昨年3月20日に応募取りやめた?のはなぜか??
東洋町議らが町長告発 核廃施設問題/高知新聞
http://www.kochinews.co.jp/0702/070202headline04.htm#shimen4
「告発状では、田嶋町長は昨年3月20日付で高レベル放射性廃棄物最終処分施設候補地への応募書を作成提出したが受理されず、返還された後に破棄したとしている。田嶋町長は応募した事実の証拠を隠滅するために、公文書を破棄したと考えられる―などとしている。」
「提出したが受理されず」というのは、先日NUMOで聞いた説明とは違います。NUMOの説明から状況を再現すると、
1.応募書を開けた(この時点で「いただいた」=NUMOにとっては「一般的には『受理した』といわれても仕方のない状態」となった)
2.事前に話のなかった(事前協議がなかった)町からの応募だったので、意向を確認する電話をした。
3.すると町長は「応募を取り下げる」と言った。
4.NUMOは東洋町に行って、町長に応募書を返還した。
となります。町長が勝手に取り下げたというのがNUMOの言い分です。しかし、上記で明らかにおかしいのが3.です。応募しておいて、いきなり「取り下げる」というのは余りに不自然です。実際には2.でNUMOが何か言ったはずです。
1.応募書を開けた。
2.町長に電話をかけて、NUMOは、「 」と言った。
3.すると町長は「応募を取り下げる」と言った。
4.NUMOは東洋町に行って、町長に応募書を返還した。
さて、問題です。「 」には何が入るでしょう?
そのあたりも是非解明していただきたいものです。
東洋町町長核廃施設応募の理由/高知新聞
http://www.kochinews.co.jp/0702/070202headline03.htm#shimen3
「私としては、これまで議会に対して相談はしてきたつもりだ。反対請願書に5人の議員が署名していた。これまでの相談は何だったのかと思い、自ら決断しないといけないと考えた。4人の議員は応募に賛成しており、応募は許される範囲だ。この事業が財源確保や行政サービス、福祉の向上などに有効で、原子力エネルギーの問題も勉強できると思い自ら決断した。」
先日NUMOに提出した岐阜の市民団体からの申入書はこちらにあります。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~renge/nb-18.doc
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コメント
昨年3月22日に応募書を撤回した理由を知っています。
町長が勝手に連絡先とした人物が、NUMOからの確認電話を受けたとき、驚いて受け付けないように依頼、町長に「議会にも住民にも知らせずにことを運んではならないのではないか」と意見し、撤回することになったのだそうです。本人から聞きました。
それを混乱していた町長は諭された相手を間違え、NUMOに言われたかのようにマスコミに発表したのだそうです。
投稿: げき | 2007年2月 5日 (月) 23時25分
情報ありがとうございます。合点がいきます。
昨年の応募書には町長の他に連絡先となっている人がいたわけですね。
それにしても、町長以外の人物の意向を聞くというのはそれはそれでおかしな動きだと思います。先日行ったときのNUMOは町長の首長としての判断ばかり強調していましたから。
またよろしくお願いします。
投稿: ふくろう | 2007年2月 5日 (月) 23時40分