間」という期限付きの猶予が認められてきました。

この猶予期間が、さらに延長されようとしています。緩和を目立たなくするため、「5年間」の起点を、後ろ倒しにすることも言及されています。

 

  • 柏崎刈羽原発の制御棒トラブル

今年1月21日に再稼働した柏崎刈羽原発ですが、何度もトラブルを繰り返しています。

とりわけ、安全上最も重要な機器である制御棒については、2025年6月以降、わかっているだけでも6回ものトラブルが生じています。

 

  • 2025 年 6 月30日…制御棒の引抜きに使う電動機が正常に作動せず
  • 2025 年 8 月25日…制御棒の引抜きができないトラブル
  • 2026年1月14日…制御棒の引き抜き時に警報が鳴るトラブル
  • 2026 年 1 月17日…制御棒の引抜きを防ぐ警報が鳴らないトラブル
  • 2026年1月22日 …制御棒の引き抜き時に警報が鳴るトラブル
  • 2026年2月17日 …制御棒の引き抜き阻止の警報が鳴るトラブル
  • 2026年2月24日…制御棒駆動機構の不具合で警報が鳴るトラブル

 

このうち2月24日のトラブルは、制御棒駆動機構で不具合が生じたものと、2025年8月、引抜けなかったトラブルと同じ個所で発生しています。

2025/11/03

<規制庁に質問>柏崎刈羽原発 制御棒不具合の原因はやはり未解明 再稼働すべきではない

みなさまへ(拡散希望)

http://kiseikanshi.main.jp/2025/11/03/112233-4/

 

〇再稼働が予定されている柏崎刈羽原発6号機において、東電が実施していた健全性確認において、制御棒駆動機構に不具合が生じ、制御棒1本が引き抜けなくなるトラブルが生じました。

 

〇東電は10月9日に、制御棒が引き抜けなかったのは「ローラーがガイドチューブに引っかかったことによるものと推定」したとし、今後は、当該制御棒駆動機構を予備品と入れ替え、他の204本を含め、すべての制御棒について電動での挿入・引抜き操作を行い、引っかかりの兆候がないか1体ずつ確認するとしていました。

 

10月9日 東電の記者説明資料

https://www.tepco.co.jp/niigata_hq/data/publication/pdf/2025/2025100901p.pdf

 

〇東電は10月23日に、制御棒についての確認を終え、残りの健全性確認作業を行うとし、28日には、健全性確認が完了し、技術的には再稼働が可能になったと発表しました。

 

10月23日 東電の記者説明資料

https://www.tepco.co.jp/niigata_hq/data/publication/pdf/2025/2025102301p.pdf

 

しかし、制御棒が引き抜けなかった原因は解明されたのでしょうか。この点について、福島みずほ事務所を通じて原子力規制庁に文書で問合せました。以下がそのやりとりです。

 

◆10月16日付質問と10月23日付回答

 

(質問)規制庁・規制委は報告を受けているのか。

 

(回答)現地の原子力検査官が、8月26日に事業者から口頭で連絡を受けました。当該連絡を受けて、原子力規制庁は、事業者が発行するCR(状況報告)の確認、現場での立会い等を行い、事業者が原子力安全に係る保安活動を適切に行っているかどうかを原子力規制検査で確認しています。

 

(質問)東電の資料では、ローラーがなぜ、どのようにして外側のガイドチューブに引っかかったのか、なぜ当該の一本が動かなくなったのか、他の制御棒駆動機構に同じ事態が生じるおそれはないのか、何も明らかになっていない。原因が解明されたとはとてもいえないと思われるがいかがか。

 

(回答)東京電力の説明において、制御棒が引き抜けなかった原因として「ローラーがガイドチューブに引っかかったことによるものと推定」したとしている点については、現地の原子力検査官も承知をしております。また「どのようにしてローラーがガイドチューブに引っかかったのか」の推定メカニズムについても、現地の検査官は説明を受けております。その上で、現時点で東京電力が他の制御棒駆動機構についても個別に動作確認を行い、以上の兆候がないかを確認する対応に問題があるとは認識していません。

