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2007年7月27日 (金)

東電は地震を引き起こした海底活断層も値切っていた

活断層を活断層と認めない,認めても切って,縮めて過小評価するというのが,東電をはじめ電力会社の常套手段ですが,新潟県中越沖地震を引き起こした海底活断層についても,どうやらこれが行われていました。

東電は,建設時の調査で,原発沖合に海底活断層があることを発見していましたが,これを4つに切り分けた上でさらに長さ約8kmに切り縮め,他の活断層に比べて敷地に与える影響が少ないとして設計には考慮していませんでした。

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<東電の柏崎刈羽原子力発電所原子炉設置許可申請書より>
上の図中で「本発電所」とある「本」の字のまわりの4本が問題の海底活断層

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<東電の柏崎刈羽原子力発電所原子炉設置許可申請書より>

東電がその当時国に提出した原子炉設置許可申請書にある海底地形図を専門家が再評価すると,断層はつながっており,最大で約36kmに及ぶといいます。

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<朝日新聞より>

また,産業技術総合研究所地質調査総合センターは1994年にこの断層約20kmと評価しており,東電はこれを2000年には確認していたが,設計をやり直すことはなく、放置していました。

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<毎日新聞より>

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コメント

陸の派生断層が動いていた!
中越沖地震では、海底から陸側へゆるく傾いた活断層が動いて生じたと報道されていたが、実はそこから派生して原発方向へ延びる陸の活断層も動いていた。。。。。。。。

投稿: G-NETmaster | 2007年7月27日 (金) 13時39分

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1.発信元 国土地理院 2.概要 26日、新潟県中越沖地震を引き起こした断層は二つあり、当初考えられていた陸側に向かって南東方向に下がっているのではなく、海側に向かって北西方向に下がっていたとする分析結果をまとめた。陸側のほうが浅い断層が動いたことから、地理..... [続きを読む]

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