岩手の会他より…再処理第三ステップ開始凍結を求め、放射性廃液の海洋放出に抗議する声明
岩手の永田さんより
本日岩手県庁の県政記者クラブで、三陸の海を放射能から守る岩手の会など7団体の連名による「原燃の第三ステップ開始凍結と11月提出した要望書への文書回答を求める」抗議声明を公表し、声明文を原燃兒島社長へ送りました。また、青森県県庁記者クラブにもファクスを入れました。
マスコミは7社ほど参加。記者からは、原子力施設の放射能排出基準にかかわること、これと原燃の排出基準(管理目標値)との関係、海洋拡散希釈についてなどの質問がありました。
下北沖合の海洋へ原発規制値の1400倍ものトリチウムが放出されていること、本格操業になれば2700倍もの放出になること。除去技術があるにかかわらず設置しようとしていないが、これは最優先して設置すべきこと。放射能の海洋拡散状況は把握しているはずであり公表すべきであること。国際条約でも放射能の海洋投棄は禁止されていること。などを強調しておきました。記者たちがこの問題の本質を理解し取り組んでくれることを願いつつ関連資料を渡して説明しました。
抗議声明文は以下(三陸の海を放射能から守る岩手の会HP)です。
http://homepage3.nifty.com/gatayann/gennnenn%20kougi.htm
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