 

◆10月29日付再質問と10月29日付回答

 

(再質問)回答の中に「『どのようにしてローラーがガイドチューブに引っかかったのか』の推定メカニズムについても、現地の検査官が説明を受けております。」との記載があるが、このとき現地の検査官が受けた説明の内容について明らかにされたい。

 

(回答)原子力規制庁の現地検査官が事業者から受けた説明は次の通りです。

 

・事業者が2025年10月9日に公開した資料にもあるとおり、通常の制御棒駆動機構におけるスクラム試験では、制御棒が全挿入されたことを確認後、制御棒駆動機構の中空ピストンとボールナットはしっかり接合し、中空ピストンのラッチ機能は正しく収納された状態で引き抜かれてす。

 

・一方で今回の事象では、ローラーの動きが固く、中空ピストンとボールナットがしっかり接合しなかったことで、制御棒をほぼ全挿入位置で保持するためのラッチ機構が作動し、ラッチにあるローラーがガイドチューブに引っ掛かり、中空ピストンとボールナットが分離を引き起こしたため、当該不具合が生じたと事業者は推定しております。

 

☆果たしてこれで原因が説明されたといえるでしょうか。

 

規制庁が受けた説明は、①ローラーの動きが固くなっていた(回転しなかった?)→②中空ピストンとボールナットがしっかり接合しなかった→③制御棒を挿入位置で保持するためのラッチ機構が作動した→④ローラーが引っかかり中空ピストンとボールナットが分離して制御不能となった…というものです。

 

★そもそもなぜ当該制御棒駆動機構について、ローラーの動きが固くなったのでしょうか。その説明がありません。

 

★メカニズムの説明についても疑問があります。特にローラーが固くなっただけで中空ピストンとボールナットがしっかり接合しなくなるというのが理解できません。

 

★ローラーが固くなっただけで制御棒が制御できなくなってしまうというのも問題では。設計にも問題があったのではないでしょうか。

 

★東電は、2025年5月にも全数の制御棒について引抜き、挿入を行っていますがこの時は不具合は発見されませんでした。なぜでしょうか。

 

原因が解明されたとはとても言えない状況です。柏崎刈羽原発は再稼働すべきではありません。

 

原子力規制を監視する市民の会

 

柏崎刈羽原発6号機で制御棒が制御できないトラブル 原因未解明なのに交換だけで再稼働に向けた作業再開いいのか?

http://kiseikanshi.main.jp/2025/10/15/1222333-2/

緊急要請 制御棒トラブルの柏崎刈羽6号機 再稼働への作業再開しないで!

https://kiseikanshi.main.jp/2025/10/20/12223344-3/

 

2025/10/21

<緊急要請>制御棒トラブルの柏崎刈羽6号機 原因未解明で再稼働への作業再開しないで!

みなさまへ(拡散希望)

 

<緊急要請>制御棒トラブルの柏崎刈羽6号機 原因未解明で再稼働への作業再開しないで!

https://kiseikanshi.main.jp/2025/10/20/12223344-3/

 

再稼働が予定されている柏崎刈羽原発6号機で制御棒駆動機構のトラブルにより制御棒1本の制御ができなくなった件で、原因が未解明の状況で再稼働に向けた健全性確認を再開しないよう求める緊急要請を行いました。規制庁・規制委を監視する新潟の会、原子力規制を監視する市民の会、国際環境NGO FoE Japanの3団体の連名による緊急要請書を新潟県知事、東京電力社長、原子力規制委員会委員長あてで10月17日に提出しました。新潟県知事あてについては新潟県原子力安全対策課に、東京電力社長あてについては東京電力新潟本社に直接手渡ししました。

緊急要請(PDF)

http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2025/10/KK6-seigyobo-kinkyu-yosei.pdf

 

柏崎刈羽原発6号機で制御棒が制御できないトラブル 原因未解明なのに交換だけで再稼働に向けた作業再開いいのか?

