2006年6月15日 (木)

岩手県町村会が再処理の情報公開を原燃に求める提言

原燃の情報隠蔽姿勢に対し、岩手県の町村会が動きました。
13日、原燃に対し以下の内容を含む提言書を提出しました。

提言
・再処理工場の役割や安全性について県民に継続的に説明する。
・環境モニタリングを定期的に実施する。
・事業の進ちょく状況や環境モニタリング結果などを定期的に情報公開する。

http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m06/d14/NippoNews_11.html
(岩手日報)

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2006年5月20日 (土)

情報公開を求める声…各所から

県と県議会に要望書を提出 水産関連/岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/linkc.cgi?url=http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m05/d19/NippoNews_4.html&file=linkc4

「県漁連(大井誠治会長)や県信漁連(佐々木昭夫会長)など県内の水産関連6団体は18日、県と県議会に対して日本原燃(青森県六ケ所村)の使用済み核燃料再処理工場の試運転(アクティブ試験)開始に伴う本県沿岸域周辺での海洋調査実施などを求める要望書を提出した。」

「要望は、アクティブ試験に伴い▽海洋環境調査の実施▽放射性廃液の情報を開示▽事故が発生した場合は操業を中止する-の3点を国と日本原燃に働きかけるよう求めている。」

六ケ所村の核燃再処理工場:放射性試薬漏出 公表問題、「元凶は協定自体に」/毎日青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20060519ddlk02040234000c.html

「六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で17日、ウランを含んだ硝酸が約7リットル漏れるトラブルが発生したが、事業者の日本原燃が県民に公表したのは、発生から約20時間後だった。県と結んだ安全協定に基づく対応だが、4月に起きた水漏れトラブルの際には、協定に基づいていたにもかかわらず、公表は発生から35時間後だった。市民団体などからは「公表遅れの元凶は協定自体にある」と協定見直しを求める声が上がっている。」

原燃に安全策要請を 県市長会知事に/岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/linkc.cgi?url=http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m05/d19/NippoNews_13.html&file=linkc13

「日本原燃(青森県六ケ所村)の核燃料再処理工場で行われている試運転(アクティブ試験)について、県市長会(会長・谷藤裕明盛岡市長)は19日、国や日本原燃に対し安全対策を求めるよう増田知事に申し入れた。谷藤市長、山内隆文久慈市長らが県庁を訪れ、増田知事に要望書を手渡した。山内市長は久慈広域4市町村の要望書も提出した。」

「要望書は▽工場の仕組みや安全性を継続的に説明する▽県内の沿岸海域にモニタリングポストを設置する▽事業の進ちょく状況などを定期的に情報公開する-などを求めている。県市長会は2日に日本原燃を訪れ、同様の要請を行っている。」

「増田知事は「住民の不安を解消するよう、国や事業者に安全確保について申し入れをする。冷静かつ適切に、厳しく対応していきたい」と述べた。」

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2006年5月17日 (水)

放射能予報出して…原燃、県、保安院に要請

青森県などに反核団体が「放射能予報出して」/デーリー東北
再処理試運転で「放射能予報を」/4団体が会見/東奥日報

16日、原燃の放射能放出や運転状況についての情報公開があまりに不十分であるとして、改善を求める要請書を原燃、青森県、保安院に提出しました。

要望書
http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/gennen_yobo060516.htm

東京でも保安院に行きました。核燃料サイクル規制課は、情報公開の仕方については県、村、原燃が当事者で保安院は関係ない、法令上、保安規定上は問題ないと、与り知らずとの姿勢。それでも情報公開の仕方が原発よりもひどいという話をすると首をかしげていました。要請について保安院から原燃に伝えることは約束しましたが、保安院内での検討については期待できそうにありませんでした。

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2006年5月 3日 (水)

原燃さま 5月1日は休祭日ですか?

原燃のHP「運転情報(試験運転の状況)」は、5月2日午後3時にようやく更新され、4月28日の廃液放出について、「アクティブ試験の過程で発生した廃液を含む処理済排水について、1回目の海洋放出(約600m3)を4月28日に実施しました」とだけ記載されました。結局、5月1日には全く情報が出ませんでした。原燃HPにあるカレンダーでは赤字の休日扱いになっています。

5月1日は労働者の祭典メーデーです。原燃で働く労働者にもぜひ祝っていただきたいとは思うのですが、日本では公には休日ではありません。それに本来はこの種の情報公開は、工場が休日もなしに動いている以上、休日関係なしに公開されてしかるべきです。

この問題について松丸さんからの情報です。

情報公開について定めた
六ケ所再処理工場におけるアクティブ試験等に係るトラブル等対応要領
http://www.jnfl.co.jp/daily-stat/care-pdf/recycle-care-trouble.pdf
http://gensiryoku.pref.aomori.lg.jp/trouble/pdf/cycle_re.pdf
に以下の記載があります。

第6 運転情報に係る対応
事業部長は、六ケ所再処理工場におけるアクティブ試験等に係る運転情報について、別紙2「六ケ所再処理工場におけるアクティブ試験等に係る運転情報の公表等」に基づき、適切に対応するとともに、必要に応じて、適時的確な対外説明を行うものとする。

-別紙2-(抄)
情報提供区分:運転情報(試験運転の状況)
公表区分:翌日のホームページに掲載(ただし、翌日が休祭日の場合には翌勤務日に掲載)

今回の原燃の対応は、5月1日を勝手に「休祭日」とし、情報公開を行わなかったということになります。情報公開の規定は、青森県や六ヶ所村との協定に係わるものです。青森県や六ヶ所村は、5月1日を「休祭日」と認めたのでしょうか?

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2006年5月 2日 (火)

工場は止めずに情報公開だけは連休??

アクティブ試験の状況について、原燃社長は「HPで情報は公開しているので見てください」と言っています。しかし今5月2日10時現在で、原燃HPは4月27日段階で止まっています。28日の廃液放出についてはHPのどこにも記載はありません。

http://www.jnfl.co.jp/daily-stat/000000-month/re_siken.html

連休ですか?職員のみなさんが連休をとられるのは大変結構な事だと思います。でも、工場は動いているのではないですか?

工場は止めずに、情報公開だけは連休というのはおかしくありませんか??

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