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2007年8月 1日 (水)

震源断層モデルの諸説

中越沖地震の震源断層モデルについて,各機関から異なる説が提示されています。陸に向かって下がる断層なのか,海に向かって下がる断層なのか,はたまたそれの組み合わせなのか。この地域の地質は複雑なようです。

・地震調査研究推進本部 地震調査委員会…余震分布から陸に向かって下がる南東傾斜の震源断層モデルを提示。
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/07jul_chuetsu_oki/index.htm

・国土地理院…地殻変動により,気象庁と逆の海に向かって下がる震源断層モデルを提示。
http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2007/0726.htm

・産業総合研究所 活断層研究センター…陸に向かって下がる主断層に,陸に向かって上がる分岐断層を組み合わせたT字型の断層モデルを提示。柏崎の沈降を説明するために分岐断層を設定した。
http://unit.aist.go.jp/actfault/katsudo/jishin/niigata070716/report/horikawa/index01_070724.html

・東大地震研…やはりT字型。ただし,陸に向かって上がる断層を主とし,それが柏崎の下を抜けて長岡平野西縁断層帯の一つである鳥越断層につながっているという説。陸に向かって下がる断層が分岐し,これが余震分布と一致する。
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/topics/niigata20070716/satow2.htm(以下の図も)

07726zu1

07726zu2_2

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