https://kiseikanshi.main.jp/2025/10/15/1222333-2/ 

 

関連資料

10月9日 東電の記者説明資料

https://www.tepco.co.jp/niigata_hq/data/publication/pdf/2025/2025100901p.pdf

5月8日 燃料装荷前に実施した制御棒引抜き挿入試験について 東電の記者説明資料

https://www.tepco.co.jp/niigata_hq/data/publication/pdf/2025/2025050801p.pdf

上記の制御棒引抜き挿入試験についてのYouTubeショート動画(6月3日付SNS「X」の東電公式アカウントにて紹介)

https://www.youtube.com/shorts/HvJ_Nyy6zYM

 

柏崎刈羽原発6号機・制御棒駆動機構のトラブルに関する緊急要請

 

2025年10月17日

 

新潟県知事 花角 英世様

東京電力社長 小早川 智明様

原子力規制委員会委員長 山中 伸介様

 

規制庁・規制委員会を監視する新潟の会

原子力規制を監視する市民の会

国際環境NGO FoE Japan

 

東京電力柏崎刈羽原発で再稼働が予定されている6号機において、制御棒駆動機構のトラブルにより、制御棒1本が引き抜けない事態が発生している。東電は、原因もわからないのに、当該の1本について予備品と交換するだけで再稼働に向けた健全性確認を再開するとしている。制御棒駆動機構は緊急時に制御棒を確実に挿入し、核分裂をとめなければならない安全上非常に重要な機器である。制御棒が制御できないという深刻な事態に際し、原因究明よりも再稼働を優先する姿勢は許されない。

 

要 請 事 項

一.柏崎刈羽原発6号機の制御棒駆動機構のトラブルについて、原因が明らかでない状況で、健全性確認を再開し再稼働に向けた作業を進めることがないよう強く要望する。

 

要 請 理 由

 

東電は6号機において再稼働に向けた健全性確認の準備作業を行う中で、原子炉内の核分裂を制御する制御棒の駆動機構に不具合が生じ、制御棒1本が全挿入の位置から引き抜くことができなくなったと8月25日に発表した。これにより健全性確認は中断された。

 

東電によると、トラブル発生後、電動駆動による挿入・引抜きができず、電動駆動部を取り外し、ジャッキを使ってボールねじを直接上下させたところ、ようやく9月20日にひっかかりが解消したという。制御棒は引抜きも挿入もできず、全く制御できない状態であった。

 

その後、東電は10月9日の記者会見において、制御棒が引き抜けなかったのは「ローラーがガイドチューブに引っかかったことによるもの」と推定したとし、今後は、「当該制御棒駆動機構を予備品との入れ替え…引っかかりがないことを確認」、「他の204体についても、電動での挿入・引抜き操作を行い、モーターの動作状況を電流測定し、引っかかりの兆候がないか1体ずつ確認」し、問題なければ健全性確認を再開するという。

 

しかし、回転して制御棒の動きを円滑にするためのローラーがなぜ機能しなかったのか(東電が示した図ではローラーが飛び出しているようにもみえる)、なぜ、どのようにして外側のガイドチューブに引っかかったのか、なぜ当該の一本が動かなくなったのか、他の制御棒に同じ事態が生じるおそれはないのか、何も明らかになっていない。原因が解明されたとはとてもいえない。東電に問合せても原因の解明はこれからだという。

 

また、東電は、今年5月7日から制御棒205本全数の挿入・引抜き機能試験を既に実施しており、6月3日付SNS東電公式アカウントにて、「全ての制御棒駆動機構が正しく動作することを確認しています」と動画付きで報告していたが、この時の試験で当該不具合を発見することはできなかった。このことは、電動での挿入・引抜き操作だけで「引っかかりの兆候」の確認などできないことを示している。原因究明よりも再稼働を優先する姿勢は許されず、健全性確認を再開すべきではない。

 

(連絡先)東京都新宿区下宮比町3-12-302

原子力規制を監視する市民の会

2025/10/15

柏崎刈羽原発6号機で制御棒トラブル 原因未解明なのに交換だけで再稼働作業再開するな!

