プルサーマルと佐賀県の100年を考える会が古川知事との直接面談を県に申し入れ
玄海原発プルサーマル計画:反対派の市民団体、知事に面談申し入れ /佐賀毎日
九州電力玄海原発3号機で今秋にも始まるプルサーマル発電に反対する市民団体「プルサーマルと佐賀県の100年を考える会」は2日、古川康知事との直接面談を県に申し入れた。同会は「国には、プルサーマルをはじめとした核燃料再処理計画から後退の動きがある」と主張。知事にも同発電を延期し、見直すよう求めている。
同会がこの日提出した要望書では、電気事業連合会が6月12日にプルサーマル実施の目標達成時期を延期したことや、青森県六ケ所村の再処理工場の稼働の遅れを指摘。「九電もプルサーマルを急いで実施するべきではない」と訴えた。
同会によると、知事との面会はこれまでも要求してきたが、県は「プルサーマルの是非を問う住民投票を求められた時に面会した。その後、状況に変化はないので会う必要はない」と拒否しているという。同会はこの日の県との交渉で「電事連などの動きは変化だ」と反論した。【上田泰嗣】
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