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2009年11月 1日 (日)

玄海プルサーマル反対で連日の動き

 佐賀県玄海原発3号機で日本で初めてのプルサーマルが実施されようとしています。10月18日に装てん終了し、11月初旬に試運転開始と発表されています。しかし、MOX燃料の検査について、自主検査で不合格品を通した可能性の問題に加え、国の検査にも不備があることが新たに明らかになっており、佐賀、福岡のみなさんは、これらを武器になんとしても運転させまいとして連日奮闘されています。

■10月28日(水) 議員会館にて 緊急の保安院交渉
 近藤正道議員事務所にて緊急の保安院交渉を行いました。テーマは、MOX燃料で国が行う輸入燃料体検査についてです。
 MOX燃料は、電力が行う自主検査と国による検査の2つがあります。自主検査にでは、関西電力で1/4の不合格品が発生しています。合格基準やデータが不明な九州電力のMOX燃料でも、不合格レベルの燃料が混ざっている可能性について、保安院は「否定できない」と10月7日の保安院交渉で述べました。保安院はそれでも、一律の基準で行っている国の検査に合格しているから、安全性は問題ないといってきました。ところが、28日の交渉では、その国の検査基準が法的に定まっていないことが明らかになりました。
 国の検査項目の中に燃料ペレットの不純物というものがあります。これについて各社の輸入燃料体検査申請書をみると、元素の種類が4(浜岡)~28(九電)~40(関電)種類とばらばらです。保安院がこれが基準だとする技術基準(省令)には、「著しく偏差がないこと」という一般的な要求しかなく、仕様は規定されていません。このような場合、民間や学会の規格を使うことになるのですが、保安院はこうした規格を公的に承認する手続きをとっておらず、電力会社が勝手に規格を援用し、一部を自主検査に振り分けるようなことまでやっています。
 交渉において保安院は、不純物検査について法的な基準が定まっていないこと、国の検査が安全性検査で、自主検査は安全性とは別の品質保証であるというような区別は存在しないことを認めました。

■10月29日(水) 佐賀にて 佐賀県との交渉
 佐賀のみなさん、福岡のみなさん、関西、東京から参加して、佐賀県庁で上記の国の検査をめぐり、要請書を提出して交渉を行いました。新たな問題が出てきたのだから保安院を佐賀に呼んで説明を受けるよう要求しました。対応した原子力安全対策課の田代課長は、「国の検査により安全性は確認されているので説明を受けるつもりはない」を壊れたレコードのように繰り返していました。その根拠が崩れていることをいくら説明してもレコードは止まりませんでしたが、保安院が、国の検査が安全性、自主検査が別の品質保証という区別はないとの見解を示したことを紹介すると、激しく動揺し、怒り出しました。ここが弱いところなのでしょう。一応は知事と相談するということで終了しました。

■10月29日(木) 夜 佐賀にて 学習討論会
 記者説明の後、市民会館で学習会を行いました。大会議室は約80名で埋まりました。3時間に渡るもので、やや難しい話もありましたが、終始真剣にみなさんの議論が続きました。

■10月30日(金) 福岡にて 九州電力本社交渉
 実にモノモノしい警備で、容易に中に入れない状態でした。廊下にもたくさんの警備の人が配置され、トイレに行くにもついてくるという有様でした。市民側は、長崎や佐賀からも含めて60名以上が集まりましたが、50名しか絶対入れないという強硬姿勢でした。テレビカメラも最初しか撮らせないというきつい姿勢で、これには最後に市民は怒りの抗議をしました。次のような点が特徴的だったでしょうか。

・検査課から言われたせいだったのか、自主検査項目については最初の回答で公表しました。その項目は四国と1つを除いて同じで、前に佐賀の市民が入手していた項目名と同じでした。それらの中には国の検査項目と重なるものが多く、その違いを質問しましたが要領を得ないものでした。たとえば、不純物については、28元素を国の検査項目としてあげているが、自主検査ではそれ以外を検査しているとのこと。全不純物総量について自主検査しているかどうかは、何度聞いても企業機密ということでやっているかどうかを答えませんでした。

・10月7日の保安院検査課との交渉で、我々は保安院から、九電からは詳細は何も聞いていないと聞いたのですが、この点については、7日以後に九電が検査課にデータを示して説明し、了解を得たということでした。ただし、関電が自主検査で不合格にした項目がどれかは依然として知らないということ。

・メロックス社(MOX燃料を製造したフランスのメーカー)からは、関電の合格範囲を適用しても、九電の場合は不合格にならないと聞いているとのこと。ただ、それについてはメロックス社から聞いただけという範囲は出ないようでした。

・出席した九電の技術関係の人は、やはり自主検査と国の検査を区別して、安全性はあくまでも国の検査で保証されていると主張。これに対しては、そのような考えを保安院は否定しているとこちらは主張しました。

・決定的だったのは、国クニというが、国の検査では審査基準はどのように規定されているかとのこちらの問いに対し、その技術者は、私は知らないと答えたことでした。問いつめると、4元素についてはウランの基準が適用され、他はウランの場合の経験を参考にして保安院が判断していると聞いてはいるというのですが、そのような規格があるかどうかは知らないというのです。この点は、規格もなしでプルサーマルをやるのかと、参加者全員で責め立てました。最後彼らは逃げるように部屋から出て行きました。時間は2時間の予定を30分はオーバーしていました。

■11月1日(日) 各地で街頭行動
 福岡にて、起動すべきか中止すべきかを問う街頭アンケート、佐賀でも街頭行動が行われました。

■11月2日(月) 九州電力本社にて宿題の回答
 30日の交渉で宿題となった事項について、福岡のみなさんで回答を聞きに行くとのことです。

 佐賀県との交渉が行われた29日は、愛媛でも県との交渉が行われました。九州のみ
なさんも各地のみなさんもあきらめずに元気に活動されています。保安院を佐賀に呼ん
で説明させる件については、別ルートで実現する可能性があります。それぞれの持ち場
でできることをやっていきましょう。

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