みなさまへ(拡散希望)

 

再稼働予定の柏崎刈羽原発6号機で制御棒が制御できないトラブル

https://kiseikanshi.main.jp/2025/10/15/1222333-2/

 

東京電力柏崎刈羽原発で再稼働が予定されている6号機において、制御棒駆動機構のトラブルにより、制御棒1本が引き抜けない事態が発生しています。東電は、原因もわからないのに、当該の1本について予備品と交換するだけで再稼働に向けた健全性確認を再開するとしています。制御棒駆動機構は緊急時に制御棒を確実に挿入し、核分裂をとめなければならない安全上非常に重要な機器です。制御棒が制御できないという深刻な事態に際し、原因究明よりも再稼働を優先する姿勢は許されません。

 

〇トラブルの制御棒は引抜きも挿入もできず。全く制御できない状態だった。

〇なぜローラーが引っかかったか?当該の1本だけか?原因は未解明のまま。

〇5月の全数の動作試験では見つからなかった。動作試験では確認はできない。

〇原因究明より再稼働を優先するな!再稼働に向けた確認作業の再開するな!

 

◆制御棒が全く制御できない状況に

 

東電は6号機において再稼働に向けた健全性確認の準備作業を行う中で、原子炉内の核分裂を制御する制御棒の駆動機構に不具合が生じ、制御棒1本が全挿入の位置から引き抜くことができなくなったと8月25日に発表しました。これにより健全性確認は中断されました。

 

東電によると、トラブル発生後、電動駆動による挿入・引抜きができず、電動駆動部を取り外し、ジャッキを使ってボールねじを直接上下させたところ、ようやく9月20日にひっかかりが解消したといいます。制御棒は引抜きも挿入もできず、全く制御できない状態でした。

 

https://www.tepco.co.jp/niigata_hq/data/publication/pdf/2025/2025092501p.pdf

 

◆原因未解明なのに交換だけで再稼働を優先する東電

 

その後、東電は10月9日の記者会見において、制御棒が引き抜けなかったのは「ローラーがガイドチューブに引っかかったことによるもの」と推定したとし、今後は、「当該制御棒駆動機構を予備品との入れ替え…引っかかりがないことを確認」、「他の204体についても、電動での挿入・引抜き操作を行い、モーターの動作状況を電流測定し、引っかかりの兆候がないか1体ずつ確認」するとし、問題なければ健全性確認を再開するといいます。

 

https://www.tepco.co.jp/niigata_hq/data/publication/pdf/2025/2025100901p.pdf

 

しかし、回転して制御棒の動きを円滑にするためのローラーがなぜ回転しなかったのか、なぜ、どのようにして外側のガイドチューブに引っかかったのか、なぜ当該の一本が動かなくなったのか、他の制御棒に同じ事態が生じるおそれはないのか、何も明らかになっていません。原因が解明されたとはとてもいえないのです。

 

◆全数の動作試験では不具合を見つけられない

 

また、東電は、今年5月に制御棒205本全数の挿入・引抜き機能試験を既に実施しており、6月3日付SNS東電公式アカウントにて、「全ての制御棒駆動機構が正しく動作することを確認しています」と動画付きで報告していました。この時の試験で当該不具合を発見することはできませんでした。このことは、電動での挿入・引抜き操作だけで「引っかかりの兆候」の確認などできないことを示しています。原因究明よりも再稼働を優先する姿勢は許されず、健全性確認を再開すべきではありません。

 

https://www.tepco.co.jp/niigata_hq/data/publication/pdf/2025/2025050801p.pdf

 

◆再稼働に向けた作業を再開しないよう要請行動

 

この問題で、新潟県、東電、原子力規制委員会に対して、柏崎刈羽原発6号機の健全性確認試験など、再稼働に向けた作業を再開しないよう求める要請行動を新潟のみなさんと行います。柏崎刈羽原発の再稼働に反対の声をあげましょう!

 

阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)